どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
野球中継を見ていると、自分の打った打球を身体に当てて、うずくまっていたり
もんどりうっている選手を見かけることがあると思います。
屈強な肉体のアスリートがあそこまで痛がるんでしょうから、相当痛いんでしょうね。
まあ、硬球なんて、石みたいに固いですから、当たり前かもしれませんが。
今回はそんな自打球について見ていきたいと思います。
自打球とは?どんな感じであたることが多いの?まさか顔や目にも?ルールは?
【速報】オオタニ=サン、股間に今季1号の自打球を放つpic.twitter.com/pb0jM2NlWj
— 滝沢ガレソ🐯 (@takigare3) May 18, 2022
自打球というのは、野球の俗語でバッターが自分で打ったボールがはずみで自分の身体に当たったものを言います。
ぶろ太
自打球が自分にあたる場合というのは、だいたい打ったボールが、自分のピッチャー側の足にあたることが多いです。
ボールの上っ面を叩いて、それが自分の足元、特に膝から下を直撃するといった感じです。
ぶろ太
あと、ケースは少ないですが、打ったボールが今度は顔面付近を直撃するケースです。
ボールの下を叩いた結果、ほぼ真上にボールがあがってしまって、しかも自分に向けての軌道となってしまった場合や
ホームベース付近や足元でワンバウンドしたボールがバッターの顔面にあたってしまうこともあります。
これは、とっても危険で、目などを直撃した場合は、大事故になる可能性があります。
これは、バントなどでもたまに見られるケースです。
では、自打球が当たってしまったらルール上はどうなるのでしょうか?
自打球が当たってしまったら、打席内で直接当たった場合は、その時点でボールデッドでファールになります。
もちろん、故意に当たりにいったとかいう場合はアウトが宣告させる場合もあるようですが
ここで言う自打球が直接当たったとか言うケースとは少し違う気がします。
自打球が当たりやすいタイプって?原因は?
前日の試合で自打球を顔面に当てて途中交代となった #山本泰寛 選手。右頬の傷が痛々しいですが、練習では元気な姿を見せてくれました pic.twitter.com/VhtA4Phgdl
— スポニチTIGERSフォト (@Sponichi_Tfoto) May 5, 2022
では、自打球が当たりやすいタイプのバッターとかはあるんでしょうか?
実は、これはそのバッターのタイプとも関係しています。
ポイントがピッチャー寄りの選手よりもキャッチャー寄りの選手の方が
当然ボールにコンタクトする位置が自分に近くなりますからあたる確率が高くなります。
さらに、強引に引っ張りこもうとしたり、ゴロを打とうとした場合も自打球が当たりやすいようです。
2018年の8月18日のDeNA対広島戦の、AbemaTVの中継中に「プロ野球自打球ランキング」というのが発表されました。
それによると、この年のシーズン中にここまでで
セリーグで最も多くあてたのは中日の京田選手です。
2位が同じく中日の大島選手
3位が広島の田中選手と阪神の糸井選手、ヤクルトの坂口選手です。
左バッターが多いですね。
糸井選手や、坂口選手なんかはポイントを近くにおいて引っ張り込みたいタイプですし
京田選手や大島選手、田中選手なんかは、左バッターでアベレージヒッターですからゴロを打つことに対する意識は強いでしょうし
さらにノーアウトやワンアウトでランナーが1塁や2塁にいる場合は進塁打を打とうとして強引に1・2塁間にゴロを打とうとするからかもしれませんね。
自打球による負傷や恐怖心を防ぐグッズについて
3回裏阪神無死一塁、自打球が顔面に当たった #山本泰寛 選手。心配されましたが、無事だった様子です。(撮影・加藤哉)#阪神タイガース pic.twitter.com/UwvbLCTxHZ
— 極トラ・プレミアム(日刊スポーツ) (@NikkanNaruohama) May 4, 2022
2018年10月8日の神宮球場でのヤクルト対阪神戦の事です。
3回の表の阪神の攻撃で、顔面に自打球が直撃するケースがありました。
ワンアウト1塁3塁でバッターは糸原選手、ヤクルトのピッチャーはブキャナン投手です。
外角の146キロのボールを強振と
ホームベース付近でワンバンドしたボールがイレギュラーバウンドのように角度を変えて糸原選手の顔面それも左目付近を直撃しました。
結果は軽傷だったのですが、すぐに代打が送られました。
さきほどのケースで言うと、強いゴロを意識していたのかもしれませんね。
また、足にあたったケースとしては、2009年の千葉ロッテ対阪神戦で
阪神のブラゼル選手が、右膝、左膝、右足首と3球続けて自打球を当てました。
ブラゼル選手は、左バッターで強引に引っ張るタイプのホームランバッターだったですから
やはり先ほどの条件に当てははまるような気がします。
バッターにとって自打球が当たるのは、つきものですが
足元なんかでも骨折等の大事故に繋がることがあります。
怪我を防ぐために、今では多くのバッターがピッチャー寄りの足にプロテクターを付けるようになりました。
キャッチャーのレガースのような感じのものです。
フットガードやレッグガード、バッティングレガースなどと呼ばれます。
こんな感じのものですね。
これは足の甲から膝下の脛部分を中心にガードするもので
簡単に着脱ができて、スイングやランニングに関する動作の妨げにはならないようにできています。
よく、塁に出たバッターランナーが外していたりしますよね。
まとめ
以上、自打球について見てきましたが、この痛みばかりは経験者じゃないとわかりませんよね。
どんなスポーツでも危険とういのはつきものかもしれませんが
少しでも防げるものは防ぎたいですよね。
前から来るボールだと反応して防御態勢もとれるかもしれませんが
自打球の場合は、まったく不意打ちといってもいいような状態かもしれませんから
なおさら始末に負えないですよね。
それらを防ぐためにも防具はかかせません。
簡単に着脱ができて、スイングやランニングに関する動作の妨げにはならないようにできているので
脱着がめんどうな人や、スイングやランニングに影響があると不安の人にも安心です。
怪我をしたら元も子もないので、これらような防具の着用をおすすめします。
今回も記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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