ピッチャーマウンドとは?傾きやプレートのサイズやホームまでの距離は?

どうもみなさん!こんにちは。カズズです。

 

野球では、ピッチャーが立つマウンドは土が盛られて少し高くなっていますよね。

 

ただ、ピッチャーマウンドはどうしてあるのかという質問やその起源について答えられる人は少ないのではないでしょうか。

 

野球を見ていると、自然とマウンドはそういうものだ、というように認識してしまいますが勿論それには理由があります。

 

ということで、この記事では有名だけど詳しいことは余り知られていない、ピッチャーマウンドについて紹介していこうと思います。

ピッチャーマウンドとは?

英語であるマウンドとは、土や砂を積み重ねて作った人工的な小さな山や丘の盛り土を意味する言葉です。

 

ただ、一般的にマウンドは野球における投手が投球する場所のことを指して使われています。

 

正式名称はピッチャーズマウンドですが、先ほど述べた通りマウンドだけで十分通じます。

 

マウンドの中央には投手板と呼ばれている白い板が埋め込まれています。

 

お馴染みの「登板」という言葉の由来はここから来ていたりもします。

 

また、マウンドは元々ピッチングボックスと呼ばれていてただの平坦な地面でした。

 

しかし、投手は地面に踏ん張りを利かして投球をします。

 

その為、より踏ん張れるようにスパイクで土を掘り起こすのですが、雨が降ると水が溜まってしまいます。

 

なのでその後に土で埋められるように盛ったのがマウンドの始まりだと言われています。

 

それから、慣例となって雨が降らない球場でもマウンドは作られるようになりました。

 

それに、ピッチャーが投げやすくバッターが打ちにくくなるというような利点もあったので、普及していきました。

 

今ではもう無くてはならないものになっています。

マウンドの傾きや形状、高さや直径・プレートのサイズ

 

マウンドは直径5.4864mの円形で、その上に土が盛られた形状になっています。

 

高さは254mmと規定されています。

 

マウンドは1フィートにつき1インチの傾きをつけなければいけないとされています。

 

ただ、実際のところ規定通りとは言い難い現状です。

 

というのも、投手板が真ん中に位置するため傾斜がつけづらかったりそもそも精密に測って造られることはなく、投手自らマウンドの土を削ることもあるからです。

 

真ん中に埋め込まれている投手板のサイズは横が609.6mmで縦が152.4mmの長方形です。

 

また、投手は投球の際に投手板を踏まなければいけないことになっています。

マウンドからホームベースまでの距離は?

ホームベースの五角形の先端の位置からマウンドの本塁側の縁までの距離は18.44mとなっています。

 

こういった物はいずれもルールで厳密に規定されています。

 

ちなみに、マウンドからホームベースまでの距離が改定された話には2つの笑い話があります。

 

1つ目が余りにも早い球を投げる選手がいた為、打者から苦情が出たというものです。

 

その選手はアモス・ラジーという投手で、そもそも投球速度が速くて殆ど打たれなかった上に、投げた球が打者の頭部に当たって四日間も気絶してしまいました。

 

それが決め手となってマウンドからホームベースまでの距離が改定されることになりました。

 

しかし、その距離を60フィート0インチと書いたものを字が汚かったせいで60フィート6インチと読み違えてしまい、結局60フィート6インチが正しい数値として扱われるようになりました。

 

少し面白い小話ですよね。

 

ぶろ太
ワロタ!www

プロやリトルリーグや少年野球では距離が違う?

では、プロ野球と少年野球ではマウンドからホームベースまでの距離などに何か違いはあるのでしょうか?

 

調べたところ、リトルリーグに少年野球、そしてプロ野球では距離の規定がそれぞれかなり違っていました。

 

下は、それぞれの距離の数値となっています。

 

中学生以上

プロ野球など

投手版から本塁までの距離は18.44m
塁間の距離は27.431m
外野フェンスまでの距離は76.199m以上

 

 

少年野球

投手版から本塁までの距離は16.00m
塁間の距離は23m
外野フェンスまでの距離は両翼70m、センター85m

 

 

リトルリーグ

投手版から本塁までの距離は14.02m
塁間の距離は18.29m
外野フェンスまでの距離は60.95m以上

 

というようにプロ野球、少年野球、リトルリーグの投手版から本塁までの距離には大きく差異があります。

 

年代によって腕力などの体力は大きく異なります。その為、野球をするに当たっての最適な距離が違うのでしょう。

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まとめ

みなさんいかがだったでしょうか?

 

今回は野球のピッチャーマウンドについて記事を書かしていただきました。

 

ピッチャーマウンドは、正式名称がピッチャーズマウンドと言いますが、マウンドでも十分通じます。

 

マウンドからホームベースまでの距離は、中学生からは18.44mとなっています。

 

その短い距離の間でバッターはピッチャーの投げるボールに反応して

 

打たなければならないので、バッターもたいへんですよね。

 

そのために日々練習して、バッティングの向上に努力している選手に敬意を表します。

 

今回は記事を読んでくれてありがとうございました。

 

ではまた~!

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