どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
選球眼って言葉は、もちろん野球をやっている方や野球が好きな方なら、みなさんご存知だと思います。
バッターにとってはなくてはならないもののひとつで、ある意味、地味だけど1番大切なものかもしれません。
派手に取り上げられることはないですが、簡単に手に入れられえるものではないようです。
今回はそんな選球眼について見ていきましょう。
目次
選球眼とは?選球眼のよさを示す数値ってあるの?
Kole Calhoun
単年契約でTEXに加入。2019年には33HRを記録するなどパワーと選球眼が自慢であるが、デビュー以降変化球の空振り率が上昇し、打撃が荒くなっている。昨季は左脚の故障に幾度も悩まされ、打撃では自己ワースト。今季は長打力は相変わらずもアプローチを変えたのか四球率は自己最悪ペース。 pic.twitter.com/75Rknd2ldJ— 毎日MLB (@onedayoneplayer) June 6, 2022
では、選球眼とはどんなものを言うのでしょうか。改めておさらいしてみましょう。
選球眼とは、野球において文字通りバッターがボールを選ぶ能力のことです。
ボールを選ぶといっても、具体的にはどんなことを指しているかと言うと、ストライクとボールを見分ける能力のことです。
それによって四球を選び見極める力のことをいいます。
ストライクと言うのは、ルール上は「打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、ひざ頭の下部のラインを下限とする本塁上の空間をいう。」となっています。
なんかややこしい表現ですが、この空間をピッチャーの投げたボールがノーバンで通過、かすめれば、ストライクということになります。
ですが、実際には、ストライクとボールを見分けるのは結構大変なことになります。
キャッチャーや審判のようにストライクゾーンの真正面から見るのと違ってバッターはストライクゾーンの斜め上から見る形になりますから
そこを通過するボールを判別するのは結構大変な作業になります。
そして、ボール球に手を出せば、凡打確率も増えますし、四球も選べませんから、バッターにとっては、この選球眼というのは、意外に大切なもとなってきます。
この選球眼の能力を示す数値としては、「O-Swing(ボールゾーンスイング率)」や「Z-Swing(ストライクゾーンスイング率)」といったものが用いられることが多いです。
それぞれ、「ボールゾーンスイング数/ボールゾーン投球数」、「ストライクゾーンスイング数/ストライクゾーン投球数」で算出される数値で、NPBの平均は、前者が30%前後、後者が65%前後となっています。
選球眼を鍛える、良くする3つの方法を紹介!
では、選球眼を鍛えるにはどうしたらいいのでしょうか。ここでは、3つの方法を紹介していきます。
ストライクゾーンの把握
まずは、意外とできていないのがこのストライクゾーンの把握です。
ストライクゾーンというのは、先ほど説明しましたし、なぜ、バッターから見てストライクとボールの判断が難しいのかについても触れました。
しかし、バッターは一度打席に入ると、ピッチャーのボールを打ち反すことに集中してしまいます。
つまり常に打ちに行ってしまうので、正確なストライクゾーンというものを体感的に把握できていなかったりするわけです。
バッターボックスに入って、実際に打つ時と同じように構えて、ピッチャーの投げるボールをただ見るだけということも大事なことになってきます。
瞬間視のトレーニング
ピッチャーが投げたボールについて、バッターは瞬時にストライクやボールかを判断しなければいけません。
そこで役に立つのはこの瞬間視を鍛えるトレーニングです。
簡単に言えば、見たものをすぐに覚える訓練です。
覚えるというのは目から入った情報を脳に伝達することから始まりますから、バッターにとってもこの種の能力が大事になってきます。
具体的には、簡単な方法ですと、本を開いてパッとそのページを見たら、すぐに閉じて記憶するといったことが挙げられます。
こういった本も出ているので、参考にされてみてみるとよろしいかと思います。
動体視力のトレーニング
動いているボールを見るわけですから、当然、動体視力のトレーニングというのも必要になってきます。
動いているものを目で追って、それを認識するというのが基本的なトレーニング方法ですが
例えば、二人一組になって、片方が目で追える範囲で何かを動かし、もう片方がそれを見るといったことが考えれられます。
また、動態視力を鍛えるための眼鏡のようなものも考案されています。
その名もビジョナップと言います。
野球などのスポーツには欠かせない動体視力トレーニングができると話題のメガネです。
小学生から高齢者までお使いになられるのでおすすめの商品です。
詳しくは下記のリンクからご覧いただけるので興味がある方はぜひご覧になられてみてはいかがでしょうか。
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選球眼が鍛えれるグッズは?
先ほども動体視力トレーニングメガネのビジョナップを紹介しましたが、他のグッズも少し紹介したいと思います。
動体視力トレーニングソフト
画面や仕組みがシンプルで使いやすいのが、動体視力トレーニングソフトです。
動体視力ソフトと脳速視力ソフトを統合した内容になっていて、このシリーズの決定版と言っても良い商品です。
今はこういった動体視力ソフトを鍛えれる能力開発ソフトもあるので、つくづく便利な世の中になりましたね。
ベクターボール
ベクターボール(Vector Ball )と言います。
ベクターボール(Vector Ball )は、野球の眼力 (メヂカラ) を鍛える視覚トレーニングボールと謳われている商品です。
この商品はインパクトを見に行かなくても、自然と視覚的に感じることができ、インパクトの位置(ポイント)の修正と改善を目的とした商品です。
インパクトの瞬間に、光るのでボールから、目を切らないように鍛えることができるトレーニングボールで
自然に楽しく動体視力の強化や運動視覚を鍛えることができます。
パンチングボール
パンチングボールやボクシングボールと呼ばれるものですね。
よくボクサーの選手が動体視力を鍛えるときに使うやつですね。
ボクシングも野球と同じで上達するには動体視力や反射神経が重要なポイントとなるのは明確といっていいです。
その他にも俊敏性、集中力、反射力、筋力アップにもなるのでボクシングだけでなく野球や他のスポーツににおいても十分効果を発揮する商品です。
選球眼のいい選手は?鳥谷敬選手や丸佳浩選手、山田哲人選手は?
バッターにとって大切な選球眼ですが、選球眼のいい選手にはやはり1流のバッターが多いです。
先ほど述べたO-Swing率というので見ていきます。
2016年のデータになりますが、上位の選手は、次のような感じです。
1位が阪神タイガースの鳥谷敬選手でなんとO-Swing率が16%という驚異的な数値を示しています。
NPBの選手の平均が30%前後ですから驚異的な数字といっていいかもしれません。
2位が北海道日本ハムファイターズの西川遥輝選手の19.6%
3位が東京ヤクルトスワローズの山田哲人選手の20%
4位が埼玉西武ライオンズの栗山巧選手の20.1%
5位が広島東洋カープの丸佳浩選手の20.5%となっていますから、選球眼の良さがいかにバッティング技術と結びついているのかがよくわかると思います。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回は、選球眼について見てきましたが、いいバッターの条件というのはボール球に手を出さないということが挙げられますし
好調なバッターが調子を崩す原因のひとつにボール球に手を出すことが挙げられますよね。
四球を選ぶといったことの他に、バッターがパフォーマンスを発揮し続けるためには、この選球眼というのが大事になってくるんですね。
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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