野球をしていると、「あの人、グローブから人差し指を出してる!」と気づくことってありますよね。
「なんで出してるの?」「かっこつけてるだけ?」そんな疑問を持ったことのある方も多いと思います。
実は、このスタイルにはしっかりと意味があるんです。
今回は、「グローブから人差し指を出す理由」について、初心者にもわかりやすく、やさしい言葉で紹介します。
実際に試してみたときの感想や、注意点もまとめてあるので、ぜひ参考にしてください。
よくある疑問「なんで人差し指出すの?」
グローブから出してる人差し指って良いですよね。 #プロ野球の人々の手を見てほしい写真のタグ #中村奨吾 pic.twitter.com/nDSrs6Uweb
— かよちばまりん (@kayomarineslife) December 17, 2019
グローブは、手の形に合わせて使う道具ですが、人によって使い方はさまざま。
特に「人差し指を出す」スタイルは、見た目だけじゃなく、プレーをしやすくするための工夫のひとつなんです。
このスタイルには、主に3つの理由があります。
指を出す主な3つの理由
1. 捕球の衝撃をやわらげる
硬いボールをキャッチすると、手に“ズンッ”とした衝撃がきます。
人差し指をグローブの外に出すと、ボールの力が直接指に伝わりにくくなり、痛みをやわらげることができます。
特に内野手やキャッチャーのように速い打球や送球を受ける機会が多いポジションでは、この方法が有効です。
2. グローブのポケットを深く保てる
ポケットとは、ボールが収まる部分のこと。
人差し指を中に入れて使うと、手の位置が少し上がってしまい、ポケットが浅くなってしまうことがあります。
人差し指を外に出すと、自然に手のひらが下がるため、グローブの形が安定して、ボールがしっかり収まりやすくなります。
3. 手の感覚を生かしやすい
グローブの中にすべての指を入れて使うと、手が固定される感じが強くなります。
人差し指を出すことで、手の動きが少し自由になり、細かいグラブさばきや送球がしやすくなるというメリットも。
特に素早いプレーをしたい内野手には人気のスタイルです。
実際に試してみたらどう感じた?
指を出して使ってみた
最初はちょっと違和感がありました。
「これでちゃんと捕れるのかな?」と不安になりましたが、慣れてくるとグローブが軽く感じて、ボールの収まりも良い気がしました。
「グローブが手に吸い付くような感覚」になったという声もあります。
指を全部入れて使ったとき
一方、すべての指を中に入れて使うと、安定感はありますが、少しだけグローブが重たく感じたり、動きにくい場面もありました。
ただし、手が小さい子や初心者にとっては、こちらの方が安心感があるかもしれません。
試した感想まとめ
結局のところ、「どちらが正解」というのはありません。
大切なのは、自分が「使いやすい」「安心してプレーできる」と感じるスタイルを見つけること。
野球の指導現場でも、「無理に真似しなくていいよ」と教えられることが多いです。
こんな人はちょっと注意!
スライディングの多い選手は要注意
指を外に出していると、地面に当たったり、ほかの選手とぶつかったときに怪我をするリスクもあります。
特にヘッドスライディングをよくする選手は、慎重に使い方を考えましょう。
小さなお子さんや初心者は無理しなくてOK
まだ手が小さい小学生などは、グローブが大きく感じるため、人差し指を出すと不安定になることもあります。
まずは基本の使い方からスタートして、慣れてきたら自分に合うスタイルを探すと良いでしょう。
練習で試してみよう
「試してみたいけど、ちょっと不安…」という方は、自宅や公園で軽くキャッチボールをするときに、両方のスタイルを試してみましょう。
- 壁当てで「グローブの収まり方」を比較
- ネット練習やスポンジボールを使って「動かしやすさ」を体感
使っているうちに、「こっちの方がしっくりくる!」という感覚が自然に出てくるはずです。
まとめ
グローブから人差し指を出すのには、ちゃんと理由があります。
衝撃をやわらげたり、グローブの形を整えたり、指の動きを自由にしたり――。
でも、全員が必ず出すべきというものではなく、自分に合ったスタイルを見つけることが一番大切です。
一度試してみて、しっくりくるかどうか。
それが、自分のプレーをより良くする第一歩になるかもしれませんよ。
サポーターもある?
グローブから人差し指をだす、指はむき出しなのでそれを保護するサポーターもあります。鳥谷選手も愛用しています。


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