グラブたたき台とは?効果・使い方・自作方法まで徹底解説!

「グラブの型付けって、どうやってやるの?」

 

そんな疑問を持つ野球プレイヤーや保護者の方に知っていただきたいのが、「グラブたたき台(叩き台)」の存在です。

 

プロ野球選手やグラブ職人も使用しており、自宅での型付けクオリティを一段と高めてくれる便利アイテムです。

 

この記事では、グラブたたき台の基本情報、効果、使い方から、自作方法やおすすめ商品までを初心者にもわかりやすく解説します。

 

グラブたたき台とは?

グラブのポケットや指部分を整えるための専用台

グラブたたき台は、硬くて整っていないグラブにポケットや指の形をつけるための専用の台です。

 

バットやハンマーで叩いて型を整えるときに安定した土台になり、正しいフォームに仕上げる助けになります。

 

木製が主流で、安定した叩きやすさが特徴

市販されているものの多くは木製で、重量感と硬さがあるため、グラブをしっかり固定して強めに叩いても動きにくく、安心して作業ができます。

 

「たたき台」「叩き台」「グラブ型付け台」とも呼ばれる

メーカーや地域によって呼び名が異なることもありますが、基本的には同じ用途で使用される道具です。

 

どんな効果がある?使用するメリット

型崩れ防止・ポケット形成の精度向上

たたき台を使って型付けを行うことで、ポケット部分に理想的な形が作れ、打球の収まりが良くなります。

 

また、均一な力で整えられるため、型崩れもしにくくなります。

 

手では難しい細部までしっかり整えられる

ウェブ周辺や指股など、手だけでは成形が難しい部分も、たたき台を使えばハンマーで狙って叩けるため、より精密に型を作れます。

 

湯もみ・オイル後の仕上げ作業にも最適

湯もみで柔らかくしたグラブを乾かす際や、オイルを塗布した後の整形作業でも活躍します。

 

成形の仕上げに使うことで完成度が高まります。

 

グラブたたき台の使い方

グラブハンマーとセットで使用するのが一般的

グラブをたたき台に乗せ、専用のグラブハンマーで丁寧に叩きながら型をつけていきます。安定感があるため、安全に力を込めて作業できます。

 

ポケット・親指・小指・指股の順に叩く

一般的な型付けの順序は以下の通り:

1. グラブ中央のポケット

2. 親指部分

3. 小指部分

4. 指の間(フィンガーポケット)

各部位を均等に叩くことで、グラブ全体のバランスが良くなります。

 

注意点:力の加減と叩く場所を間違えない

強く叩きすぎると革を痛めてしまう恐れがあります。

 

ハンマーにはフェルトを巻く、またはグラブにタオルを当ててから叩くなどの工夫でダメージを抑えましょう。

 

自作はできる?DIYグラブたたき台の作り方

ホームセンターの木材で簡単に制作可能

20〜30cm程度の木材(厚さ3cm以上)を使えば自作できます。ヒノキやスギなどの硬くて割れにくい木材がおすすめです。

 

板の角を丸めて安定させるのがポイント

叩くときに手や革を傷つけないよう、板の角は丸く仕上げましょう。底面に滑り止めを貼っておくと、作業中に動かず安全です。

 

叩く面にフェルトや布を巻くと革へのダメージ軽減

直接木に当てて叩くと傷つく恐れがあるため、表面にフェルトやスポンジを貼ると衝撃吸収と保護の両立ができます。

市販のおすすめグラブたたき台3選を紹介!

ローリングス(Rawlings)グローブ用型付けマット EAC8F09

こちらは直径35センチほどの円状のマットになっています。

 

グラブの型付け作業等をする時の台として使用するのですが、カラーはキャメルでグラブ用の皮革が使われています。

 

かさばらず、持運びも便利なのがいいですよね。

 

worldpegasus(ワールドペガサス) グローブ用たたき台

こちらの商品は、直径は28センチですが、高さが6センチで結構厚みがあります。その厚みが、グラブの型付けには役に立つようです。

 

中央部分が凹むようになっているのが都合がいいようで、牛革が使われているようですから、グラブにも馴染みそうですね。

 

UNIX(ユニックス) グラブ仕上げ台・フィニッシュスタンド BX76-76

こちらは今までのものと違って、木製の商品となります。サイズは27センチ×11.5センチほどの箱型なのですが、中央部分に凹みがあります。

 

また、隅に微妙な角度がついていて、これらを使って、型付けを行っていくようです。確かに、このような機能があれば、便利かもしれませんよね。

よくある質問(Q&A)

Q1. グラブたたき台は絶対に必要?

必ずしも必要ではありませんが、あると型付けが楽になり、仕上がりの差も歴然です。初心者から上級者まで幅広くおすすめです。

 

Q2. 普通の木の板ではダメなの?

代用可能ですが、専用品の方が安定性や叩きやすさ、革への負担の少なさなどに優れており、安全性と効率性が高まります。

 

Q3. 初心者でもうまく使える?

正しい順序と力加減を守れば、初心者でも十分に活用可能です。まずは軽く叩いて感覚をつかみ、慣れてきたら調整していきましょう。

 

まとめ:グラブの相棒に「たたき台」を

グラブたたき台は、型付けの仕上がりを左右する重要アイテムです。

 

自宅でしっかりとしたポケットを作りたい方や、もっと扱いやすいグラブにしたい方には特におすすめです。

 

市販品を購入するのも、自作して使うのもアリ。あなたのグラブを“最高の相棒”に育てるために、ぜひ取り入れてみてください。

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