ホームランボールをとったらもらえる?返す?入る前にキャッチした場合は?

どうもみなさん!こんにちは。カズズです。

 

野球の華と言われるホームラン。

 

ぶろ太

ホームランってスカッとして気持ちいいもんな!

 

一時は球場が昔に較べて広くなったおかげで出にくくなったりしていたような気もしますが

 

最近はグラウンドレベルに近いスタンドなんかが設置されたりする場合もあって、身近なものになっているような気がします。

 

プロ野球でもビデオ判定なんかが導入されて、際どい打球の判定が覆ったりすることもありますが

 

このホームランを巡ってフェンス際のプレーで紛糾することが、ごくたまにですがあるんです。

 

それは、観客がスタンドから手を差し出して、打球を取ってしまうことです。

 

もちろん、フェンスオーバーした打球については問題ないのですが、フェンス際の際どい打球を巡っては注意が必要です。

外野スタンドの観客がホームランになりそうなボールをキャッチしてしまったらどうなるの?

外野スランドの観客がフェンス間際のボールを捕ってしまった場合

 

野球規則ではプレーを停めて、もしそのボールを観客が捕らなかったらどうなったかというのを検証するようです。

 

簡単に言えば取らなくてもスタンドに飛び込んでしまったと判断されればそのままホームラン。

 

フェンスにあたっていたとしたら、その場合どこまでバッターランナーや塁上のランナーが進塁していたかというのを判断して、その状態からプレー再開となるようです。

 

実際には、フェンスにボールが当たっていたと判断されれば、2塁打とされることが多いようですね。

 

このような問題は、特に最近の外野のフェンスの高い球場でおこりうるケースと言えると思います。

 

確かに、大きな放物線を描いて飛んでいく打球の最終的な着地点というのは、ややこしいですもんね。

WBCでの山田哲人選手の打球を巡っての騒動って?

実は、このフェンス際の飛球を巡っての珍しいケースが最近ありました。

 

2017年のWBCの日本対キューバ戦のことでした。

 

山田哲人選手の放った大飛球がレフトスタンドへ飛び込んだ、と思った瞬間でした。

 

なんと2塁をまわったところで、山田選手が止められてしまい2塁へ戻されて、そこでプレーが停まってしまったのです。

 

レフトスタンドの観客が山田選手の打球をフェンスの手前でとってしまったのではないかということでした。

 

そして、ビデオによるリプレー検証の結果、山田選手のホームランは認められずに、2塁打としてプレーは再開されました。

 

確かに微妙な位置で、レフトスタンドの最前列にいた観客が打球をグラブに収めたのですが

 

捕球後のグラブがインフィールド側に流れてきたというところから、ホームランは認められなかったようです。

 

テレビの解説でも、あのままグラブを手前に収めてくれて入ればホームランとして認められたかもしれないのに、というコメントが出るような際どい打球でした。

スタンドに飛び込んだボールはもらえるの?

では、スタンドに飛び込んだボールというのはどうなるのでしょうか?

 

現代の日本のプロ野球の一軍公式戦では、ホームランに限らずファウルボールでも、そのまま手にした観客のものとなるようです。

 

とても高値で価値があります。ボール1個で2600円の高値がついています。

 

ぶろ太

ボール1個2600円もするんか!

 

二軍の試合やアマチュア野球では係員に返却するのが一般的ですが、一軍の公式戦ではわざわざ回収しないようですね。

 

ですから、野球観戦にグラブを持っていく方も多いですし、スタンドで、争奪戦が繰り広げられることもあるんですね。

 

まあ、初ホームランや通算○○号みたいな記念になるようなホームランの場合は、関係者が探しに来られて、サインや記念の品物と交換してくれることもあるようです。

 

ホームランもそうですが、ファウルでもまっさらなボールと違って、刻印が押してあったり、バットの跡がついていたりと何らかの痕跡が残っているのが嬉しいですよね。

打球が当たって怪我をした時の責任は?

野球場に行くと、必ずボールの行方にはご注意ください。」みたいな案内やアナウンスがあると思います。

 

では、実際にボールにあたってしまった場合はどうなるのでしょうか。

 

結論から言うと、自己責任です。プロ野球ならチケットにそういったことが記されていたりもします。

 

球場や球団に求められているのは、ネットの設置等必要な措置を行い、打球の危険性を認知させ冒頭で述べたような注意喚起を十分に行うことのようです。

 

まあ、球場の医務室等で応急措置的なことはしてくれると思いますし、その場合の費用を求められることはないと思いますが

 

その後のことは全て自己負担で治療等にあたっていかなければいけないようです。

 

裁判で争われたケースもあるようですが、ほとんどが、この主旨にそった判決となっているようです。

 

例外的に球団側の責任が認められたケースとしては

 

球団が招待した児童の付添の保護者の女性にライナー性のファウルボールがあたり失明されたケースについて

 

野球に関する知識に乏しい女性に対して十分な措置がなされていなかったとされたケースが札幌ドームでの日本ハムファイターズ主催試合でありました。

 

しかし、プロの打球の速さって、ほとんどの方が経験したことがないわけですから、どれだけ注意してもしすぎることがないくらい危険ですよね。

まとめ

みなさんいかがだったでしょうか?

 

今回はホームランボールについて記事を書かしていただきました。

 

野球場へ行く人達にとって、プロの打球をキャッチするなんて確かに夢のようなことですよね。

 

ましてホームランならなおさらです。

 

ですから気持ちとしてはわかりますが、やはりプレーの妨げとなる行為はダメなことに変わりはないですよね。

 

前述の山田哲人選手のケースも少年だったらしいのですが、ついつい手が出てしまったんでしょうね。

 

そういう意味でも「打球の行方には注意が必要」ですよね。

 

今回は記事を読んでくれてありがとうございました。

 

ではまた~!

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