どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
今回は、野球のレベルスイングについて記事にして行きたいと思います。
野球のバッターのスイングには、ダウンスイング、レベルスイング、アッパースイングと
大きくわけると3つのスイングがあります。
上から振るダウンスイング
基本の平行に振るスイングのレベルスイング
メジャーリーグやパワーヒッターに多いアッパースイング
どのスイングもそれぞれ特徴がありますが
今回は、レベルスイングについてスポットライトを当てて紹介して行きたいと思います。
目次
レベルスイングとは?
レベルスイングとは、野球だけでなく、ゴルフなどにも共通して使われる言葉で
体を地面と平行(level)にスイングすることを言います。
野球では、その他の言い方ではスイングしたときに、右肩と左肩を結んだラインと平行になるスイングのこと。
腰のラインと同じラインでスイングすることやバットのヘッドが下がらないようにスイングすることを言います。
メジャーではアッパースイング、日本ではこのレベルスイングが基本のスイングとなっています。
レベルスイングは体を地面と平行にスイングすることによって、肩や腰が上下せずスイングがブレずに安定することによって体の無駄な動きが無くなるため、理想なスイングとされ日本では、レベルスイングをすすめる指導者が多いスイングと言えます。
レベルスイングのメリットとは?
レベルスイングの意味がわかったところで次はレベルスイングのメリットを紹介して行きたいと思います。
ボールが捉えやすい!
レベルスイングでスイングすることによってボールが捉えやすいというメリットがあります。
レベルスイングという軌道が関係しています。
これは、バットとボールが交差する範囲がダウンスイングやアッパースイングに比べると広くなっていること
ミートポイントの幅が広がる
と言った方がイメージしやすいでしょうか?
当然この範囲が広くなると、バットに当たる確率が高くなります。
わかりやすく言うと、レベルスイングは線で捉えるスイングであり、
点で捉える、ダウンスイングやアッパースイングよりバットにボールを当てやすい。
そうなると、空振りすることが少なくなり、ファールでボールをカットすることができたり
ボールの芯で打つことができ、ボールが捉えやすいスイングとなっています。
鋭いライナー性の打球が飛ぶ!
レベルスイングは、バットの芯にジャストミートすると、ライナー性の打球が飛びやすい、メリットがあります。
ボール飛びやすいというよりは、鋭いライナーの打球が飛ぶと言った方が正しいといえます。
これは、レベルスイングのバット軌道が地面と平行であるために、ボールに対して面で捉えることができ
芯でボールを捉えやすくなり、結果的にボールを強くインパクトでき、ライナー性の強い打球が飛ぶと言えるでしょう。
非力なバッターに有効!
レベルスイングは、非力な力のないバッターに有効なスイングと言えます。
これは、パワーでボールを飛ばすのではなく
レベルスイングでいかに芯でボールを捉えるか
というレベルスイングの最大のメリットである、ミートポイントの幅を利用して芯で捉えることによりヒット性の打球を飛ばすことである。
ボールを芯で捉えると、いくら非力なバッターと言えヒット性の当たりは生まれます。
それらを最大限に利用したレベルスイングは非力なバッターにも有効なスイングと言えるでしょう。
日本ではメジャーなどに比べると、比較的小柄な選手が多いためレベルスイングがすすめられることが多い理由はこれらのことが考えられ、日本はミート中心の打撃が多いと言えます。
弱点が少ない
レベルスイングは、標準的なスイングで日本では、比較的多く取り入れられています。
その理由は、弱点が少ないというメリットがあるからだと言えます。
弱点があると、隙をついてそこを狙われやすいと言えますが
弱点がないと、つけこむ隙を与えない。
ピッチャーは、バッターの弱点や隙をついて打ち取ろうと
キャッチャーとバッテリーを組んでいつも伺っています。
しかし、ダウンスイングには、これといって弱点が少ないために、相手バッテリーにとって隙を作らせにくいメリットがあると言えます。
レベルスイングのデメリットとは?
レベルスイングのメリットがわかったところで次はレベルスイングのデメリットを紹介します。
打球が上がらない!
レベルスイングは、ライナー性の鋭い打球は打つことができますが
その分、打球が上がらないというデメリットがあります。
パワーや飛距離を重視するメジャーリーグでは、あまり採用しない理由はここにあります。
打球が上がらないということは、当然ゴロも多くなりホームランや長打も出にくいスイングと言えます。
しかし、全く長打力が出ないということではなく、アッパースイングなど長打力の出るスイングに比べて!ということになります。
どちらかというとアッパースイングが長距離バッターのスイングとすれば、レベルスイングは中距離バッターのスイングだと言えるでしょう。
習得するのが比較的難しい
レベルスイングのデメリットは、少ないですが、あえていうと習得するのが難しいということです。
レベルスイングの理想像はヤクルトの青木宣親選手と言えるでしょう。
青木選手は、鋭いレベルスイングから何本ものヒットを量産してきました。
メジャーリーグでも活躍しましたが、その裏側では、想像できないくらいの練習とトレーニングでレベルスイングを自分のものにしたのだと思います。
レベルスイングは筋力が必要と言われます。
特に下半身の筋力は必須で完璧に鋭い打球を打てるようなレベルスイングは習得するのが難しいと言えます。
レベルスイングの練習方法やコツは?
山田哲人選手が特にしっかりアドバイスしていたのがレベルスイングについて。バットは上からでも下からでもなく、真横に出すことを意識するのが大事。また、ボールの少し下に当てるのも遠くに飛ばす秘訣。ただし、ボールは下から上げようとせずレベルスイングを保つのがポイント!#アディダスドリーム pic.twitter.com/RKP8pmssfL
— SPORTS DEPO スポーツデポ (@SPORTSDEPO_JP) January 11, 2018
最後にレベルの練習法やコツを紹介します。
レベルスイングのコツや練習方法は
振れる力が必要です。
まあ、どんなスイングにも共通して言えることですがそのためには、まず素振りです。

⇒素振りで得られる効果とは?野球の正しい素振りの練習方法と回数!
人に見てもらいながら、どこか無駄な動きがないかチェックしてもらうのがコツと言えるでしょう。
そして、他の練習方法はティーバッティング特に、置きティーというスタンドを使っての練習方法は効果的。
実際のボールを打つので、ボールをしっかり芯で捉える感覚や動画などを撮るなどして、実際に自分がボールをインパクトする瞬間をチェックできるのがいいですね。

⇒ティーバッティングのメリットやデメリットと効果的な練習法とは?
他には、先ほども少し説明しました、下半身の強化。
走り込みや筋力トレーニングが効果的と言えるので、積極的にトレーニングしましょう。
レベルスイングが身につくギアもある!
レベルスイングが自然と身につくと話題のバッティングギアもあります。


レベルスイングの理論もある!
究極のレベルスイングと呼ばれている、宮川理論という理論もあります。
今あるレベルスイングの概念を覆すような発想の理論です。賛否両論ありますがしっかりと根拠をもとに提唱されています。


まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回は、野球のレベルスイングについて記事を書かしていただきました。
レベルスイングは、体を地面と平行に振るスイングのことで
バットにボールが当たりやすいスイングとなっています。
鋭いライナー性の打球が特徴で日本では、ポピュラーなスイングです。
練習方法は、素振りや置きティー、下半身強化である走り込みが大事です。
まあ、レベルスイングをマスターするためには練習が大事ということですね。


今回は、記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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