どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
日本のモノづくりと言うと職人さんが1つ1つ精魂込めて作っているイメージが強いですよね。
もちろん、野球用品、特にグローブなんかでもそうです。ナショナルメーカーはもちろん、そうでないところでもその魂は生き続けているような気がします。
特に、今でもこだわりのグローブを作り続けているメーカーの中でも、ひときわ目を引くグローブを作っているのが「タマザワ(玉澤)です。玉澤のグラブを持っているというだけで、一目置かれそうなそんな感じですよね。
今回は、そんなタマザワ(玉澤)のグローブについて紹介していきたいと思います。
目次
タマザワ(玉澤)のグローブとは?そのこだわり、特徴や効果やメリットは?
タマザワ(玉澤)のグローブはスポーツ玉澤というメーカーが作っているグローブです。
創業は明治43年、東京の新宿でとなっていますから、明治、大正、昭和、平成そして令和と5つの時代を駆け抜けてきた、2020年で110年目を迎える歴史のある会社ということになります。
スポーツ用品に限らずそれだけ長い期間生き延びる会社というのも珍しいものですから、そこには何か秘密があるはずです。
そして、その秘密が現在でもグローブをはじめとする製品に生きているのだと思います。
カタログの表紙には、「スポーツ玉澤は高品質な国産の原材料、そして、匠による熟練の技にこだわり続けています。」と書かれています。
まさに、この言葉に代表されるのがタマザワ(玉澤)のグローブと言っていいのでしょう。
その特徴は、最上級の素材を使って、メイドインジャパンの職人の手による製造というものにこだわっているところにあります。
ですから、1つ1つのグラブやミットの表情、たたずまいが微妙に違うと言われていますし、使いこめば使い込むほど、手に馴染み、手放せなくなるもののようです。
普通、グローブは使っていくうちに消耗、傷みの方が先行してしまい、革やレース、糸などがダメになっていきます。
それが、玉澤のグローブの場合は、使い込むほどに味が出るといっていいようなもののようです。
また、ポジションやプレースタイルごとにはっきりとした意思を感じれるような設計になっています。
グラブやミットの方から、「こうやって使ってください。」と言われているように感じるぐらいです。
高校野球や大学、社会人などでも愛用者は多く、実はプロでも使っている選手が沢山いると言われています。
タマザワ(玉澤)のグローブのラインナップは?
それではタマザワ(玉澤)のグローブについて詳しく見ていきます。
最上級の「特選カンタマ!シリーズ」からジュニア用のものまで、素材や作りは違ってきますが、それぞれにこだわりが見られます。
特選カンタマ!LEGENDダブルラベル・ダブルカラーシリーズ
まずは、最上級モデルである「特選カンタマ!LEGENDダブルラベル・ダブルカラーシリーズ」です。
カンタマというのはタマザワ(玉澤)のグローブのラインナップの代名詞ですが、その中でも特にこだわりがつまったモデルです。
「ナチュラルキッブレザー(あかね色)vsフィニッシュエアシャーレザー(あずき色)」となっているように、使われている革にも2種類が用意されています。
それぞれ特徴があって、ナチュラルキッブレザーは、革本来の持つナチュラル感が大切にされているもののようで、表面も大変キメの細かい、繊細なものとなっているようです。
フィニッシュエアレザーはフィンランドの厳しい気候の中で耐えてきたもので、丈夫なもののようです。
カンタマ!シリーズ
玉澤と言えばカンタマ!シリーズというイメージがあるぐらい玉澤のグラブ、ミットを代表するものになります。勿論、メイドインジャパンのこだわりの逸品です。
特に硬式用は革は最上級のステアが使用されています。形状もそれぞれのポジションに応じて、設計されています。
例えば内野手用を例にとると、5型は「強い打球に対応できるよう、親指芯を硬めにしている。親指と小指の操作性が良く、手を開いたところにポールが入ってくる感覚を重視している。」となっています。
それに対して、6型と呼ばれるものは、「親指を起点に操作できる設計。 最近ではセカンドやショートでも グラブを縦型に使用する選手が多いので、それに対応している。土手部分にヒンジを入れる事で、縦型ですがポケットを広く使う事ができる。」となっています。
このように一つ一つのモデルにはっきりとした意思が感じられるのが、玉澤なんでしょうね。
また、カンタマ!シリーズには軟式用もラインナップされていて、こちらの方は軟式用の素材が採用されているようです。
三代目カンタマシリーズ
三代目カンタマ!シリーズは、軟式用のモデルになります。
こちらは、内側に補強がしてあって、革の硬質に仕上げられているようです。少し、硬式用に近いイメージなんでしょうか。
デラックスフィールド
デラックスは軟式モデルとなります。
玉澤の軟式グローブについては、「指の動きがそのまま伝わる柔軟ボディー。軽やかに、しなやかにコントローズ自在の実践向きグラブ」という風に説明されています。
その中でもこのデラックスは、軟式の新球対応モデルということになっていて、「素上げ革使用で、硬質芯採用」という風になっています。
ヒーローズ
ヒーローズは硬式ではカンタマ!シリーズにつづくモデルとなります。
革は同じようにステアが使われていますが、即戦力的なイメージが強くなるようなモデルとなってきます。また、ヒーローズには軟式もモデルもあります。
もちろん新球対応で、こちらは「芯は薄くてしっかり設計」となっています。
チャレンジャーズ
チャレンジャーズは少年用のラインナップになります。
少年用でももちろん、メイドインジャパンで「はじめてに手にするグラブ・ミットは日本製に限ります。」と書かれていいます。
タマザワ(玉澤)のグローブの硬式や軟式、ポジションやサイズは?
