三冠王とは?歴代や最年少はどんな選手?トリプルスリーと同時は?筆頭は山田哲人?

どうもみなさん!こんにちは。カズズです。

 

野球の世界では、なんだか3にまつわる数字って特別な意味があるような気がします。

 

最近ではソフトバンクホークスの柳田悠岐選手や東京ヤクルトスワローズの山田哲人選手でお馴染みになったトリプルスリーなんかがそうですが

 

なんといってもバッターにとって特別なものと言えば三冠王ではないでしょうか。

 

歴代の達成者は歴史に名を残すような選手ばかりですし、平成になってからは1人しか誕生していません。

 

今回はそんな三冠王について見ていきましょう。

三冠王とは?三冠王を取るための条件は?ピッチャーの場合は?

三冠王の三冠とは、ホームラン、打点、打率の3つのタイトルをいいます。

 

そして、この3つのタイトルを1シーズンで同時に獲得した選手のことを三冠王といいます。

 

それぞれの単独でのタイトルを獲得する選手というのは、もちろん毎年いますが、三冠王となるそうはいかないです。

 

特にホームランと打率って相反する部分もあると思いますから、なおさらですよね。

 

では、そんな三冠王を取る選手の条件・特徴とはどんなものでしょうか。

 

やはりホームランバッターであることだと思います。

 

ホームランというのは、狙ってもなかなか打てるものではなくて、やはり天性のものでもあるので

 

いくらバットコントロールが巧みで率を残せるバッターでも、ホームランの量産には繋がらないからです。

 

そして、ホームランの場合は、最大1本のヒットで4打点が稼げますから、なおさら三冠王を取るには必須な条件のように思えます。

 

また、ホームランバッターの場合は敬遠も含めてフォアボールも多いですから、打率の面でも有利ですよね。

 

ちなみに、この三冠王、ピッチャーの場合はバッターほど明確ではないですが

 

勝利数、防御率、奪三振数の3つについて言ったりもするようです。

歴代や最年少の三冠王を紹介!

年度 選手名 球団 打率 本塁打 打点
1938年秋 中島治康 東京巨人軍 .361 10 38
1965年 野村克也 南海ホークス .320 42 110
1973年 王貞治 読売ジャイアンツ .355 51 114
1974年 王貞治 読売ジャイアンツ .332 49 107
1982年 落合博満 ロッテオリオンズ .325 32 99
1984年 ブーマー・ウェルズ 阪急ブレーブス .355 37 130
1985年 ランディ・バース 阪神タイガース .350 54 134
1985年 落合博満 ロッテオリオンズ .367 52 146
1986年 ランディ・バース 阪神タイガース .389 47 109
1986年 落合博満 ロッテオリオンズ .360 50 116
2004年 松中信彦 福岡ダイエーホークス .358 44 120

 

では、日本のプロ野球界における三冠王について見ていきましょう。

 

記録に残っているうちで、最初の三冠王は1938年までさかのぼります。当時の東京巨人軍、今のジャイアンツの中島治康選手です。

 

次はずっと後になるのですが、1965年の南海ホークスの捕手、野村克也選手が戦後初めての三冠王となっています。

 

打率3割2分、42本塁打、110打点というのがその時の記録です。

 

そして、世界のホームラン王ことジャイアンツの王貞治選手が、1973年1974年と2年連続でとっています。

 

1982年にはロッテオリオンズの落合博満選手が28歳で迎えたシーズンに最年少の三冠王になっていま

 

また、1984年には阪急ブレーブスのブーマー・ウェルズ選手が外国人として初の三冠王となっています。

 

このあたりは三冠王ラッシュとなるのですが

 

翌1985年、1986年にはセリーグは阪神タイガースのランディ・バース選手

 

パリーグはロッテオリオンズの落合博満選手がそれぞれ2年連続の三冠王に輝いています。

 

落合選手は3度目の三冠王ということになりますね。

 

そして、現在最後の三冠王となっているのは、2004年の福岡ダイエーホークス松中信彦選手です。

あの名選手は三冠王とってないの?

さきほど、歴代の三冠王の名前をあげていきましたが、その中に登場していない大打者がいます。

 

そうです、読売ジャイアンツから海を渡ってメジャーでも活躍した松井秀喜選手です。

 

イチロー選手の場合は、アベレージヒッターでホームラン王というタイプではないと思いますから除外するとしても

 

あのゴジラこと松井秀喜選手選手はどうだったんでしょうか。

 

松井選手は、入団6年目の1998年に初めてタイトルをとったのですが、このシーズン、すでにホームランと打点の二冠王に輝いています。

 

三冠王も時間の問題かという感じでした。

 

2000年には42本のホームランを放ち108打点を稼いで、2度目の二冠王になりました。

 

そして、日本での最後のシーズンとなる2002年には50本塁打、107打点で3度目の二冠王になり、打率も3割3分4厘と高打率を残しましたが

 

打率だけが当時中日ドラゴンズの福留孝介選手に及ばず2位となり三冠王は達成できませんでした。

 

逆に首位打者はとったけれでも、ホームランと打点のタイトルは逃したというシーズンがあるようですから

 

やっぱり三冠王を取るのって難しいんですね。

現在の選手の中で三冠王の筆頭候補は?トリプルスリーとどっちが難しいの?同時達成者は?

現役の日本人選手の中では、三冠王に近いのはやはり、トリプルスリー男の柳田選手と山田選手かもしれません。

 

2018年シーズンを見てみると柳田選手は打率3割5分2厘、36本塁打、102打点とキャリアハイといっていい数字を残していますし

 

山田選手も打率3割1分5厘、34本塁打、89打点の記録を残していますから、2人とも可能性は大いにありますよね。

 

あとは、埼玉西武ライオンズの山川穂高選手も、2022年の6月10現在は規定打席に到達してないものの、打率3割1分6厘、18本塁打、38打点で本塁打はトップ、打点も1位の浅村選手と1打点差の2位で三冠王に一番近いです。

 

打率さえうまいこといけば、ひょっとするかもしれませんよね。

 

ぶろ太
DeNAの牧も可能性あるぞ!

 

では、三冠王とトリプルスリーとどっちが難しいんでしょうか。

 

単純に達成した延べ人数だけを見てみますと、三冠王は11人で、トリプルスリーの方は、12人となっていますから甲乙つけがたいところですね。

 

ちなみに三冠王とトリプルスリーの同時達成者は今のところ達成者はいないです。

 

これからの達成者に期待したいですね。

まとめ

みなさんいかがだったでしょうか?

 

今回は三冠王について見てきましたが、やはり大打者の名前が並んでいますね。

 

そして、来シーズンは平成最後のシーズンとなるのですが、平成になって2人目、3人目の達成者が出るのか

 

トリプルスリーと3冠王の同時達成というような夢が実現するのか今から楽しみですね。

 

今回は記事を読んでくれてありがとうございました。

 

ではまた~!

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