グローブから人差し指を出すのはなぜ?指を出す3つの理由とは!?

野球をしていると、「あの人、グローブから人差し指を出してる!」と気づくことってありますよね。

 

「なんで出してるの?」「かっこつけてるだけ?」そんな疑問を持ったことのある方も多いと思います。

 

実は、このスタイルにはしっかりと意味があるんです。

 

今回は、「グローブから人差し指を出す理由」について、初心者にもわかりやすく、やさしい言葉で紹介します。

 

実際に試してみたときの感想や、注意点もまとめてあるので、ぜひ参考にしてください。

 

よくある疑問「なんで人差し指出すの?」

グローブは、手の形に合わせて使う道具ですが、人によって使い方はさまざま。

 

特に「人差し指を出す」スタイルは、見た目だけじゃなく、プレーをしやすくするための工夫のひとつなんです。

 

このスタイルには、主に3つの理由があります。

指を出す主な3つの理由

1. 捕球の衝撃をやわらげる

硬いボールをキャッチすると、手に“ズンッ”とした衝撃がきます。

 

人差し指をグローブの外に出すと、ボールの力が直接指に伝わりにくくなり、痛みをやわらげることができます。

 

特に内野手やキャッチャーのように速い打球や送球を受ける機会が多いポジションでは、この方法が有効です。

 

2. グローブのポケットを深く保てる

ポケットとは、ボールが収まる部分のこと。

 

人差し指を中に入れて使うと、手の位置が少し上がってしまい、ポケットが浅くなってしまうことがあります。

 

人差し指を外に出すと、自然に手のひらが下がるため、グローブの形が安定して、ボールがしっかり収まりやすくなります。

 

3. 手の感覚を生かしやすい

グローブの中にすべての指を入れて使うと、手が固定される感じが強くなります。

 

人差し指を出すことで、手の動きが少し自由になり、細かいグラブさばきや送球がしやすくなるというメリットも。

 

特に素早いプレーをしたい内野手には人気のスタイルです。

 

実際に試してみたらどう感じた?

指を出して使ってみた

最初はちょっと違和感がありました。

 

「これでちゃんと捕れるのかな?」と不安になりましたが、慣れてくるとグローブが軽く感じて、ボールの収まりも良い気がしました。

 

「グローブが手に吸い付くような感覚」になったという声もあります。

 

指を全部入れて使ったとき

一方、すべての指を中に入れて使うと、安定感はありますが、少しだけグローブが重たく感じたり、動きにくい場面もありました。

 

ただし、手が小さい子や初心者にとっては、こちらの方が安心感があるかもしれません。

 

試した感想まとめ

結局のところ、「どちらが正解」というのはありません。

 

大切なのは、自分が「使いやすい」「安心してプレーできる」と感じるスタイルを見つけること。

 

野球の指導現場でも、「無理に真似しなくていいよ」と教えられることが多いです。

 

こんな人はちょっと注意!

スライディングの多い選手は要注意

指を外に出していると、地面に当たったり、ほかの選手とぶつかったときに怪我をするリスクもあります。

 

特にヘッドスライディングをよくする選手は、慎重に使い方を考えましょう。

 

小さなお子さんや初心者は無理しなくてOK

まだ手が小さい小学生などは、グローブが大きく感じるため、人差し指を出すと不安定になることもあります。

 

まずは基本の使い方からスタートして、慣れてきたら自分に合うスタイルを探すと良いでしょう。

 

練習で試してみよう

 

「試してみたいけど、ちょっと不安…」という方は、自宅や公園で軽くキャッチボールをするときに、両方のスタイルを試してみましょう。

  • 壁当てで「グローブの収まり方」を比較
  • ネット練習やスポンジボールを使って「動かしやすさ」を体感

 

使っているうちに、「こっちの方がしっくりくる!」という感覚が自然に出てくるはずです。

まとめ

グローブから人差し指を出すのには、ちゃんと理由があります。

 

衝撃をやわらげたり、グローブの形を整えたり、指の動きを自由にしたり――。

 

でも、全員が必ず出すべきというものではなく、自分に合ったスタイルを見つけることが一番大切です。

 

一度試してみて、しっくりくるかどうか。

 

それが、自分のプレーをより良くする第一歩になるかもしれませんよ。

サポーターもある?

グローブから人差し指をだす、指はむき出しなのでそれを保護するサポーターもあります。鳥谷選手も愛用しています。

 

カズズ
詳しくは別記事で紹介しているので、参考にしてくださいね。
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