どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
野球の醍醐味というのは、快速球で三振ととったり、打った瞬間わかるホームランだったりします。
しかし、そこに勝負というものがある以上、運・不運に近いものがあったりもします。
案外、そんな1球が試合の展開を左右するようなこともあって、それもまた、人々が野球に魅せられ、そして離れられない原因の1つのような気がします。
打ち取っているのに飛んだコースがよくてヒットになってしまったとか
ちょっとしたイレギュラーバウンド、あるいはいい当たりが野手の正面をついたってことなんかがそれにあたるような気がします。
もちろん、それらは、100%の運・不運だけでは片づけられないものもあるかもしれませんが、メンタル面も含めて影響が大きいですよね。
今日は、そんなプレーの中からポテンヒットというものについて見ていきたいと思います。
目次
ポテンヒットとは?
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連打・連打・連打
ファイターズが追いつく🎉
\ノーアウト二、三塁#松本剛 のあたりはライト前へのポテンヒット👏
⚾#プロ野球(2022/4/30)
🆚ロッテ×日本ハム
📱Live on #DAZN#lovefighters #NPB pic.twitter.com/GX6muRX00j— DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 30, 2022
ポテンヒットとは、内野手と外野手の間にフラフラとあがったフライが落ちて、結果としてヒットとなるような打球をいいます。
言葉自体は、元々関西発祥とも言われていて、「ポテンと落ちるヒット」といったことのようです。
会心の当たりというわけではなくて、どちらかと言うと当たり損ねに近いものになります。
もっと当たりが悪いと内野フライに、いい当たりだと外野手のところまで飛んでいったり
高く上がりすぎて取られてしまいますから、非常に微妙な打球で、狙って打てるような打球ではありません。
ポテンヒットの打たれたピッチャーや打ったバッターへ、そして試合展開への影響は?
佐藤都志也ポテンヒット😅 pic.twitter.com/rAAo9B5Fd6
— 市川マリ―ンズ@12日マリン参戦😙 (@bouzunogare42) June 7, 2022
ポテンヒットというのは、元々打ち取った打球ですから、ピッチャーやバッターのメンタル面へ与える影響は大きいものがあります。
打たれたピッチャーからすると、せっかく打ち取ったのにという気持ちが後を引く結果になりやすいですし
バッターからしたらアウトになるはずがヒットになるわけですから、そこから調子を上げていくことにも繋がります。
試合展開でも、1本のポテンヒットからピッチャーが崩れてしまうこともありますし
勝負所では、双方のチームに与える影響は大きく、ポテンヒットでチャンスをものにした、あるいはチャンスが広がったチームが勢いに乗ることはよくあることです。
逆にいい当たりが野手の正面をついてアウトになってしまうことが選手の調子や試合展開に影響することもよくありますよね。
やっぱり、人間がするスポーツはメンタル面の影響が大きいのですね。
テキサスヒットとも言う?テキサスヒットの由来や語源は?
ポテンヒットと言うのは、日本独自の言い方だというのは想像していただけると思いますが、では、野球の本場、アメリカではどうなんでしょうか。
もちろん、ポテンヒットのような打球は存在して、それに対する呼び方もあります。
テキサスヒットとかテキサスリーガーズヒットという言い方をするようです。
日本でも、中継のアナウンサーなんかがこういう表現をしているのをお聞きになったことはあると思います。
では、このテキサスヒットという言葉の語源は何なんでしょうか。
いくつかの説があるのですが、代表的なのがアメリカのマイナーリーグ、テキサスリーグ出身の選手がこのようなヒットをよく打ったからというのが有力とされています。
その他には、テキサスリーグのチームが作戦としてわざとこんな打球を打ったとか、テキサスリーグの球場では、風の影響で、こんなヒットがよく生まれていたからというのもあるようです。
ポテンヒットの反対はクリーンヒット?
では、ポテンヒットの反対というのはどんなものなんでしょうか?
ポテンヒットと言ってもヒットはヒットと言う意味からいうと違ってくるかもしれませんが、やはりクリーンヒットと言っていいような気がします。
バッターが自分のタイミングで、そしてバットの芯で捉えた打球が、野手の間を抜けた行ったり、スタンドインするような打球のことです。
打った方はポテンヒットの時のラッキー感とは違う本来の快感を味わうでしょうし、打たれた方は、敗北感を味わうんでしょうね。
ポテンヒットの多い選手っているの?
厳密にポテンヒットの数を記録しているものはありませんが、ポテンヒット・テキサスヒットを代名詞にした選手がいます、それも大打者です。
1938年から1958年にかけて、今の読売ジャイアンツに在籍し、通算2351本の安打を放ち、後にジャイアンツの監督としてV9を達成した川上哲治さんです。
川上さんは打撃の神様とも呼ばれていたほどの大打者だったのですが、晩年はポテンヒットが多くなったことから「テキサスの哲」と呼ばれていたそうです。
打撃の神様と呼ばれるくらいの活躍でした。詳しく川上哲治選手について知りたい方はコチラの著書がおすすめです。
興味がある方は参考にされてみてはいかがでしょうか。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回はポテンヒットについて見てきましたが解説などでは、ポテンヒットはバットをしっかりと振り切っているからこそ生まれるものだとも言われることがあります。
真偽のほどは定かではないですが、確かにバットを振り切っているからこそ、外野手のスタートが遅れて、結果としてヒットになるといったことはあるかもしれませんね。
そういう意味では、何事にもフルスイングが大事だということかもしれませんね。
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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