どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
今回は投球フォームについてのお話です。
みなさんは自分にあった投球フォームで投球してますか?
自分にあってないと、どこか痛めたりケガや故障の原因となります。
きちんとした投球フォームで投げないとパフォーマンスが下がってしまい、モチベーションが保てないと思います。
なので今回は投球モーションを探すお手伝いをします。
色々な投球フォームについてわかりやすくご紹介していきたいと思います。
正しいフォームを考えよう!
まず考え方からです。
自分がどういった投球フォームで投げたいのか?を考えます。
考えましたか?すでに投球フォームが固まっている人も一度振り返る気持ちで考えてみましょう。
まず考えろ!と言ったのは、どんなスポーツでも頭と心と身体が一致していないと上達はおろか最悪ケガをしかねません!
自分はワインドアップで投げたいのか?セットポジションで投げたいのか?はたまたオーバースローで投げたいのか?スリークォーターで投げたいのか?
振りかぶるのか?振りかぶらないのか?
それらをピッチングフォームについて構えてからボールをリリースし、フォロースルーまでのことについて考えます。
自分したい投球フォームについてある程度考えたら、次はそれについて調べます。
調べるのは野球サイトであっても、野球が上達する本でも何でもいいです!
そうすることで、頭と心と身体が一致しやすくなり投球フォームを習得する上でよりスムーズにおこなえます。
また、すでに投球フォームが固まっている人も考えるたり、調べることで、新しい発見や自分の今の投球フォームについて見つめなおすことができるのです。
まあ、当たり前のことを言ってるんですよこれ。
みなさんは、学校で勉強してきましたよね。予習をすれば、学校での授業が入りやすくなり、テストがあれば復習をしてテストに備えます。
投球フォームも、予習や復習することにより、自分の今の投球フォームをより良いものにすることができるということです。
まあ、話は戻りまして投球フォームは頭と心と体を一致させないと、よりスムーズに投球フォームを修得するのは中々難しいです
例をあげますと仮に
自分がやりたくないポジションを監督やコーチにすすめられたとしてらモチベーション下がりますよね?
モチベーション下がるどころか、もしやりたくないポジションに配置転換されたら心と身体のバランスを崩してエラーどころか、ケガまでしそうですよね?
今そういうことを考えたら
ほら
ゾッとしませんでしたか?
いやだなと思いませんでしたか?
そういうことなんです!
頭で考えるとはそういうことなんです!
ぶろ太
そんな状態でいいパフォーマンスはできません。
なかにはそういう状態でも大丈夫な人もいますが、ただそういう人も頭と心と身体を一致させればもっといいパフォーマンスを出せると思います。
まあ色々チーム事情もあると思いますので、極力そういう考えを持ってのぞむことが大事になってきます。
自分がやりたいことを考えて調べるということは、これから投球フォームを固める上で大事になってきます。
またすでにフォームが固まっている人も自分の今のフォームを見つめなおすことができます。
今のフォームより良い投球フォームが出来れば言うことがありません。
そういった意味でも見つめなおすことにより向上心を持ってフォームを見つめなおすことをオススメします。
基本となるのは4つの投球フォーム!
自分のやりたいことを考えて調べ終わったところで、頭にいれておくべき基本となる4つの投球フォームについて説明していきたいと思います。
まずピッチャーの投球フォームというのは大きく4つにわけられます。
その4つの投球フォームそれぞれにメリット、デメリットがあります。
それを今から説明していきたいと思います。
オーバースロー
オーバースローとは、肩より上で投げる投げ方で、スリークォーターと並んで一番ポピュラーな投げ方のひとつです。
その他の特徴やメリット、デメリット等詳しくこちらの記事で紹介しています。
⇒オーバースローのメリットデメリットは?自分にあった投球フォームを探そう!
