グローブの型付けでよくある失敗と正しい対処法!初心者でも安心の完全ガイド

新品のグローブを買って、ワクワクしながら型付けを始めたのに「なんだか変な形になった…」「思ったより柔らかくなりすぎた…」といった経験、ありませんか?

 

実は、グローブの型付けには意外と“落とし穴”が多く、間違ったやり方で失敗してしまう人も少なくありません。

 

この記事では、型付けで起こりがちな失敗例を紹介しながら、失敗を防ぐ正しい方法、そしてもしもの時の対処法まで、初心者にもわかりやすく丁寧に解説していきます。

 

「せっかくのグローブ、長く大切に使いたい」という方に、ぜひ読んでほしい内容です。

グローブ型付けは何のためにする?型付けの方法は?

では、最初にグローブの型付けとは、何のためにするのでしょうか。

 

それは、プレーヤーそれぞれの手やプレースタイルにあった、使い安いものにしていくために欠くことの出来ない作業なのです。

 

勿論、出来立てのグローブにも基本となる型とは、ついていますが、実際に使いやすくするために、柔らかくしながら自分好みの型にしていくというのが、グローブに最終的な命を吹き込む作業となるのです。

 

片付けの基本は、オイルなどでしなやかさを与えながら、叩いたり、ボールをぶつけたりしていくことです。

 

そのためのハンマーなどもありますし、お店では、機械で叩いてくれたりもします。あと、特殊な方法として、湯もみやスチームなどで柔らかくすることもあります。

 

グローブの型付け、なぜ失敗する?

間違った情報でやってしまう人が多い

SNSや動画で見た方法をそのまま真似したら、革が傷んでしまった…という失敗、よくあります。

 

グローブの型付けは“柔らかければいい”というわけではなく、適切な加減がとても大切です。

よくある失敗例

• 火であぶったりドライヤーで加熱しすぎる → 革が固くなったり、変色したりします

• 水に浸ける・濡らしすぎる → カビの原因や型崩れに

• オイルを塗りすぎる → ベタベタになって重くなり、カビやにおいの原因にも

• ハンマーで叩きすぎる → ポケットが潰れたり、バランスが崩れて使いにくくなる

• 型付けボールの位置がズレる → 変なクセがついてしまい、戻すのが大変

 

どれも「ちょっとしたミス」ですが、積み重なると大切なグローブが台無しになってしまうことも…

 

失敗しない!正しい型付け手順

用意するもの

型付けボール、グローブバンド、専用オイル、柔らかい布、場合によってはグローブハンマーなど。

 

やさしく丁寧に型をつける方法

1. グローブに軽くオイルを塗って、革を柔らかくする(塗りすぎ注意!)

2. 型付けボールをポケットにしっかり収める

3. グローブバンドで軽く閉じるように固定する

4. 一晩~数日寝かせて自然に形をつける

5. 仕上げに軽くキャッチボールや開閉運動で“手になじませる”

 

この流れを守るだけでも、きれいに型がついて使いやすくなります。

 

もし失敗してしまったら…?

変なクセがついてしまった場合

グローブを少し温め(湯もみやドライタオルで包むなど)、再度オイルを塗って柔らかくしたあと、正しい形に整えて再固定すれば、クセが戻る可能性もあります。

 

革が硬くなりすぎた・ゴワゴワする場合

オイルで少しずつ潤いを与えながら、開閉運動を繰り返してゆっくり戻していきましょう。

 

無理に力を入れるのは逆効果なので注意!

 

カビや変色が起きてしまった場合

乾いた布で優しく拭き取り、風通しの良い場所で完全に乾燥させた後、オイルを薄く塗って保湿しましょう。

 

専門店に頼む?自分でやる?

「絶対に失敗したくない」「お気に入りのグローブを長く使いたい」

 

そんな方には、専門店での型付けがおすすめ。価格は3,000〜5,000円ほどが相場で、プロの手で丁寧に仕上げてもらえる安心感があります。

 

一方、自宅で自分の手で型付けする楽しさも格別。手間をかけた分だけ愛着も湧きますし、グローブがどんどん“自分仕様”に育っていく過程もまた魅力です。

 

型付け後のメンテナンスも重要!

せっかく型付けがうまくいっても、使いっぱなしでは型崩れしてしまいます。

• 使用後は汚れや汗を乾いた布で拭く

• 月に1〜2回は少量のオイルでメンテナンス

• 保管時は型付けボールを入れ、バンドで軽く閉じて陰干し

毎日のちょっとしたケアが、グローブの寿命をぐんと伸ばしてくれます。

 

よくある質問(Q&A)

Q. 型付けは買ってすぐやるべき?

→ 基本的にはYES。ただし、軽くキャッチボールして“馴染み方”を見ながら型付けを進めるとベストです。

Q. 湯もみとオイル揉み、どっちがいい?

→ 湯もみは効果が大きいですがリスクもあります。初心者はオイルと手もみでじっくり育てるのが安心です。

Q. 柔らかくしすぎたグローブは直せる?

→ ある程度なら型をつけ直すことで改善できますが、極端に柔らかい場合は買い替えも検討を。

Q. どれくらい使えば馴染んでくる?

→ 毎日使えば1〜2週間でしっくりきて、1ヶ月もすれば「相棒」になっているはずです。

 

まとめ

グローブの型付けは、ちょっとしたコツと丁寧ささえあれば誰でもうまくいきます。

 

大切なのは「やりすぎない」「焦らない」「革をいたわる気持ち」。

 

もし失敗してしまっても、この記事の対処法を参考にすれば、リカバリーできる可能性も大いにあります。

 

グローブは“使って育てる”道具。

 

手間ひまをかけることで、あなただけの最高の一本に育ってくれるはずです。

 

焦らず、楽しく、自分だけのグローブと一緒に成長していきましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。