どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
今回は、野球の牽制球について詳しく記事にしたいと思います。
野球において牽制球とは、ランナーを進塁させないようにピッチャーやキャッチャーが警戒し、ランナーを釘付けにする守備行為のひとつです。
その他にも、牽制球はバッターと対戦するときに有効となる「間」を持たせるのにも効果的です。
そんな牽制球についての基本のルールや気をつけたいボークなどについて説明して行きたいと思います。
目次
牽制球とは?
牽制球は、野球やソフトボールでも用いられる守備行為のひとつで
略して牽制とも言われます。
基本的には
牽制球の目的は、大きくリードをとったランナーが帰塁できずアウトにすることやリードを抑制することです。
その結果、盗塁される確率を減らすことができます。
また、盗塁だけでなく、エンドランの時にランナーのスタートを遅らせる時にも有効です。
牽制球(けんせいきゅう、英: pickoff attempt)とは、野球やソフトボールにおける守備行為の一つである。略して牽制(けんせい)と言われることが多い。「牽」の字が常用漢字に含まれていないことから、新聞などでは「けん制球」と表記されることが多い。
出典元:Wikipedia-牽制球
色々な牽制球の意味や目的!
塁審カメラ。
佐々木朗希の牽制球、球速もノビもエグすぎ。 pic.twitter.com/ErRYxzVXst— ばたく (@BATAKU_uni) March 24, 2022
牽制球とは、基本はランナーが進塁するのを防ぐ、大きくリードをとったランナーをアウトにするなどの目的がありますが、他にも牽制球を使っての意味や目的があるのでしょうか?
進塁するのを防ぐのは、牽制球を使う上でよくあることですが、牽制でアウトにするのは、稀なことです。
ここでは、色々な牽制球の意味や目的を紹介します。
相手チームの作戦を読む!
牽制球は相手チームの作戦を読むのにも有効です。
仮に相手チームがスクイズやバントのサインが出ていたとしましょう。
ピッチャーが牽制したときに、ピッチャーが普通にバッターと対戦する雰囲気と違うのに気づくときがあります。
相手のチームのベンチの雰囲気も含めて牽制球で様子見をして、いつもと様子が違うようならスクイズやバントのサインが出ているかもしれません。
また、プロでは中々ありませんが、牽制した時に、相手のバッターがうっかりバントの構えをしてしまうかもしれません。
そういった相手チームの作戦を読むときにも有効です。
「間」をとるにも効果的!
ピッチャーはバッターと対戦するときに、直感的に
このタイミングで投げたら打たれそう、自分のタイミングではない
などに気づく時があります。
そのような時に、ランナーを牽制することで、いったん「間」を作り、仕切りなおすときにも効果的と言えるでしょう。
バッターの集中力を切らす!
ピッチャーは、牽制することによって相手バッターの集中的を切らすのにも効果的です。
バッターも、投げてくる配球を読むなど、とても集中している状態です。
そんな時に、何度も牽制されたら、集中力が切れてきます。
それを利用して、こちらに有利に対戦することに効果的と言えます。
牽制球を投げる時の基本のルールや注意点!
1塁にランナーいないのに1塁に牽制球投げたらしいよ(ヒソヒソ pic.twitter.com/1VxaMMjTEU
— ひろ虎 (@hirotora1985) September 3, 2020
牽制球を投げる時の、基本のルールや注意点を紹介して行きたいと思います。
セットポジションに入ったら肩を動かしてはならない!
牽制球を投げるときの注意点として、肩を動かしてはならないというルールがあります。
まあ、肩というよりは、首から下を動かしてはならない。
ですが一番注意したい動かしがちなところは
肩や肘などの関節部分やグローブなどです。
これを詳しく説明しますと、ピッチャーが牽制球を投げるときは、一般的には、セットポジションで牽制することが多いです。
ランナーの様子を見るときに首を動かすことは、ゆるされますが、投球動作以外では肩はもちろんグローブも動かしてはならないというルールがあります。
肩などを動かしたいときなどは、軸足をプレートから外しましょう。
ボークに注意する!
ピッチャーが、牽制に入る前などは、慣れないうちは、ボークに注意し、意識しながら投球しなければなりません。
ボークをとられると、無条件でランナーが進塁してしまい、そこからピッチャーが崩れてしまうときもあります。
牽制は、ボークをとられやすい状況であるために、しっかりとルールを覚えてボークをとられないようにしましょう。
気をつけたいセットポジションやボークのルールについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね!
⇒ワインドアップとノーワインドアップとセットポジション3つの違いを解説!
