どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
みなさんは、ディレードスチールって知ってますか。
ディレードスチールは、阪神タイガースの新外国人選手ではなく
野球の試合の中での走塁技術のひとつなんですが、しょっちゅうあることではないので、野球ファンの方でも知らない方も多いのではないかと思います。
普通の盗塁と違って、ちょっとしたタイミングをとらえる状況判断と勇気が必要となる知的な戦略なんです。
それではディレードスチールについて見ていきましょう。
目次
ディレードスチールとは?盗塁との違いは?
大谷翔平ディレードスチール成功👏
これが22個目の盗塁!!— 【SS】大谷速報&スポーツ速報 (@30R9gmaMUy3guDJ) September 1, 2021
盗塁というのは、みなさんよく御存じだと思います。
今さら説明するまでもないと思います。
では、ディレードスチールとはどんなものなんでしょうか?
通常の盗塁ってピッチャーがキャッチャーへ投げようとするタイミングで走り出して次の塁へ向かっていきます。
どれだけ早くスタートを切れるかと言うのが一番大事になります。
そのスタートを切るタイミングが違うのです。
簡単に言うとちょっとずらしたタイミングでスタートを切るのです。
英語でディレードスチールのスペルは(delayed steal)と書き、delayedは「遅延」などの意味があり、stealは「盗む」などの意味がありこれらことを踏まえて
delayed steal「遅れて盗塁する」という意味がある。
例をあげますとたとえば、ピッチャーが投げてキャッチャーへボールが届く直前とか、あるいは、キャッチャーがボールを送球したタイミング等を見計らってスタートを切るのです。
まあいわば相手が、もう走ってこないだろうと油断したタイミングでスタートを切る。
このあたりが普通の盗塁との違いになります。
ディレードスチールってどんな時にするの?
阪神 9回土壇場で勝ち越し勝利を呼び込んだ
梅野のディレードスチールhttps://t.co/LDfwID9Dri#交流戦 #最終戦 #9回土壇場 #梅ちゃん #ディレードスチール #梅野隆太郎 #阪神タイガース pic.twitter.com/DP5yDM3OX4— 阪神好き とらほー速報\(^o^)/ (@bhm775) June 13, 2021
では、実際にディレードスチールとはどんな時にするのでしょうか?
そんなに何度もできることではないのですが
通常の戦略ではうまくいく可能性が低い時に相手の意表を突く、一種の奇襲戦法として用いられます。
例えば、相手のキャッチャーが肩が強くてピッチャーも牽制やクイックモーションがうまいので普通の盗塁が成功する確率が少ない時とか
ランナーが1塁と3塁にいる場面で相手のピッチャーとバッターとの関係で、普通に打っていたのではヒットを打ちにくい、点が入りにくいといった場面で使われます。
ディレードスチールを成功させるためには?
ではディレードスチールを成功させるにはどんな条件が必要なのでしょうか?
通常の盗塁だと、ランナーの足の速さというのが絶対的な条件になってきます。
もちろん、相手の投手の癖を盗むとかいった足の速さ以外の要素も必要にはなりますが、それでも足の速さというのは大事です。
それでは、足の速さ以外にディレードスチールが成功するのに必要な、普通の盗塁とは違う条件ってなん何でしょうか。
それは、状況判断力です。
そしてあとは、思いきりや勇気ということになります。
それまでの試合展開のなかで隙ができる状況というのを見つけておかなければなりません。
そして、いざ、そういう状況になった時にサインを出せる、あるいはスタートを切れる状況判断力があってこそ成功の可能性が出てくる作戦です。
そして、いざとなればあとは思い切りや勇気が必要です。
躊躇していては絶対成功できない作戦なので、思い切りのよさというのが必要です。
ディレードスチールのタイミングの例!
ディレードスチールについて見てきましたが、ではどんな状況でこの作戦を決行し、そしてどんなタイミングでスタートを切るのがベストなのでしょうか?
具体例を挙げてみていきましょう。
ランナーが1塁3塁かつ点が入りそうにない場面
一つ目のケースはランナー1塁3塁の場面です。
そして、いろんな条件からバッターに通常のヒッティングをさせているだけでは点が入りそうにない状況です。
そんな時、例えば、1塁ランナーがピッチャーの投球と同時にあるいは少し遅れてスタートを切ります。
そして、キャッチャーが2塁ベースへ送球したのを見て3塁ランナーがスタート切る、あるいは1塁ランナーが1塁と2塁の間で挟まれている間
特に1塁から2塁ベース方向に送球された瞬間に3塁ランナーがスタートを切る、といった作戦です。
ランナーが1塁で盗塁が難しい場面
二つ目のケースはランナー1塁の場面です。
そして、これも通常の盗塁が難しいとします。
そういった場合に、1塁ランナーがちょっと遅れてスタートを切るふりをします。
まさか盗塁はないだろうと思っていて慌てたキャッチャーがランナーが帰塁すると思い1塁へ送球した時に2塁へ向かって走りきるケース。
あるいは油断していたキャッチャーがピッチャーに緩い山なりのボール等を返球した、この隙を縫ってスタートを切るといったケースです。
どちらもほんの少し出来た隙をついて、一瞬しかないタイミングでスタートを切ることが必要になります。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回はディレードスチールについて記事を書かしていただきました。
以上のように今回はディレードスチールについて見てきましたが、技術や経験値が上がっていくにつれて、難しくなる作戦ではありますが
決まると鮮やかで、そして相手に与えるダメージも大きく、味方の士気もあがることは間違いないですから、作戦のひとつとして普段から練習しておくのもいいと思います。
また、そうすることで相手にディレードスチールをさせないことにも繋がります。
いわば、ディレードスチールは知的な戦略とも言えますね。
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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