どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
スポーツ、特に野球など小さいボールを扱う球技をする上では、視力というのは大事な要素ですよね。
動いてるボールを追うような競技の場合はなおさらです。
「目がいい。」というのはとっても有利なことです。
そして、「目がいい」というと通常は、視力のことを指しますが、本当に大切なのは、この動体視力だという風に言われています。
今回はそんな動体視力について見ていきましょう。
目次
そもそも動体視力とは?
本日は、大阪市立中央図書館で行われている、「つくろか!」というイベントのVR出展お手伝いをしております。
大阪駆動開発では、動体視力トレーニングがVRで行えるアプリの体験を行なっています。 #大阪駆動開発 #つくろか #VR pic.twitter.com/3KZiwv1cZw— ShinnosukeOka (@shinnosuke_oka) 2018年12月23日
動体視力とは、元々、動くものを目で認識する能力のことです。
その反対は静止視力ということになります。
通常の視力検査などで、離れたところにある文字や記号を識別するのは、静止視力ということになります。
野球などの球技の場合は、バッティングは勿論、守備でも動いているボールに対して反応しなければならないので、大事なのはこの動体視力だと言われるようになりました。
プロ野球でバッターは、150キロに達するようなボールの動きを把握し、反応しなければならないんですから、この動体視力自体が優れているんでしょうね。
ですが、この動体視力は5~10歳ぐらいから発達をはじめ、20歳前後でピークを迎えると言われていますので、動態視力の衰えに対する対策というのも大事になってきます。
野球選手なんかでも、引退の理由に目が悪くなったというようなことが挙げられることがありますが、この動体視力のことだったんですね。
DVAやKVAって何?
動体視力と一口に言っても、2つの概念があります。
ひとつはDVA動体視力と呼ばれるものと、もうひとつはKVA動体視力と呼ばれるものです。
DVA動体視力とは、Dynamic Visual Acuityの略で、見る側から等距離で左右や上下、斜めに移動するものに対する認識能力のことをいいます。
これに対してKVA動体視力というのは、kinetic Visual Acuityの略で、見る側から前後に動く、近づいたり遠ざかるものを認識する能力のことをいいます。
このうち、KVAは日本独自の指標といっていいようで、一般的にはDVAの方が認知度が高いようです。
また、最近では、レーシックといった視力の矯正手術を受けるアスリートも多いようですが、術前と術後で
DVAに対する影響というのはほとんど見られないといった研究結果も発表されていますから
レーシック手術を受けたからと言って、動態視力がよくなったり、逆に悪くなったりといったことはほとんどないようですね。
動体視力と反射神経の違いは?
動体視力とよく似た概念に反射神経というのがあります。
動体視力がよければ、反射神経もいいのでは?みたいな感じを受けるかもしれませんが、この二つは全くの別モノといってもいいようです。
動体視力というのは先ほど述べたように動いているものを認識する能力ですが
反射神経というのは、簡単に言ってしまえば、外からの刺激に対して反応する能力といったところでしょうか。
実際には反射神経といった神経は存在しないのですが、認識した刺激、ものごとに対して出す身体を動かすための命令の経路が少し端折った、ワープに近い形で伝達されるようです。
つまり、動体視力は目の力、反射神経は身体を動かす力といってもいい感じですね。
動体視力を鍛える3つの方法とは?