⇒ボークのルールとは?牽制のとき、キャッチャーにもボークが?
正しい牽制球の投げ方のコツとプレートの外し方!
✅牽制球のコツ
横浜DeNAベイスターズの小杉陽太さんの解説
顔の動きって結構重要です
逆に、昨日のZOOM講習会で走りのスペシャリストの元楽天の内村賢介さんは、この長る時の顔の動きに癖が出やすいとも語っていました pic.twitter.com/4IhCgNP9iq
— Meta Gate(メタゲート) (@MetaGate3) February 16, 2022
まず、ピッチャーが牽制球を投げるときは大きく2つの投げ方に分けられます。
軸足をプレートから外す牽制球と軸足をプレートから外さない牽制球の2つに分けられます。
それらと一緒に、一塁や二塁や三塁に牽制する投げ方やプレートの外し方などを詳しく説明して行きたいと思います。
一塁の牽制球の投げ方やコツ
プレートを外す場合
基本ランナーが出た場合は、ピッチャーは基本セットポジションの投球姿勢をとります。
先ほども言いましたが、このとき首から下を動かしてはいけませんがプレートを外すことによって自由に動かしてもよくなります。
一塁でプレートを外した牽制球の投げ方は
軸足をプレートの後ろ(二塁側)に外し投げます。
ランナーが飛び出したときや、仕切りなおすときも、落ちついてプレートを外し対応しましょう。
プレートを外さない場合
プレートを外さず牽制することによって、ボークをとられやすいことや動きを覚えることが難しいですが
プレートを外さず牽制するほうが、素早く牽制することができ、ランナーも牽制が分かりにくいので効果的です。
プレートを外さず牽制する場合の注意点は、一連の動作で投げ投げることです。
途中で止まったり、投げるふりをすれば、ボークになるので注意が必要です。
また、前足をしっかり一塁方向に向けることが大事で、しっかり向けないとボークになります。
牽制球のコツは、投げるタイミングを変えることです。
いつも同じタイミングで牽制球を投げていてもランナーに読まれるので
はやく牽制球を投げたり、タメてから牽制球を投げるたりした工夫をすることでランナーの意表をつくことができ効果的です。
二塁の牽制球の投げ方やコツ
プレートを外す場合
二塁方向に牽制するときは、一塁に牽制するとき以上に体を回転させる必要があります。
このとき、左回りがいいのか?右回りがいいのか?
ですが基本、右ピッチャーは左回り、左ピッチャーは右回りの方が腰の回転が加わり、はやい牽制ができます。
二塁の牽制のコツは軸足を中心にして回るイメージで回転するとスムーズに牽制しやすいです。
プレートを外さない場合
二塁にプレートを外さないで牽制球を投げる場合は、右回りで回転すると効果的です。
二塁にプレートを外すときは、左回りと説明しましたが、外さない場合は、その逆で回転するのがコツです。
これは、投球の動作を、よそおい牽制球を投げるためです。
このときも、前足をしっかり二塁方向に向けないとボークになりますが、
一塁の牽制球と違い、投げるふりをしてもボークにならないです。
三塁の牽制球の投げ方やコツ
プレートを外す場合
三塁に牽制球を投げる場合も、一塁や二塁に投げる場合と基本同じです。
プレートを外せば牽制球を投げても、投げるふりをしても大丈夫です。
プレートを外さない場合
三塁にプレートを外さず牽制球を投げる場合も、一塁や二塁にプレートを外さず牽制球を投げる場合と同じで、しっかりと前足を三塁側に向けて投げましょう。
また、注意点としては左足を上げたときに左足と軸足である右足が交差した状態で牽制球を投げるとボークになるので注意です。
三塁で牽制球を投げるコツとしては、顔をバッターに向けた状態で牽制球を投げる瞬間まで三塁に顔を向けない。
そうすればランナーは、隙をつかれる場合があるので効果的に牽制球を投げることができます。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?今回は野球の牽制球について記事を書かしていただきました。
牽制球にも、いろいろなルールがあり、おこたるとボークをとられてしまいます。
ボークをとられないように、牽制球のルールを覚えてランナーを盗塁させないようにしましょう。
プレートを外すときも、外さず牽制球を投げるときもスムーズに牽制できるように練習することが大事です。
しっかりと、牽制する方向に前足を向けるようにして
アウトにせずとも、ランナーを走らせないようにする、ランナーのスタートを遅らせるだけでも牽制球の役割を十分果たしていると言えるのでしっかりと練習しましょう。
今回は、記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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