どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
野球が上手になろうとして一生懸命練習をすればするほど、怪我や故障のリスクが高まりますよね。
特に、問題となっているのが「野球肘」や「野球肩」と呼ばれるボールを投げる際、ピッチングやスローイングに関する障害です。
もちろん、その根底には投げすぎというのがあって、高校野球の現場でも球数制限というのが議論されています。
しかし、試合での球数は制限できたとしても、やはり練習の段階では、フォームを固める、感覚を養うために投げ込みというのが行われてしまいます。
やはり、何度も反復すればするほど、動作というのは身についてきますから致し方ないのかもしれませんが、この野球肘・野球肩の問題は、特に少年野球や中学・高校野球では深刻な問題と言えるでしょう。
そういったことを無くすために、実際にボールを投げ込まなくても、それに近い感覚でフォームやリリースの感覚を身につけることができる練習器具が誕生しました。
スローイングマスターなげる~ん(なげるーん)です。
今回はそんなスローイングマスターなげる~ん(なげるーん)について見ていきましょう。
目次
なげる~ん(なげるーん)とは?
[2021.9.5(日)自主練習]
自主練習動画、
本日は、たかひろ(3年)ソフトバンクの今宮選手も高校時代に使用していたという「なげるーん」を使って、スローイングのフォームを固めています
背中側に腕が入りすぎないよう気をつけよう! pic.twitter.com/6zzN7D6InZ
— 宮の沢オリオンズ (@SAPPORO_MIYAORI) September 5, 2021
なげる~ん(なげるーん)は投げすぎからくる野球肘といった障害から選手を守るために、今任靖之氏の提唱する野球理論「イマトー・メソッド」に基づいて開発された練習器具です。
ピッチャーを中心に発生する野球肘というのは、最終的には肘の関節の内部の軟骨がはがれてしまい手術が必要になってくるのですが、原因は投げすぎの他にも正しい肘の使い方ができていないというのが大きな要素としてあります。
しかし正しい肘の使い方・フォームで投げようとするとどうしても投げ込みを行ってしまいがちですが、それを防ぐため、実際のボールを投げているような感覚で使えるようになっています。
グリップがついているスティック状のものの先に錘がついているのですが、しなやかな素材でできているため全体がしなるようにできています。
「1日7分で上達する」というキャッチフレーズがついています。
長さ50センチで先端の錘の重さが2グラム、5グラム、10グラム、25グラムとあり、他にも長さが違うものがあります。
また、身体の使い方も含めて解説されたDVDもついてくるようですから興味深いですね。
なげる~ん(なげるーん)の使い方や効果やメリットは?
めっちゃ久しぶりになげるーん出してきて振ったけど普通に良かった。昔はただ感覚任せやったけど、今は多少考えて振れるようになったからかな👀バトミントンより風切り音少ないから都会に住んでる人はおすすめかも🙌 pic.twitter.com/1XlpQHnbwX
— 宮地穂高|TJ手術2回から復活中🦾 (@hodaka_miyachi) May 5, 2020
なげる~ん(なげるーん)の使い方は、基本的には、グリップ部分を握って投球動作を繰り返すだけです。
その際に、すっぽ抜けて飛んでいったりしないように紐に手首を通して練習を始めます。
実際の練習の際には、肘の位置や角度、手の通り道に気をつけながら、全身を使った回転運動の中で投げていくのが大切です。
今まで同じような目的でシャドウピッチングの際に使われていたものとしてタオルがありますがタオルの欠点として
「タオルは垂れるのでトップのチャックができない。」
「リリースの瞬間の音が鈍い。」
「リリース時に外旋してしまう。」
といったことがあげられていますが、それがなげる~んでは、解消されているようです。
なげる~ん(なげるーん)を使う効果としては
「正しい姿勢と正しい身体の使い方を身に付けることができる。」
「しなりを借りてレベルアップできる。」
といったことがあげられていて、それによるパフォーマンスの向上が期待できるようです。
またメリットとしては、ボールを使わないので1人でも、そして雨の日でも練習ができるといったことがあげられていますし、何よりも、投げすぎの防止とインナーマッスルを鍛えることが、野球肘といった故障の予防に繋がることが大きいでしょう。
また、怪我や故障の後のリハビリにも効果的なようです。
なげる~ん(なげるーん)のサイズや種類は?
なげる~ん(なげるーん)には、ヘッド部分の重さが2グラムのS、5グラムのM、10グラムのP、25グラムのXがあります。
ヘッド部分の重さが違ってくると、負荷がかかる部分や強さが違ってくるので、それぞれを組み合わせて使うことで、効果はアップするようです。
また、長さが65センチのなげる~ん65や、それよりも長い長さが1メートルのなげる~んスーパーロングⅠ、75センチのなげる~んスーパーロングⅡといったものもあり、それぞれにヘッド部分の重さが違うものが用意されています。
なげる~ん(なげるーん)の値段や評判は?
なげる~ん(なげるーん)は、公式サイトでは、2022年7月16日現在でS、M、P、Xともに7,500円(税別)で発売されています。そして、全部揃えた4本セットの場合、26,000円(税込)で手に入るようです。
Amazonではサイズによって値段が違ってくるので下記のリンクから確認してください。
また公式サイトには次のような声が寄せられています。
「ケガをすることがなくなった。」
「描いていたフォームで投げられるようになった。」
「下半身の体重移動がスムーズにできるようになりバッティングのも効果があった。」
久保田スラッガーからも発売!
久保田スラッガーからも、なげる~ん(なげるーん)が発売されています。基本的には同じような商品です。
久保田運動具店は大阪府北区にあり、主に野球のグラブに力を入れていて手作業で作られるこだわりでクオリティの高さからプロの選手もグラブは久保田スラッガーの選手が多い。
そんな久保田スラッガーではグラブをはじめ、スパイクやバッティンググローブその他にはリストバンドや野球ギアも販売されていますね。
その中のひとつでこの、なげる~ん(なげるーん)もそうですね。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか。
今回はスローイングマスターなげる~ん(なげるーん)について見てきました。
確かに、これだとボールを投げているのに近い感覚で練習に取り組みことができますし、棒状なので腕は肘の角度も分かりやすいですよね。
また、実際に自分で注意点がわかっていれば1人でも練習ができます。
携帯するのにも便利ですし、これを使うことで少しでも怪我や故障を予防できるのならば是非とも取り入れたいグッズの1つですね。
今回も記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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