どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
ボールと一口に言っても色々ありますよね。
もちろん、大きなものから小さなものまで、そして材質や色も色々あります。
形は、もちろんまん丸い球形ですが、中にはラグビーやアメリカンフットボールに使うような楕円形のものもあります。
そして、野球のボールと言うと、みなさんどんなものを思い浮かべられますか。
いわゆる軟球や準硬式球といわれるものもありますが、やっぱり硬球、硬式ボールのことを思い浮かべられる方が多いのではないでしょうか。
今回は、そんな硬式ボールについて見てみたいと思います。
目次
野球の硬式ボールの歴史、構造や規格、直径や重さ等は?
今の野球の硬式ボールの元となるのは、1878年にスポルディング社によって作られたものとなります。
それ以前は、色々なメーカーがボールを製造していたり、もっと以前は手製のものが使われていた時代もあったようです。
MLBでは、1878年から1976年までは、スポルディング社が、1977年からはローリングス社製のものが使われています。
そして、その構造としては、コルクやゴムの芯に糸を巻き付けられてものを牛革で覆っています。
縫い目は原則と108個とされています。
108って、なんだか除夜の鐘の音と同じですよね。
偶然の一致で、しかも日米の違いはありますが、少し不思議な気がしますね。
重さは141.7~148.8グラムの間で、その円周は22.9~23.5センチの間と野球規則で定められています。
また、プロ野球の公式試合で使えわれる硬式球と呼ばれるものの場合
形や重さ以外に重要となる要素として
反発力についても定められていて、規定のテストによって定められた反発係数が基準を満たすもののみが公認ボールとして、試合で使うことができます。
野球の硬式ボールは破れたりしたら自分で修理が可能なの?修復方法は?
牛革でできた硬式ボールはそれなりに高価なものとなります。
例えば、Amzonで硬球ということで調べてみると、練習用とされているものでも、1ダース12球で5,765円とかいう風に出てきますから、1球あたりにすると500円近くになってきます。
公認級になるとさらに高くなって、1ダース12,053円となっていますから、1球1,000円以上ということになります。
やはりそれなりに高価なものですよね。
よく、プロ野球選手なんかが母校への差し入れとしてもボールが使われるのもわかりますよね。
しかも、牛革を糸で縫い合わせたものになりますから、バットで打った際の衝撃や、グラウンドやフェンスなどに接触することで、皮が破けたり、糸が擦り減ってもします。
ですから、練習用などは可能な範囲で自分達で修理することがよくあるようです。
実際に、修理用の縫い針や糸なども販売されています。
修復方法はコチラの動画が詳しく紹介されています。
軟式ボールとの違いは?
では、軟式ボールとの違いついて見てみたいと思います。
軟式ボールは元々大正時代に日本で産まれたものです。
大きな違いは、その構造にあります。
硬式ボールが固い芯を牛革で覆っているのに対して、軟式ボールの場合は、ゴムで出来ていて、中は空洞となっています。
その特徴は、やはりゴムを使っているため、「当たった場合の安全性が違います。」
硬式ボールの場合は骨折等の危険性が高いですが、軟式ボールの場合は、そういった危険性は少ないです。
実際のプレー面では、守備について見てみると、硬式ボールは大きく弾まない、どちらかと言うと、速く地を這うような打球が多くなるのに対して、軟式ボールの打球の特徴の1つとして大きく跳ねることがあげられます。
バッティングでも、それぞれの特性に応じた打ち方があるようで、反発力やボールの硬さなどから打球は硬式ボールの方が速いですが
軟式ボールを打つ場合には、芯に当てて、しっかりと振り抜くことが求められます。
プロの選手なんかでも、いきなり軟式ボールを打つとなかなかアジャストできないような部分もあるようですね。
硬式ボールの手入れや磨き方とかって?
硬式ボールを扱う場合には、やはり手入れが必要になってきます。
ただ、その際に頭に置いておかねければいけないのが、硬式ボールの表面を覆っているのは牛皮だということです。
ですから、水洗い等はなく乾いたタオルなどを使って磨くことがメインとなります。
水を使うと、皮が水を吸収して、どうしても重くなってしまいますから。
手間暇をかけるならば、皮製品用のクリーナーを使うこともできるかもしれませんが、どうせすぐに汚れるものですし、手になじむという点を考えても、基本的には乾いたタオルなどで磨くことになります。
あとは、汚れを落とすには、消しゴムを使ったりもありですね。
またこういったクリーナーブラシも販売されています。草野球をされている方など興味のある方は試されてみてはいかがでしょうか。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回は硬式ボールについて見てきました。
野球をやっている人やファンにとっては、想いが詰まった白球のイメージは硬式ボールだと思います。
勿論、真っ白な新しいボールもいいですが、黒土に少し汚れたボールも、いろんなドラマが詰まっているようで、いいですよね。
それに、あの「カキーン」という独特の打球音は硬式ボールならではのものですから、硬式ボールは憧れのものと言ってもいいですよね。
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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