マルチヒットの意味とは?猛打賞やサイクルヒットとの違いや最多や連続記録も!

どうもみなさん!こんにちは。カズズです。

 

みなさんマルチヒットってわかりますか?

 

似たような言葉で、サイクルヒットとか猛打賞とかって言葉もありますが、それらも含んだ言葉なんです。

 

ちょっと言葉の響きが、洗練されてるような気もしますし、いかにも試合展開の上では大事な気がしますよね。

 

それでは、そんなマルチヒットについて見ていきましょう。

マルチヒットの意味とは?猛打賞やサイクルヒットとは違うの?

マルチヒットとは「multi hits」と表記しますが、野球の試合において一人のバッターが1試合に2本以上のヒットを打つことです。

 

もともと「複数安打」と呼ばれたり、日本では「固め打ち」とかいう言い方もされていました。

 

マルチヒットと言う言葉が用いられるようになった背景としてはメジャーリーグの中継が盛んになったきたためのようです。

 

またよく似た言葉で従来から使われてきた

 

猛打賞というのは1試合で3本以上のヒットを打った場合

 

サイクルヒットとは1試合でシングルヒット、ツーベース、スリーベース、ホームランという記録の上での全ての種類のヒットを放った場合に用いられます。

 

ですから、当然、猛打賞やサイクルヒットはマルチヒットに含まれます。

 

難易度から言うと、当然、サイクルヒット、猛打賞、マルチヒットとという順番になります。

マルチヒットの記録って?

では、そんなマルチヒットを巡る記録ってどうなっているんでしょうか。

 

日本のプロ野球における記録としては

 

1シーズンでのマルチヒットの最多記録はオリックス時代のイチロー選手が1994年に記録した69回(日本記録、パリーグ記録)です。

 

そして次が青木宣親選手がヤクルト時代の2010年に記録した68回(セリーグ最多記録)となります。

 

1シーズンで70試合近くで2本以上のヒットを打つって考えたら凄いことですよね。

 

なんだかここまで来ると、ほとんどの試合、打席でヒットを打っているような印象になりますよね。

 

ぶろ太

確かに!

 

ちなみにイチロー選手、青木選手のそれぞれのシーズンを通しての記録は、イチロー選手は、210本のヒットを放ち打率は3割8分5厘となっています。

 

青木選手の場合は、209本のヒットを放ち、3割5分8厘の打率を残しています。

 

イチロー選手の場合は、1シーズンが130試合、青木選手の場合は144試合でしたから、やはりイチロー選手の記録は抜けているものがありますよね。

 

半分以上の試合でマルチヒットを記録しているわけですから。

 

連続試合記録となると最近では2001年の小笠原道大選手。

 

そして少し遡ると1952年の阪神の後藤次男選手。

 

1954年の毎日のチャーリー・ルイス選手等。

 

この3人の10試合というのが日本記録になります。

 

この連続試合記録について、大リーグを見てみると、1927年のポール・ウェイナー選手の14試合というのが記録として残っています。

 

ただ、記録が整備された近年のものはともかく、この記録自体が表彰対象とかではないため、不正確な部分もあるかもしれませんが

 

いずれにしても凄い記録で、さすがに名選手ばかりですよね。

 

ちなみにこの連続試合安打の記録ですが公認野球記録では、「すべての打席が、四死球、打撃または走塁妨害および犠牲バントのいずれかであったとき、中断されたことにはならない。」

 

となっていますから、全打席敬遠の四球とかでも繋がるわけですね。

ではマルチホームランって?

マルチホームランというのは文字通り1試合で複数のホームランを打つことですが

 

こちらの方は、選手一人一人の記録としても考えられていますが、チームとしての記録にあげられることも多いです。

 

やはり、ヒットの数に比べてホームランの数って圧倒的に少ないから当たり前かもしれませんよね。

 

もちろん、マルチヒットに対してマルチホームランがあるように、サイクルヒットに対してサイクルホームランという言葉もあったりします。

 

ソロ、ツーラン、スリーラン、満塁ホームランと1試合で打つわけですからチームとして記録しても、それだけでお祭り騒ぎになりそうですよね。

 

ところが、このサイクルホームラン、日本のプロ野球でも達成しそうになったこともあるのです。

 

また、アメリカのマイナーでは達成されたこともあるんです。

 

日本では最近なら、西武のメヒア選手が6回にソロ、7回にツーラン、8回に満塁ホームランを打っています。

 

あとスリーランが出れば、サイクルホームランでした。

 

また1994年には中日にいたゴメス選手が2回にソロ、3回にスリーラン、5回にツーランを放ち

 

8回に満塁で打席が回ってきたのですが、空振りの三振に倒れたそうです、惜しかったですね。

 

さすがに、これは狙ってしまいますよね。

まとめ

以上今回はマルチヒットに関連する話を見てきました。

 

1試合に2本以上のヒットを打つというのは、ラッキーとかだけではありえませんから、言い換えればホントに実力があるということだと思います。

 

打率という記録上は、複数の試合で同じ安打数を打つ場合も

 

マルチヒットいわゆる固め打ちの場合も同じになることもあるかと思いますが、その印象度というのはやはり違ってきますよね。

 

今回は記事を読んでくれてありがとうございました。

 

ではまた~!

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