サイドスローの正しい投げ方教えます!4つのメリットと3つのデメリットを解説!

どうもみなさん!こんにちはカズズです。

 

野球のピッチャーの投球フォームは大きく分けて4つあります。

 

上から投げるオーバースロー!斜め上から投げるスリークォーター!横から投げるサイドスロー!下から投げるアンダースロー!

 

今回は横から投げる投球フォームのサイドスローについて記事を書いていきたいと思います。

サイドスローとは?

サイドスローというのはピッチャーが投げる投球フォームのひとつで、地面とほぼ平行に横に振ってボールを投げる投球フォームです。

 

またの名を横手投げ、サイドアーム、サイドハンドと呼ばれます。

 

カズズ
またの名をスケバン刑事ではないですよ!笑

 

ぶろ太
古っ!

 

英語ではサイドアームsidearmと書き、サイドスローで投げるピッチャーをサイドワインダーsidewinderと呼びます。

 

サイドワインダーってどこかで聞いたことありますよね!

 

カズズ
ちなみにサイドスローは和製英語です。

サイドスローの正しい投げ方とは?

 

人それぞれ考え方の違いがありますが、私的に思うことを説明していきます。

 

サイドスローだけではなくて他のピッチングフォームも共通して言えることですが

 

基本的な投げ方を試してみて、それで身体を痛めなければその段階でそれがその人の正しい投げ方となります。

 

技術的なことも大事ですが無理をして投球フォームの動画を見ながら見よう見まねで習得しようとして

 

ケガをしたりどこか痛めたりしては意味がないと思います。

 

用は考え方です。

 

チャレンジするのはいいことです。

 

今のピッチングフォームを見つけたのも、ある程度チャレンジした結果だと思います。

 

しかし、それは自分で決めたことばかりではないと思います。

 

技術的なことはコーチやまわりの一緒に野球している人に聞くのが一番です。

 

自分の目で自分のピッチングフォームが見れますか?

 

一番自分をよく見てわかってくれる人に見てもらうのが一番だということです。

 

よくプロの又吉選手や森福選手をまねて練習する人がいますがおすすめできません。

 

参考にするか自分にあっているのなら大丈夫ですが

 

プロの選手は試行錯誤をくりかえしながら、コーチやトレーナーなどと話し合い最終的に自分にあった投球フォームです。

 

人それぞれ体格や身体の柔軟性、バランス、体幹など身体の構造が違います。

 

プロのピッチャーもプロのコーチやプロのトレーナーに聞きながら自分のピッチングフォームを作り上げたのだと思いますので、一長一短で素人が真似るものではないと思います。

 

最終的に正しい投球フォームとは自分にあった投球フォームを見つけることだと思います。

 

カズズ
それには自分をよく知っている人に見てもらいながら、日々のトレーニングも大事になってきます。

サイドスローで投げるメリットは?

サイドスローで投げるメリットを紹介していきたいと思います。

 

1.ストレートに横の角度をつけられる

サイドスローのピッチャーはストレートに横の角度をつけれられます。

 

右ピッチャーは右バッターに左ピッチャーは左バッターに対して内角や外角に投げるにしてもバッターは背中からボールが来るように見えて非情に打ちにくいボールが投げれます。

 

なぜ打ちにくいのか?

 

というとピッチャーが内角にストライクを投げたとしても、角度がついているのでバッターからしてみれば当たるのではないか?と腰がひけます。

 

逆に外角のストライクを投げたとしてもバッターは非情に遠く感じとても打ちづらい角度のボールを投げることができます。

 

なのでプロではピンチになる右バッターには右ピッチャー、左バッターには左ピッチャーをワンポイントで起用することによって高確率にピンチを脱しています。

2.クロスファイヤーが有効

クロスファイアとも言います。

 

まずクロスファイヤーから説明します。

 

もともとはクロスファイヤーとは軍事用語で十字砲火のことで左右から放たれる砲火のことを言います。

 

野球のクロスファイヤーは、通常左ピッチャーがプレートの一塁側の端を踏み右バッターの内角に投げ込むことを言います。

 

サウスポーが右バッターの胸元に対角にえぐるように投げるボール!

 

こっちのほうがイメージしやすいですかね。

 

本来の意味はピッチャーが対角に投げるストレートのことで、ホームベース上を斜めに横切るように通過するボールのことです。

 

サウスポーの場合、左バッターに対してはアウトコースに逃げる軌道、右バッターに対しては内角にえぐる軌道になる。

 

この軌道がクロスすることからクロスファイヤーと呼ばれるようになりました。

 

サイドスローのピッチャーがプレートの端をギリギリに踏み投げることにより、より角度がつき強力なクロスファイヤーとなります。

 

3.横の変化球が投げやすい

サイドスローのピッチャーは横から腕が出てくるためにスライダーやシュートといった横回転をかける変化球が投げやすく変化も大きくなっています。

 

特にシンカーは独特な変化があり、少し浮きあがったあとに徐々に沈みながらシュートしていき、バッターとしてはとても打ちにくいボールです。

 

カズズ
シンカーの軌道や打ちにくさはパワプロをすればわかりやすいです!笑

4.コントロールが安定する

オーバースローやスリークォーターに比べてコントロールが安定する利点もあります。

 

これはサイドスローのピッチャーは身体の傾きが少なく、体重移動もスムーズにできリリースが安定します。

 

また視界がぶれることなく保たれることから他のピッチングフォームに比べてコントロールが安定します。

サイドスローのデメリットは?

