どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
みなさんは、ロジンバッグってわかりますか?
野球をされる方ならもちろんご存じだと思いますが
そうでない方にとっても、ピッチャーがマウンドで手に付ける白い粉が入っている小さな袋といえばお分かりだと思います。
ロジンバッグを手にとったピッチャーがポンポンと白い粉を手につける仕草はお馴染みですよね。ではそのロジンバッグについて少し見ていきましょう。
目次
ロジンバッグの効果とは?どんな時に使うの?
ロジンバッグは、たとえば重量上げの選手や体操選手、野球ではおもにピッチャ―がボールを投げる際の滑り止めとして使います。
ピッチャーは指先の感覚が命といっても過言ではないと思います。
そんなピッチャーの生命線ともいえる指先ですが、その大敵は湿り気です。
もちろん、適度な湿り気は逆に必要なのですが、過度な湿り気は大敵です。
湿り気の原因と言うのは、雨や汗といったものになります。
雨は勿論ですが、ピッチャーは野球選手の中でも一番の重労働ですし緊張もあり、想像以上に手にも汗を書きます。
そして、その汗が指先を濡らし、ピッチャーのコントロールを狂わせるのです。
ですから、ピッチャーにとってはロジンバッグに入っている白い粉は魔法の粉とも言えます。
ピッチャーがバッターと勝負するのに勿論、必要なものですが、すっぽ抜けたボールがデッドボールになるのを防ぐことにもなりますから、バッターの身を守るためにも必要なものと言ってもいいのではないでしょうか。
ロジンバッグの中身は?
ロジンバッグ持ったまま帽子直すろーたん pic.twitter.com/EopUp1kZ3W
— 木南 (@nohedis_7twitter.com/nohedis_7/status/1523515027567030272?ref_src=twsrc%5Etfw”>May 9, 2022
ロジンバッグの中の白い粉ですが、主な成分は樹脂であるマツヤニと炭酸マグネシウムからなります。
マツヤニ自体がすべり止めの役目を果たすのですが、それだけでは、粘り気がありすぎて、皮膚を傷つけたりするそうです。
ですからそれを防ぐ成分として炭酸マグネシウムが配合されています。
割合で言うと、マツヤニが20%で炭酸マグネシウムが80%ぐらいです。
これで、ロジンバッグの中の白い粉の正体はわかったと思います。
ロジンバッグに関する野球の規則やルールは?
7回、雨脚が強まる中、ロジンバッグを手に集中力を高める #秋山拓巳 投手 pic.twitter.com/iCGbB2127Y
— スポニチTIGERSフォト (@Sponichi_Tfoto) July 9, 2021
公認の野球規則ではロジンバッグは審判員が管理することになっています。
もともと、野球規則では、ピッチャーが唾液など異物を手やボールに付けることを禁止しています。
これは、ボールが思わぬ変化をしたりしてバッターが不利にならないようにです。
しかし、ピッチャーが雨や汗で正常な投球が出来なければ、今度はピッチャーが不利になるばかりか、正常な試合を進行することができなくなります。
また前述のような危険につながることもあります。
ですから、ロジンバッグの使用は認められるのですが、中身を管理するために審判員の管理下にあるものを使うようになっています。
お気づきでないかもしれませんが、その置く位置も決められています。
だいたい、マウンドのピッチャーの足元のピッチャーのすぐ後ろあたりに置くことになっています。
バッターがボールを見る時に気になったり、打球があたるなどの試合展開への影響を排除するためです。
そして、雨の日などは特別に、ロジンバッグを尻ポケットに入れることを許されています。
また、ロジンバッグの粉を着けていいのは素手に限られていて、グラブやボール等へ直接着けることは禁止されています。
ロジンバッグに関するエピソード
ピッチャーが投げる前にポンポンするはんぺんみたいなやつ→「ロジンバッグ」 pic.twitter.com/M5CDhSxZg4
— これの名前って何?bot (@abc53484177) May 14, 2022
では、プロ選手のロジンバッグに関するエピソードなどはないのでしょうか。
大相撲の場合は、塩の撒き方などが話題になることがありますが、どうでしょうか。少し、見ていきましょう。
まず、現役の選手でしたら北海道日本ハムファイターズの加藤貴之投手です。
加藤投手はなんと「ロジンの妖精」と呼ばれています。
加藤投手は2015年のドラフト2位指名でファイターズに入団したのですが、2016年7勝、2017年6勝と安定した成績を上げています。
そんな加藤投手ですが、投球に入る前にグローブをとってロジンバッグを使って両手にロジンを着けます。
その時に白い粉がパッと舞い散るのですが、マウンド上でその中に立つ姿を例えて「ロジンの妖精」とファンの間で呼ばれています。
なんだかステージの上のスモークのようで幻想的に見えますもんね。
次は、往年の広島カープのエース、佐々岡真司投手に関するエピソードです。
佐々岡投手は1989年のドラフト1位指名でカープに入団し、その後、永らくカープのエースとして活躍した速球派の投手ですが、彼の場合、投球の際に、ボールをリリースする指先からロジンの白い粉が舞い上がるのが見えたと聞きます。
スローモーションなどでも、はっきりと映っていたことから
よっぽど、強く指先でボールをはじいてスピンをかけていたのかもしれませんね。
おすすめのロジンバックの商品や値段は?
ロジンバックは野球はもちろんのこと、他のスポーツや太鼓の達人の趣味など
手が滑らないようにするようなことがあればもってこいの商品です。
そこで、ロジンバックのおすすめを紹介します。
MIZUNO(ミズノ) ロジンバッグ
ミズノのロジンバックです。
環境にも優しい天然成分(卵のカラ)のロジンです。
雨で濡れた手や、手に汗などをかいても、がっちり滑らない。ミズノのロジンバックはスポーツユーザーにも評判がよく
野球に限らず、バドミントン、ゴルフ、テニスなどにも、持って来いの商品です。
値段もリーズナブルかつ、天然成分である卵の殻のロジンなので環境にもやさしいです。
アマゾンなどで送料無料で上手に買いましょう。
ちなみにこのツイートを見るとNPBもミズノ社のロジンバックを使っているのが伺えますね。
SSK(エスエスケイ) 野球 ロージン DP1
野球ブランドSSK(エスエスケイ)のロジンバックです。
ほどよい大きさで持ちやすさをうたってるSSKのロジンバックは容量60g
最高のパフォーマンスを発揮できる用具を提供することをコンセプトに持っているだけあってレビューも
ぶろ太
という声が多いです。
こちらも、アマゾンプライムや上手にまとめ買いをして送料無料で買いたいですね。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回はロジンバッグについて見てきましたが、ロジンそのものは野球だけでなく他のスポーツでも滑り止めとして使われています。
雨などの影響はなくても、緊張もあるのかやっぱり手に汗をかいてしまうのですね。
やっぱりロジンバッグにはアスリートがそのパフォーマンスを発揮するための魔法の粉が入っているといっていいのでしょうね。
今回も記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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