どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
野球をされたことがある方ならシャドーピッチングという言葉はきっと聞いたことがあると思います。
野球に興味のない方なら
みたいな感じかもしれませんが、野球人、それもピッチャーをされている方、志している方なら何よりも一度はしたことがあるのではないでしょうか。
もちろん、プロのピッチャーでも何かの折に触れて流行っていますね。
今回は、そんなシャドーピッチングについて見ていきたいと思います。
目次
シャドーピッチングとは?
シャドーピッチングとは簡単に言うとボールを持たないでピッチングをすることです。
ボールを持たないでピッチングをすると言うと、ピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、もう少し説明をつけたすとピッチングフォームを再現することです。
バッターでいうと、素振りに近いものがあるかもしれません。
ただ、バッターの素振りの場合は、振る力を鍛えるという意味合いが強いですが
シャドーピッチングの場合はあくまでも、フォームを確認するために行うものです。
シャドーピッチングの効果やメリットは?
では、実際のシャドーピッチングで期待する効果にはどんなものがあるのでしょうか。
先ほども少し述べましたが、シャドーピッチングはピッチングフォームやリリースポイントなどをしっかりと固めたり、確認するために行うものなんです。
実際にボールを投げながらやってもいいのかもしれませんが、ボールを投げながらだと、どうしても結果が気になってしまい、目的であるフォーム等の確認がおろそかになります。
だからボールを持たずにする練習が必要となってくるのです。
バッターの例でいうと、ボールを打つことは確かに必要ですが、それだとやはり結果が気になって当てにいってしまったりもします。
やはりバッティングフォームを固めるのには、素振りが1番有効ですよね。
シャドーピッチングと同じ目的で行うものに、近くのネットに向かってボールを投げる練習などもあります。
また、シャドーピッチングをやるメリットとしては、1人でできる、どこでもできる、いつでもできるというのがあります。
雨の日や、練習が終わって帰宅してからでも、できますから、自主練習にはちょうどいいものですよね。
シャドーピッチングの正しいやり方は?道具とかってある?
#instagram 2軍で調整中の内海は、鏡で自分の姿を見ながらシャドーピッチング【photo by Takashi Tatsuta 】2017年6月6日 #読売巨人軍… https://t.co/DVYetU0gu7 #giants #npb #プロ野球 pic.twitter.com/cyhLgg6Tfw
— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) 2017年6月6日
シャドーピッチングのやり方についてですが、多くの場合はタオルと使って行います。
どうしてタオルを使うかと言うと、何も持たずに腕を振っていると、肩や肘を痛めてしまう可能性があるからです。
腕が、ただ遠心力でひっぱられてしまうような感じになって、それが肩は肘のダメージに繋がってしまうのです。
また、実際にボールを握っているような感覚の中で練習を行うことができるというのもタオルを使うメリットの1つです。
そして、フォームの他に力の入れぐらいやボールのリリースポイントを意識することができます。
ですから、タオルの握り方もボールを握るように握ります。
タオルの端をボールのように丸めたり、真ん中部分を握ったりして行います。
その状態で、実際にマウンドに立ってピッチングしているかのようにピッチングフォームを再現します。
ポイントは
立ち方から足を上げた時のバランス
肩や腰の開きが速すぎないか
腕の位置は下がっていないか
頭や身体が突っ込んでいないか
下半身主導のフォームになっているか
腕の振りは間違っていないか
力を入れるポイントは正しいか
自分が理想とするピッチングフォームを再現するのです。
そのため、鏡の前でやるのも効果的です。
また、タオルを使う以外にもジャイロスティックのようなシャドーピッチング用の器具も発売されています。
これもボールを握るのと同じように持って、シャドーピッチングをするのですが、正しい腕の振りができた時には音が出るようになっているのが特徴の1つです。
ジャイロスティックについてはコチラの記事でも紹介しています。詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。
⇒ジャイロスティックとは?効果や特徴や使い方は?イップスやコントロールが良くなる?評判や値段も!
シャドーピッチングをする際に気を付けなければいけない点は?
シャドーピッチングをする際に気をつけることは、1回1回腕の振りを確認しながら丁寧にすることです。
せっかく正しいピッチングフォームを身につけるためにするものですから、いいかげんなことをしていては意味がありません。
ゆっくりでいいんで丁寧にすることが大切です。あまり強く腕を振るとかを意識する必要はありません。
その方が、フォームを崩したり、腕を痛めることにも繋がりかねないですから、本来の目的を意識しながら丁寧に行ってください。
そして、毎回、同じことが無意識でもできるぐらいになることを目指してやってみてください。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回はシャドーピッチングについて見てきました。
野球で上達を志している時は、どんな時でも何か、上達に繋がるようなことがしていたいものです。
別にシャドーピッチングほど本格的なものでなくても、ボールを投げるイメージで腕を動かしたりすること等もあると思います。
このシャドーピッチングは地味かもしれませんが、ピッチャーのパフォーマンスのアップには欠かせないものではないでしょうか。
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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