行って来た(^-^)店員さんにゴールデンボンバーですか?って言われたw皆さん腰低い方で帰る時もお礼言って帰ってましたよと店員さんが話してました(⊃-^)
ちなみにキャンさんの動体視力は40代だったとか…でもステージ2だから私は一般レベルで40代^^;実年齢に近づけたかったw pic.twitter.com/CKaZkxSMPf— MARIKO◡̈♥︎梅田クアトロ (@mariko__gb) 2016年11月26日
では、球技ではとっとも大事な要素となる動体視力、意識的に鍛えたりすることはできるのでしょうか。
動体視力の良さに大きく関係してくるのは、眼筋の運動能力と、脳の画像処理能力です。
眼筋の運動能力というのは、簡単に言うと、動く物体に対して、どこまで目がついていけるかと言うことです。
私たちの目は、正面のものしか正確に把握できないため、動くものを認識する際には、眼球を動かすことによって、物体を認識しにいきます。
この、眼球を動かす筋肉が眼筋です。
つまり、眼球を動かす能力を高めてやることが、動体視力の向上への入り口となります。
もうひとつ、脳の画像処理能力ですが、目から入った情報を脳で判断する能力のことで
いくら情報をインプットしても、この能力が高くないと、早く認識することができません。
ですから、この2つを鍛えることが、動態視力を高めることに繋がります。
では、具体的にいくつかのトレーニングを見てみたいと思います。
ボールを使ってのトレーニング
ボールに文字や数字、記号なんかを書き込んで、これを認識する訓練を行います。
前方から、誰かに文字などが書き込まれたボールを投げてもらいます。
そして、そこに書かれている文字を読むわけですが、訓練の有効性を高めるためには、ボールの速さや回転などには注意が必要です。
動くものを目で追うトレーニング
2人1組になって、訓練者とその補助をする側に分かれます。
補助者の方は、訓練者の40センチから50センチぐらい前に立って訓練者の目の届く範囲で、指などを動かします。
それを訓練者が目で追うという訓練です。
動いているものから見るトレーニング
先の2つは、自分が静止していて動いているものを見るというトレーニングですが、今度は、逆の発想で、自分が動きながらモノを見るという訓練です。
身近な例で言えば、動いている電車や車の中から、看板等の文字を見るといったことです。
この時、目は、目の前を通過する瞬間だけでなく、眼球を動かし物体を追いながら識別しようとしますから、先の2つと同じ効果が得られます。
動体視力を鍛えるメガネ!ビジョナップとは?
動体視力を鍛えるためのトレーニングについて見てきましたが、最近ではトレーニング用の器具を使うこともあるようです。
代表的なものに、ビジョナップと言うトレーニング用の眼鏡があります。
下記の女の人がつけているメガネですね。
では、そのビジョナップについて紹介していきます。
ビジョナップは、Visonupとも書くのですが、それを掛けて普段行っている簡単なトレーニングをするだけというものです。
仕組みとしては、電源を入れ設定を行うと、瞬間的にレンズが視界を遮断してくれたり、元のとおり開放してくれたりといったことを繰り返してくれます。
目隠しされている状態とそうでない状態が瞬時に繰り返されるということです。
当然、目で認識できる時間というのは区切られていいきますから、目自体がその短い時間の中で認識しようしていくうちに眼筋が鍛えられていくというものです。
使い方はとても簡単で、ビジョナップをつけたまま、トスバッティングやキャッチボール、簡単なゴロの処理なんかを行うといった感じです。
少しの時間、このビジョナップを使う練習を取り入れるだけでのプロ野球選手なども、その効果を実感しているらしいですから、試してみる価値はありますね。
詳しくは下記のリンクからご覧いただけるので興味がある方はぜひご覧になられてみてはいかがでしょうか。
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えっ、武者視行ってソフトがあるの?
動体視力を鍛えるトレーニングや器具について紹介してきましたが、いつでも手軽にできるものがあります。
パソコンなんかを使って簡単にできるものがあるのですが、ここでは武者視行について見ていきます。
スポーツの現場ではもちろんのことですが、交通事故防止といったことにも役に立つのではないかと言われています。
動体視力だけでなく、周辺視野や視覚認知能力等を鍛えるためのプログラムもあるのですが
動態視力を鍛えるためのものとしては、素早く点滅移動するボールの動きを目で追いながら、ボールが変形や変色したらクリックやタッチを行う、といった内容です。
興味がある方はぜひ試されてみてはいかがでしょうか。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回は動体視力について見てきましたが、一般に広まったのは、静止視力に比べると新しいものですよね。
そして、その大事さについてもそうですが、意識的にそれを鍛えることができるというのがわかってきているというのは、とっても大事なことですよね。
今ある能力を伸ばすためにも、そして少しでもパフォーマンスを保つためにも、是非とも取り入れたいトレーニングのひとつですね。
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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