スリークォーター
その名前のとおり4分の3と言われているように、オーバースローとサイドスローの中間にあたる、肩口から斜めに投げる投げ方のことを言います。
詳しくスリークォーターについて書いている記事はコチラ。
サイドスロー
サイドスローとは、ピッチャーがボールを投げる時に、ボールを投げる腕が地面と平行に投げる投げ方のことを言います。
詳しくサイドスローについて書いている記事はコチラ。
⇒サイドスローの正しい投げ方教えます!4つのメリットと3つのデメリットを解説!
アンダースロー
アンダースローとは、その名前のとおり下から投げる投げ方のことを言います。ボールが、下から上に上がってくることからサブマリン投法とも呼ばれる。
詳しくアンダースローについて書いている記事はコチラ。
⇒アンダースローについて大切なこと詳しくわかりやすく教えます!
自分に合った投球フォームを見つけることが大事!
詳しく書いてある記事のなかでも言っていますが、人それぞれ体格や、筋肉の量、体幹、関節の可動域など人それぞれにちがいます。
そうした中で、やはり自分に合っている投球フォームか見つけることが大事になってきます。
今の投球フォームが果たして自分に合っているかなんて、自分自身もわからないと思います。
今の投球フォームを磨くのも大事ですが、新しい投球フォームが自分に合っているかもしれません。
コーチや監督、トレーナーなど、周りに自分を見てくれる人に相談しながら、自分に合った投球フォームを見つけることが、結果的に自分がいいピッチャーになれる近道と言えるでしょう。
投球フォームの流れをつかむ!
投球というのは一連の流れで成り立っています。
ピッチングだけではなくバッティングや守備、他のスポーツなどでも一連の動作や流れをつかむことでよりスムーズにプレーできパフォーマンスも向上します。
今からピッチングフォームでの流れのポイントをご紹介します。
違和感なく一連の動作ができるか?
まず一番大事なのは違和感なく、一連の動作ができるか?
ということです。
ここでいう一連の動作とは、ピッチャーが構えてから、ボールをリリースするまでのことを言います!
ひとことに、構えてからボールをリリースするまでと言いますが、簡単に見えて様々に気をつけなけばならないポイントや大事になるポイントがあります。
その一連の動作のなかで
いかに自分が動きやすく、安定した一連の動作ができるか?
それが出来るようになれば、あなた自身の理想の投球フォームに、たどり着く近道になりますので、理想の投球フォームを修得する上でも大事になってきます。
ワインドアップで投げるのか?ノーワインドアップで投げるのか?セットで投げるのか?
違和感なく一連の動作をするためのポイントを少し技術的に説明していきたいと思います。
まず、ピッチャーが一連の動作で投げる中で、まず最初にすべきことは
ワインドアップで投げるのか?ノーワインドアップで投げるのか?はたまたセットポジションで投げるのか?
という投球姿勢について考える必要があります。
正しい投球姿勢をとっていないと、ボークによる反則をとられたり、ランナーにモーションを盗まれたり(走られたり)
ピッチングが安定しないことでコントロールが乱れたりと、投球姿勢はピッチャーにとって大事になってきます。
その他の投球姿勢の大事なポイントについてはコチラで詳しく紹介していますのでぜひ参考にして下さい。
⇒ワインドアップとノーワインドアップとセットポジション3つの違いを解説!
プレートを正しく使う!
次にピッチャープレートを正しく使うことが、大事になってきます。
前後や左右に今の自分のスタイルに合った踏み方をしていく訳ですが、プレートを正しく使う上で絶対にしてはいけないことがあります。
それは
プレートに触れず投球動作に入ってしまうことです。
わかってはいても人はつい集中してしまうと、意識がそちらに行き忘れてしまいがちになります。
しっかりとプレートは意識しながら踏みましょう!