ポジションの標記も特徴的なものがあって、漢数字で「特選一番」とか「特選四番」という風に書かれています。
また、軟式用ならば「十番」とか「四十番」、少年用ならば「百十番」とか「百十二番」という風に表示されていたりもします。
それでは、それぞれについて見ていきます。
タマザワ(玉澤)のグローブで硬式用は?
タマザワ(玉澤)のグローブで硬式用としてラインナップされているものは
「特選カンタマ!LEGEND」「カンタマ!」「ヒーローズ」になります。
それぞれのシリーズに投手用、内野手用、外野手用があって、ポジションごとにもいくつかのモデルがあるようです。
そして、「特選カンタマ!LEGEND」「カンタマ!」にはキャッチャーミットとファーストミットがあります。
タマザワ(玉澤)のグローブで軟式用は?
また、軟式用には「デラックス」「ヒーローズ」「三代目カンタマ!」「カンタマ!」があります。
それぞれに投手用、内野手用、外野手用があって、内野手用にはいくつかのモデルがあるようです。
そして、「デラックス」「ヒーローズ」「カンタマ!」にはキャッチャー用とファースト用のミットがあります。
少年用のチャレンジャーズは、サイズの違うグラブ、キャッチャー用とファースト用のミットがあり、また低学年用のグラブやミットというのもありました。
タマザワ(玉澤)のグローブの価格や口コミや評判は?
では、最後にタマザワ(玉澤)のグローブの価格や口コミ、評判等について見ていきます。
なお、価格については、比較しやすいように2019年版のカタログに掲載されている本体価格を載せておきます。
特選カンタマ!LEGENDダブルラベル・ダブルカラーシリーズ
グラブが52,000円ミットは55,000円となっています。
カンタマ!シリーズ
硬式グラブ45,000円ミット47,000円、軟式グラブ22,000円ミット18,500円となっています。
三代目カンタマシリーズ
軟式用グラブ22,500円となっています。
デラックスフィールド
軟式用グラブ24,000円、ミット26,500円となっています。
ヒーローズ
硬式グラブ43,000円、軟式用グラブ19,500円ミット23,000円となっています。
チャレンジャーズ
低学年用のグラブは14,000円、ミットは15,500円となっていました。
口コミや評判は!?
玉澤グローブ手に入れた❗
カンタマ五十番サード。
カッチョいい👍 pic.twitter.com/iWthiQYrR1— わかめ男爵 (@ZxH0XygCSbbmU4F) April 16, 2019
発注してた、玉澤のグローブが出来上がってきた⚾️
めっちゃ、テンション上がってます😆
ワンステップの社長、僕の為に、いろいろしてくれて、ありがとうございます‼️#玉澤#グローブ pic.twitter.com/Xgn27Yxcsv— 高田領 (@163cmKid) January 28, 2017
また、タマザワ(玉澤)のグローブの評判ですが、ネット上で見ていても、SNSなどで「普段みかけることがなかったけれど、こんなにもいいものだとは思わなかった。」、「つよくてかっこいい。」といった声が寄せられていました。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回はタマザワ(玉澤)のグローブについて見てきました。
漢字のロゴマークや製品番号の表示等色々な部分にこだわりを感じますが、やはり1番のこだわりは、その品質ですよね。
メイドインジャパンの意地や誇りが込められているような気がします。
そして、その字体もそうですが、何か江戸の心意気や粋のようなものを感じてしまいます。そんなタマザワ(玉澤)のグローブが似合うプレーヤーになりたいものですね。
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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