サイドスローのデメリットについて説明したいと思います。

 

1.腰や肘の負担が大きい

サイドスローは肩の負担が比較的少ない投球フォームです。

 

理由は腕が肩より下がることにより肩の負担が軽減されます。

 

またサイドスローは遠心力を使う投げ方なので、あまり肩の力を頼らずに投げることができますが、遠心力を使うのに腰の回転を利用するので腰に負担がかかりやすくなります。

 

なので腰の故障が慢性化しないためにも日々の下半身の強化やケアは大事になってきます。

 

サイドスローで正しい投球フォームでなげれば、肘には比較的負担は少ないです。

 

しかし投球するときに身体の開きが早くなったり、肘を曲げた投げ方や腕のみで投げてしまうと、たちまち肘に負担がかかり故障の原因となります。

 

サイドスローは腰の回転で投げる投球フォームといっても過言ではないです。

 

なので上半身で投げるのではなく、どちらかといえば下半身を意識して正しいフォームになるようにフォームチェックをしながら感覚をつかみましょう。

2.オーバースローに比べてスピードがでない

サイドスローは腰の回転で投げるフォームなので、オーバースローやスリークォーターのように重力を利用した投げ方ではないのでスピードは劣ります。

 

カズズ
しかし近年のプロのサイドスローのピッチャーはゆうに150㎞は出るピッチャーが増えているので一概には言えませんね!

3.落ちるボールが投げにくい

サイドスローは横から投げるために、フォークやパームなど、落ちる系のボールが投げにくいです。

 

それに伴って変化量も劣りますが、手首を立ててリリースすることによって多少の変化量は期待できます。

 

オーバースローとは違った微妙な横の変化が混じったフォークボールが期待できます。

 

しかしこれには技術力が必須なのです。

 

初心者は投げづらくなりフォームも崩れてしまうおそれがあるのでオススメできません。

 

やはりサイドスローでは縦の変化球より横の変化球のスライダーやシンカーなどが効果的です。

サイドスローに向いている人は?

オーバースローなど上から投げるピッチングフォームは身長が高い人のほうがより上からの角度がついてバッターが打ちづらく有利となりますがサイドスローはどうなのでしょうか?

 

サイドスローは背骨を軸に回転します。

 

このことから腕の長い人の方が遠心力をより大きくかけることができ、腕の短い人より有利になります。

 

また自然に投げて曲がったり、落ちたりクセのあるピッチャーはサイドスローに向いていると言えます。

 

サイドスローはどちらかというと力で押すというより変化球を多彩に使い技術力で打ち取る技巧派が多いためナチュラルなクセのある人の方が向いていると言えます。

サイドスローのプロ野球選手は?

サイドスローの代表的なプロ野球のピッチャーをご紹介します。

【又吉克樹選手】

中日ドラゴンズの中心ピッチャーで、サイドスローから150kmをこえるスピードを誇る。

変化球もサイドスローからシュートやスライダーを投げバッターを翻弄する。

サイドスローを代表するピッチャー。

カズズ
又吉選手のピッチングフォームを見ることができる動画はコチラ!
YouTubeのURL

カズズ
日本人以外でのサイドスローピッチャーをご紹介します。

【ランディ・ジョンソン】

言わずと知れたメジャーのレジェンド、ランディジョンソン投手。

スリークォーター気味のサイドスロー投手で多彩な変化球の持ち主。現在は現役を退いていますがアメリカ野球殿堂入りを果たすほどの逸材。

腕が長くサウスポーから繰り出される投球は、バッターはかなり苦戦を強いられました。

カズズ
そんなレジェンドであるランディジョンソンの投球動画はコチラです!スローでどうぞ!
YouTubeのURL

サイドスロー以外の投げ方は?

野球のピッチャーの投げ方は、サイドスローの他にも、オーバースロー、スリークウォーター、アンダースローそしてサイドスローと大きく4つに分かれます。

カズズ
他の投げ方については下記の記事で詳しく紹介していますので参考になさってください。
オーバースローのメリットデメリットは?自分にあった投球フォームを探そう! 【スリークォーターの投げ方】4つのメリットと2つのデメリットを徹底解説! アンダースローの正しい投げ方とは?3つのメリットやデメリットを解説

まとめ

みなさんいかがだったでしょうか?今回はサイドスローについて記事を書かしていただきました。

 

今回記事を書いていて僕の中でクロスファイヤーが強力なインパクトがありました!笑

 

今度またクロスファイア!?クロスファイヤーについて詳しく記事を書いてみたいと思いましたよ!

 

しかし優柔不断な僕にとってはクロスファイアかクロスファイヤーかどちらにすればいいか悩みどころです!笑

 

今回も記事を読んでくれてありがとうございました!

 

ではまた~

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