プレートの前を踏むと、直接プレートには足をのせず、スパイクの横でのせるために、膝を上げたときにバランスをとりやすいです。
プレートの後ろを踏むと、スパイクの金具を利用して、プレートを蹴ることができます。
プレートを蹴ることにより、球威が増したり、体重移動しやすいなどの利点があります。
しかし、プレートを蹴ることによって、上体が突っ込みやすく、リリースポイントが不安定になるという欠点もあります。
ぶろ太
一概にプレートを蹴ることが、悪いとは言えませんが、蹴る蹴らないは本人次第となります。
左右のプレートの踏み方は、基本は右ピッチャーだと三塁側、左ピッチャーだと一塁側に踏むと角度がつくため効果的です。
要するに利き手側に踏むと言うことです。
そうすることにより、例えば左ピッチャーが左打者と対した時に背中から来るくらいの角度がついたボールになります。
サイドスローなら更に角度がつき、例えば左ピッチャーが左打者と対した時に、のけぞるくらい背中から来ます。
更に右打者だと俗にいうクロスファイアになりバッターが打ちづらく有効なプレートの踏み方となります。
ただ、少年野球の人などは、プレートの踏み方はそれほど気にしなくても大丈夫です。
プレートの踏み方や踏む位置は、今の自分の環境や、投げれる球種、その時の状況で臨機応変に変えて行くのが理想と言えます。
軸足をうまく使う!
続いて軸足の使い方です!
車においては軸は車輪と車輪をつなぐ丸棒のことを言い非常に大事です。
ピッチャーの投球フォームも軸足はとても大事で、これがうまくいってないと体重移動がうまくできなくなり、結果的に制球が乱れたり、球威や球速が出なかったりという恐れが出てきます。
そうならない為にも軸足はしっかりと安定させる必要があります。
安定させつつ、軸足にしっかりとタメを作ることが大事になってきます。
まず前足をあげて軸足だけで立つわけですが、しっかりと軸足だけで立つことが基本となります。
ここが不安定になると、開くのがはやくなったり、突っ込んだり結果的に制球が乱れるので、しっかりと立つようにすることが基本となります。
前足は高くあげた方が軸足に体重が乗り勢いがつき球威や球速が出るかもしれませんが、高くあげすぎるとバランスを崩す可能性もあるので、自分がバランスを崩さない程度に足をあげるのが理想と言えます。
そして次に軸足だけで立った時にどこに体重をのせるといいか?
ですが、股関節に体重をのせるのが理想とされます。
そうすることにより、上半身を残すことができ、正しいヒップファーストで投げることができます。
ここで重要なのはヒップファーストを意識するのではなく、正しく、しっかりと軸足の股関節に体重をのせることができれば自然とヒップファーストになるということです。
ヒップファーストを意識しすぎると腰をひねったりしてバランスを乱しやすくなるので、軸足を意識することが大事になってきます。
ここでひとつ二段モーションというのをご存じでしょうか?
投球動作の中で軸足でない方の足を上げ、下げた後に再び上げることを言います。
この二段モーションが2018年の今年から一部解禁になりました。
タメを作りやすいなどのメリットがある二段モーションについて興味がある方はこちらの記事で詳しく紹介しているのでぜひ参考にして下さい。
また塁上にランナーがいる時に盗塁を防ぐ為にも、ピッチャーは早く投球動作を終えなければなりません。
そのような時にクイックモーションが有効になってきます。
そんなクイックモーションについて詳しく書いてある記事はコチラで、わかりやすく紹介しているのでぜひ参考にして下さい。
そして次に着地です。この時に気をつけたいことは、軸足でない方の足を着地した時には軸足は伸ばして着地していることです。
このとき上半身は残しつつ、軸足でない方に体重をのせることが大事になってきます。
テイクバック
テイクバックは正しい取り方をしないと肩や肘に負担がかかり、故障の原因となるので正しいテイクバックの動作を覚えましょう。
テイクバックは、力まず自然な形で行えるのが理想です。
腕を内にひねり、腕をさげて肘は肩と平行になるように持っていきます。
これを自然な形で、できるようにひたすら練習してみましょう。
よくテイクバックは大きく取った方がいいのか?小さく取った方がいいのか?というのを聞きますが、体重移動さえしっかりとできているなど基本ができていれば、特に大きく取ろうが、小さく取ろうが関係ないと言えます。
しかし最近はテイクバックを小さくすることにより、コントロールが良くなる傾向があると言われ、最近のプロ野球のピッチャーもテイクバックを小さくするピッチャーが増えてきています。
トップの位置は正しく
トップの位置は正しい位置でとらなければなりません。
トップの正しい位置は、テイクバックから持ってきたボールを持っている手が頭の後ろ、肘と肩が平行になるように持って来るのが正しい位置と言えます。
これよりも、下がってしまうと肩や肘に負担がかかり故障のおそれがでてきますのでトップは正しい位置でとらなければなりません。
リリースを安定させる!
