置きティーとは?効果的な使い方とおすすめ練習法を徹底解説!

バッティングの基本練習として、多くの野球選手や少年野球チームで取り入れられている「置きティー」。

 

「ただボールを置いて打つだけで意味があるの?」と思う方もいるかもしれませんが、実はこの練習には、フォームを整えたり、ミート力を高めたりする大きな効果があるんです。

 

この記事では、置きティーとは何か、どんな効果があるのか、そして実際にどんな練習をすればいいのかを、初心者にもわかりやすく、丁寧に解説していきます。

 

これから野球を始める方、お子さんの練習をサポートしたい保護者の方、またフォームを見直したい経験者まで、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

置きティーとは?

置きティーとは、ティースタンドという台にボールを乗せて、それをバットで打つ練習方法です。

 

ピッチャーにボールを投げてもらう必要がないので、一人でも練習できるのが大きな特徴です。

 

初心者のバッティングフォーム習得から、上級者のフォーム微調整やミートポイント確認まで、幅広く活用できる万能なトレーニングです。

 

「止まっているボールを打つ」というシンプルな方法だからこそ、打つ瞬間の動きに集中できるメリットがあります。

 

置きティーの効果とメリット

ミート力の向上

止まっているボールをしっかり打つには、フォームとタイミングの正確さが求められます。

 

打ち損じれば、ボールが変な方向に飛ぶのですぐに気づくことができ、修正もその場で可能です。

 

反復して練習することで、「芯でとらえる」感覚が身につき、実戦でのミート力も自然と向上します。

 

自分のフォームをチェックできる

置きティーでは、投球に合わせる必要がないため、自分のフォームに意識を集中できます。

 

スマホなどで動画を撮ってフォームを見返せば、自分では気づきにくい癖や改善ポイントも客観的に確認できます。

 

「腕が下がっている」「体が突っ込んでいる」など、小さなフォームの乱れにも気づきやすくなります。

 

一人でもコツコツ練習できる

ティースタンドとボール、そして少しのスペースがあれば、自宅の庭や公園などでも一人で練習できます。

 

トスを出してもらう人がいなくても練習できるため、時間や場所を選ばずにトレーニングを継続できるのが大きな魅力です。

 

「少しの時間を有効活用したい」という人にもぴったりの練習方法です。

 

効果的な置きティー練習法

基本の打ち方

1. 自分のスイング軌道に合わせてティーの高さを調整する(目安は腰〜胸の高さ)

2. ミートポイント(バットが一番力強く出る位置)にボールをセット

3. スタンスや重心を意識して構える

4. 力まずにゆっくりとフォームを確認しながらスイング

最初のうちは、力強く打つことよりも「丁寧にフォームを整える」ことを優先しましょう。

 

内角・外角・高低を打ち分けよう

実戦では、さまざまなコースのボールに対応しなければなりません。

 

置きティーでもティーの位置を少しずつ動かすことで、それぞれのコースへの対応力を養えます。

 

• 内角寄り:体に近づけて、腕をたたむようにスイング

• 外角寄り:遠くに置き、体を開かずに打つ感覚を身につける

• 高め・低め:ティーの高さを変えて、スイング軌道とタイミングを調整

 

これらをバランスよく練習することで、実戦でのバリエーションにも強くなれます。

 

よくあるミスと改善方法

• 手前を叩いてしまう → ティーの位置を前にずらす、頭が突っ込んでいないか確認

• 体が開く → ミートの瞬間まで腰や肩を開かずに我慢する

• 力みすぎて振りが硬い → 軽くスイングし、リラックスした状態を意識する

 

毎回のミスが「気づき」と「改善」につながるチャンスです。根気強く続けましょう。

 

練習中の注意点を紹介!

フォームを意識しながら打つ

止まっているボールを打つときほど、「何も考えずにただ振るだけ」になりがちです。

 

毎回のスイングに目的を持ち、「今日はインパクトの位置を確認する」「今日は下半身を意識する」など、テーマを決めて取り組むことで、練習の質がグンと上がります。

 

無理をしない・体をケアする

ティー打撃は繰り返しの動作が多いため、手首・肩・腰に負担がかかりがちです。

 

練習前の準備運動、終わった後のストレッチやアイシングも忘れずに行いましょう。

 

体のケアも上達の一部です。

おすすめの置きティーを紹介します!

 

Tanner Tee(タナーティー)

まずは、多くの方が興味を持たれているタナーティーについて紹介していきます。

 

この商品は置きティーの老舗メーカーであるタナーティーによるもので、ボールを置く先端部分が手作業でラバー素材をロール状(Flextop)にすることで、ボールを打った時のリアルな感覚が得られるようになっています。

 

また、支柱の部分が金属製となっている為、丈夫さがウリでもあります。

 

確かに、ゴム等で出来ている場合、ひび割れしたり破損したりとったケースが多く、高さの調整が出来なくなってしまうこともありますから、ハードな練習にも耐えてくれるタナーティーはスグレモノだと言えます。

 

高さは約66センチから110センチまで調整可能となっています。

カズズ
タナーティーについては別記事でも紹介しています。リンクを貼っておきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

タナーティーとは?使い方や効果は?プロもある?値段や口コミ評判は?

 

フィールドフォース スウィングパートナー・バックスピン

フィールドフォースのこの製品は、ボールの下側を叩いてバックスピンをかける練習を行うことができる置きティーです。

 

上からぶら下がったボール受けの部分に、下からボールをセットできるようになっています。角度を変えれば、普通の置きティーのように、上から置いたボールを打つこともできます。

まとめ

置きティーは、シンプルながらも効果抜群なバッティング練習法です。

 

止まったボールを打つからこそ、フォームやミートポイントの確認がしやすく、短時間でも濃い練習ができます。

 

一人でもコツコツ続けられるからこそ、毎日の積み重ねがそのまま結果につながります。

 

ぜひ、自分の課題に合わせた置きティー練習を取り入れて、バッティングをレベルアップさせていきましょう!

 

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