どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
どの世界でも夢のような数字ってあると思います。
ビジネスの世界でもそうでしょうし、スポーツの世界でもそうです。
一昔前ならば100mで10秒を切るとかいうのは夢でしたし、マラソンで2時間を切るとかいうのも現実的にはなってきましたが、夢の数字ではあります。
プロ野球の世界で、このような夢の数字となると、やはり打率4割というのがあるのではないでしょうか。
今回はそんな打率4割打者についてみていきましょう。
打率4割打者について!とんでもない数字なのか?
開幕1か月の「ブレイク野手」は? “4割打者”・松本は危険フラグも、三森と石川は今後も活躍をキープか<SLUGGER>https://t.co/jQ0kWyA6BE
プロ野球も開幕から1か月以上が経過。昨季上位のチームが下位に沈むなど、異なる様相を呈している。また、異なるのは選手も同様だ。昨季まで無名だ… pic.twitter.com/hgp25pwl4I
— ドラペイ (@Dorapeinet) May 4, 2022
アマチュア野球では、とんでもない打率とかが存在することがあります。
高校野球なんかでも甲子園に来るまでの予選のチーム打率が3割を超えるとか、5割以上のバッターいるとか。
ぶろ太
しかし、相手のピッチャーが凄い選手が揃っているプロ野球の世界では、メジャーにしろ日本のプロ野球にしても、そんな、とほうもない数字がでることは、まずありません。
昔から3割打てば一流のバッターと言われますが、それは今も変わりません。
昔に較べて、練習環境等の進化もあってバッティングの技術は進歩しているとは言われますが、それでも3割という数字が打者にとっては勲章です。
ですから、4割というのは、ほんとにとんでもない数字なんです。
ーリーグでも4割バッターというのは、1941年のテッド・ウィリアムズまで遡らなければ見つけることはできません。
そして日本のプロ野球では、いまだに達成されない数字でもあるのです。
過去に4割に近づいた日本球界のバッターは?あのイチロー選手はどうだったのか?
僕は決して「打率4割」とは言わないんです。6割の失敗は許してやるわ、と。いつもそう言っているんです。#イチロー pic.twitter.com/YFU9kwpsDd
— yoshi@SNS×LINEでダウン集客 (@yoshi02569011) June 6, 2022
日本のプロ野球界においては、4割バッターというのは存在しません。
もっとも近づいたのは、つまり日本における規定打席に到達したなかでの最高打率というのは
1986年に阪神タイガースのランディ・バースが記録した3割8分9厘というのが最高の数字です。
ぶろ太
そして、おしかったケースとしては1989年にジャイアンツに在籍したウォーレン・クロマティ選手がいます。
この年、打撃好調のクロマティ―選手は規定打席に到達した時点では4割を超えていたのですが
チームが優勝争いをしていたため試合に出続けた結果、打率を下げてしまい4割打者の誕生とはなりませんでした。
もし、この年ジャイアンツが優勝争いをしていなかったらひょっとしたら4割バッターが誕生していたかもしれませんね。
「もし」という話をもうひとつするならば、バース選手は、これほどの高打率を残しましたが、非常に足の遅い選手でした。
つまり、左バッターでありながら、足で稼いだ内野安打とかは非常に少なかったのです。
もしも、バース選手にもう少し脚力があれば、こちらも、ひょっとしたらひょっとしたかもしれません。
では、歴代ナンバー1の安打製造機、イチロー選手はどうだったのでしょうか。
オリックス時代は1軍で3割台の後半を維持していましたが、最高打率は3割8分7厘です。
メジャーに行ってからも高打率を維持していましたが、やはり4割という数字には届きませんでした。
現在4割の可能性のあるバッターは?
基本的に練習からずっとニコニコしてた剛くん。
彼もまた手振ってくれるんです…#松本剛 pic.twitter.com/faFXlqZ5H1— ハルカ #39 (@sy__39) June 6, 2022
では、現在の日本のプロ野球界において4割を打つ可能性がもっとも高いといわれてバッターは誰でしょうか。
トリプルスリーのソフトバンクホークスの柳田悠岐選手や、東京ヤクルトスワローズの山田哲人選手でも、また広島カープの丸選手でもありません。
日本ハムファイターズの近藤健介選手です。
近藤選手は2011年にドラフト4位で日本ハムファイターズに入団した左打ちの選手ですが、その近藤選手の2017年の記録が凄いんです。
途中、怪我等で出場することができなかったため、規定打席には到達できなかったのですが、4割1分3厘という打率を残しています。
この年、シーズン開幕当初から好調だった近藤選手は、6月1日時点で、打率を4割1分5厘まで上昇させました。
しかし、6月3日の阪神戦で右太もも裏を痛め、11日に登録を抹消されました。
診断の結果、「腰部椎間板ヘルニア」と診断され、長期の離脱となってしまいました。
この時点で、出場50試合で4割7厘という数字でしたが、夢の4割打者の誕生は幻となりました。
その後、9月28日の楽天戦で復帰を果たすと、17打数8安打という記録を残し、最終的には出場57試合で、打率4割1分3厘という記録を残しました。
100打席以上の打者で打率4割を超えたのは史上初だと言われています。
2022年シーズンでは、日ハムの松本剛選手が大活躍していますね。52試合を消化し194打数70安打、打率.361と今現在では4割バッターに一番近い選手と言えます。
まとめ
以上、バッターの打率4割という記録について見てきましたが、大変な記録であることは、間違いないですね。
4割バッター誕生の条件を考えてみると、もちろんバットコントロールの巧みさや選球眼等
バッティングに関する基本的な技術が高いことは言うまでもありませんが、あと、左バッターであること
そして足の速いことなんかがあるかもしれませんね。
そして、付け加えるならば、シーズン終盤になって、チームが優勝争いをしていないことなんかも、ひょっとすれば必要かもしれませんね。
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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