リリースポイントとは、野球のピッチャーにおいて、投球の時にボールを離すポイントになります。
力のあるコントロールされたボールを投げるためには、このリリースポイントを安定させる必要があります。
ピッチャーは毎回同じリリースポイントで投球しないとコントロールが安定しません。
逆に言うとこのリリースポイントが安定すれば、ピッチングも安定させることができると言えます。
正しいリリースポイントの位置は人によって異なります。
自分がしっくり来るところ、一番力の入る場所が正しいリリースポイントの位置と言えるので、その場所で毎回リリースできるように練習してみましょう。
フォロースルー
野球のピッチャーにおいてのフォロースルーとは、ボールを投げた後に肩や肘や足などに負担がかからないよう力をうまく逃がす動作のことを言います。
このフォロースルーがうまくできる人とできない人では身体に掛かる負担が格段に違います。
またフォロースルーをスムーズにできるようになるように筋トレは欠かせません。
筋力アップで良いフォロースルーを目指しましょう。
またピッチングにおいてスタミナを残す為にもフォロースルーをうまくできるように反復して練習しましょう。
特殊な投球モーション
特殊な投球モーションについて説明して行きたいと思います。
マサカリ投法
村田兆治が使っていた投球フォームで、マサカリを振りかざしているように見えたことからその名前がつきました。
マサカリ投法について詳しく書いている記事はコチラ!
⇒マサカリ投法とは?由来やメリットと村田兆治のフォークを解説!
トルネード投法
野茂英雄が使っていた投球フォームで、身体を大きくひねりそこから一気に勢いをつけて投げる投法で、そのひねりがトルネードに見えることから名前がつきました。
トルネード投法について詳しくコチラの記事で紹介しているので興味のある方はぜひ参考にしてください。
ソフトボールにおいての投球フォーム
ソフトボールは野球と違い下手投げでグラウンドに対して垂直な角度で投げます。ソフトボールのピッチャーは描く軌道によって投球フォームの種類があるので説明していきたいと思います。
ウインドミル投法
ピッチャーの腕を回している見た目が風車に似ていることから、ウインドミル投法という名前がつきました。
ウインドミル投法について詳しく書いている記事はコチラで紹介していますので参考にしてください。
スリングショット
ピッチャーのフォームがゴム式のパチンコに似ていることからスリングショットという名前がつけられました。
スリングショットについて詳しく書いている記事はコチラで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
⇒ソフトボールの投げ方の一つスリングショットとは?コツ教えます!
エイトフィギュア
エイトフィギュアとはスリングショットを変形させたフォームで腕を大きく8の字に振って投げることからエイトフィギュアという名前がつけられました。
エイトフィギュアについて詳しく書いている記事はコチラで紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
⇒エイトフィギュア投法とは?ソフトボールの投げ方の一つを解説!
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?今回は野球の投球フォームについて記事を書かしていただきました。
野球においてピッチャーはとても重要なポジションです。
ピッチャーの投球フォームは、人それぞれで中にはとても個性的な投球フォームで投げている人もいるでしょう。
構えが個性的な人、振りかぶる人、セットで投げる人、二段モーションでバッターのタイミングをはずす人
野球のピッチャーは実にさまざまな投球フォームで投げています。
明日はどんな個性的な投球フォームで投げる人が出てくるのでしょうか?
楽しみですね。
今回も長々と最後まで記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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