どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
軟式野球をする人でビヨンドマックスを知らない人は少ないのではないでしょうか?日本で一番有名なバットと言ってもいいぐらいで、大人から少年まで多くの軟式の野球選手が愛用しています。
そんな、ビヨンドマックスですが、使用が出来ない場合があるようです。今回はその当たりの事情について見ていきます。
ビヨンドマックスとは?どんなバット?
ビヨンドマックスとは、ミズノから発売されている軟式用のバットです。
2002年に初代のビヨンドマックスが発売されてから、その飛距離性能が評判を呼び、売れ続けているロングセラーモデルです。
軟式野球は硬式に較べて、打球が遅い、飛距離が物足りないといった声を覆すような打球が見られるようになり、大人から少年野球までその使用がひろがっていきました。
ビヨンドマックスは何故飛距離が伸びる?
では、何故、ビヨンドマックスを使うと飛距離が伸びるのでしょうか。
その秘密は、ビヨンドマックスの構造にあります。ビヨンドマックスシリーズでは、打球部分にポリウレタンのような柔らかい素材が使われています。
軟式ボールが硬式に較べると飛ばない理由として、ボールがバットに当たった瞬間に、変形してしまい、そこでエネルギーがロスされてしまうということが挙げられています。
それを、打球部に柔らかい素材を使うことで、バット側が変形し、ボールの持つエネルギーをロスさせないことになり、飛距離アップに繋がったようです。
ビヨンドマックスは使用が禁止されているの?
レガシー使ったら昨シーズンヒット0の俺が1試合で2本打ったからなあ。今までのサードライナーが頭の上超えるのよ。打つ方は楽しいけども。
【悲報】ビヨンドマックス、禁止されそう : なんでも受信遅報@なんJ・おんJまとめ https://t.co/LAJhjRd1O1
— M・アライ@関東竜党 (@alive_m) March 20, 2022
圧倒的な飛距離性能で多くの野球人の心を鷲掴みにしたビヨンドマックスですが、大会等で使用禁止にされていることがあります。
例えば、中学の軟式野球では、過去に正式に禁止の通達が出たことがあります。
2007年7月のことですが、全国中学校体育連盟は、主催する中学生の軟式野球の大会でビヨンドマックスを使用禁止にしました。
その後、2012年には、使用禁止は解除されたのですが、地域の事情によっては使用禁止のままだったりするかもしれません。
また、全日制の軟式の高校野球の大会では、用具の規定により使用することは出来ません。高校野球特別規則で、高校野球で使用できるバットの材質が規定されているからです。
その中で、木製や金属のバット等のバットは認められているのですが、ビヨンドマックスで使用されている素材は、この規定に合致しないからです。
このように、正式に連盟等で使用が禁止されているものの他に、大会の主催大会や地域の連盟等によって、使用が禁止になっていることがあるようです。
大人は勿論、少年野球でも同じような状況で、例え、正式に認可を得たものでも、試合では使用できない場合があるようです。
また、場合によっては、チームとして使用禁止にしているところもあるようです。
ビヨンドマックスは何故使用禁止に?
ビヨンドマックス禁止の
大会が増えてるみたいですね!確かにあのバットは飛びすぎる。
軟式野球も
これからは木製バットが
主流になるかもな!#飛鳥バット— 藥師飛鳥/ASUKA《世界一の当て捕り職人》 (@ask894) April 24, 2020
それでは、ビヨンドマックスは何故、使用禁止になることがあるのでしょうか。その最も大きな理由は、その飛距離性能の凄さからです。次のような事情を考慮して、使用禁止とされることがあるようです。
- 飛距離が伸びすぎたため、地方のグランドでは、場外にまで打球が飛んでいき、周辺に打球被害が起きる可能性がある。
- 打球が速すぎると野手が危険。
そして、その価格面も大会で使用が禁止される原因の1つだったりします。
ビヨンドマックスは普通の軟式用の金属バットに較べると高価なものなので、経済的な理由が、チームの実力差に繋がってはいけないというものです。
また、少年野球等では、チームによっては、選手の技術向上のために、ビヨンドマックスの使用を禁止している例もあるようです。芯が広く、どこの当たっても打球が飛んでいくビヨンドマックスでは、将来に繋がらないという考え方です。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか。
今回は、ビヨンドマックスの使用が禁止されていることがあるということについて見てきました。
せっかく買った高価なバットですから、試合で使えないと意味がありません。
所属する連盟、チームなどで使用が認められているかどうか、事前に確認したおいた方がいいかも知れません。それにしても、使用禁止になるぐらいの飛距離って、やっぱり魅力ではありますよね。
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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