どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
みなさんは、野球を観戦したり、テレビ中継を観たりしますか?
そんな中で、極まれに、こんな用語を聞いたことがありませんか?
エンタイトルツーベース
知っている方も多いと思いますが、最近は、あまり、お目にかかることも少なく、詳しく知らない方もいると思いますので
今回は、そんなエンタイトルツーベースについてスポットライトを当てて紹介して行きたいと思います。
目次
エンタイトルツーベースの意味とは?
【 #エンゼルス 】#大谷翔平 約191.5kmの強烈ライナー☄
自己最高の打球速度でエンタイトルツーベースをマークしました🤯 #日本人選手情報 pic.twitter.com/WBGm82AdhH— MLB Japan (@MLBJapan) April 11, 2022
野球のルールは数多く、難しいですよね。
ぶろ太さんの言っているように、野球のルールが変わったり、新しい野球の用語が増えたりして複雑になっていますね。
最近では、高校野球にも取り入れられ話題になった「タイブレーク制」
プロ野球では、ケガをしないように、本塁でブロック禁止などのルールが変更された「コリジョンルール」
最近では、ピッチャーが投球しなくても敬遠できる「申告敬遠」や微妙な判定のときにリプレイ検証を要求できる「リクエスト制度」もあります。
そんな中、お目にかかることが少なくなっている用語があります。
そう、エンタイトルツーベースです。
エンタイトルツーベースとは
野手がボールを追えない状態になるので一度中断状態、いわゆるボールデッドとなる。
打者走者やランナーにも、2個の安全進塁権が与えられ、その名のとおり、バッターの記録は2塁打となります。
日本ではエンタイトルツーベースと呼びますが、エンタイトルツーベースは、和製英語で、メジャーなどでは、「ground rule double」と呼ばれます。
その他にエンタイトルツーベースに分類されるもの!
福留のこのあたり!!!
レフトオーバーの同点のタイムリー!!!!
しかしボールがフェンスに挟まってエンタイトルツーベースで一塁ランナー帰れずww
アンラッキーすぎる‥
しかし同点、そして1アウト満塁のサヨナラのチャンス!#dragons pic.twitter.com/Y88xvEBb70— すんすん@星空の護り人 (@N_Yuuki1211) September 23, 2021
エンタイトルツーベースに分類されるシチュエーションを紹介します。
一度打球が野手に触れてスタンドに入ったとき!
打球が一度野手に触れて、スタンドに入った場合は、エンタイトルツーベースに分類されます。
あまり、見られることがないシチュエーションですが、バッターの打球が鋭い打球を放った場合などは、強く弾くためにスタンドインする場合があります。
ドーム球場の天井に挟まった時!
ドーム球場の天井にボールが挟まった場合もエンタイトルツーベースになります。
最近では、2017年の大谷翔平選手がドーム球場の天井に当てて、エンタイトルツーベースを宣告されていましたが、ドーム球場の天井にボールが当たること自体、相当なパワーがないと中々天井まで行かないと思います。
上のツイッターの動画みたいに、フェンスに挟まったりもエンタイトルツーベースに分類されることがあります。
野手の送球がスタンドに入ったとき!
守備の際に、野手の投げたボールが悪送球などでスタンドに入ってしまった場合やベンチに入ったときにも、エンタイトルツーベースが宣告されます。
バッターとランナーに2つの安全進塁権が与えられます。
エンタイトルツーベースになるとランナーはどうなるの?
エンタイトルツーベースになるとランナーはどうなるのでしょうか?
打ったバッターは、2塁打になりますが既にランナーがいる場合はどうなるのか?
詳しく説明して行きたいと思います。
ランナーが1塁の場合
ランナーが1塁の場合で、エンタイトルツーベースになった場合は、2・3塁になります。
仮にランナーが1塁ランナーがホームに生還していても、エンタイトルツーベースになった時点で3塁に戻されます。
ランナーが2塁や3塁の場合
ランナーが2塁や3塁の場合で、エンタイトルツーベースになった場合は、1点が入りランナーが2塁になります。
ランナーが1・2塁や1・3塁の場合
ランナーが1・2塁や1・3塁の場合で、エンタイトルツーベースになった場合は、1点が入りランナーが3塁になります。
ランナーが2塁・3塁の場合
ランナーが2塁・3塁の場合は、2点が入りランナーが2塁になります。
ランナーが満塁の場合
ランナーが満塁の場合は、2点が入りランナーが2塁・3塁になります。
サヨナラの場面のエンタイトルツーベースのいろいろ!
エンタイトルツーベースはサヨナラの場面では特殊なルールになるので紹介したいとおもいます。
9回裏の同点で満塁の時にエンタイトルツーベースを打った場合の得点は?
『サヨナラ安打の塁打決定』
(f)10・07(a)の場合を除いて、最終回に安打を打って勝ち越し点をあげた場合、バッターには勝ち越し点をあげたランナーがその安打で進んだ塁を同じ数だけの塁打しか記録されない。しかもその数だけの塁を触れることが必要である。
「付記」6・09及び7・05中の諸規定によって、バッターに数個の安全進塁権が認められて、長打が与えられた時にも、本項は適用される。
「注」バッターは正規に前記と同数の塁に触れることが必要である。また、例えば最終回ランナー2塁のときバッターがバウンドしてスタンドへ入るサヨナラ安打を打った場合、バッターが2塁打を得るためには、2塁まで正規に進むことを必要とする。
しかし、ランナー3塁のときバッターが前記の安打を打って2塁に進んでも、単打の記録しか与えらない。
フェンス越えのホームランを打って試合を決した場合は、バッター及びランナーがあげた得点の全部を記録する。
(g)最終回、バッターがフェンス越えのホームランを打って試合を決した場合は、バッター及びランナーがあげた得点の全部を記録する。出典元:引用-公認野球規則
例1:最終回裏に同点で走者二・三塁のときに、通常なら打者や走者に2個又は3個の安全進塁権を与えられるべき事象が生じても、安全進塁権1個のみが与えられ、三塁走者が本塁に触れることによって試合終了となる。打球がワンバウンドでスタンドに入っても、エンタイトルツーベースではなく、単打となる。
例2:最終回裏に攻撃側が1点負けていて走者二・三塁のときに、打球がワンバウンドでスタンドに入ると、走者2人にはそれぞれ2個の安全進塁権が与えられて生還できる。打者走者も二塁まで進塁すれば、二塁打の記録となる。しかし、打者走者が一塁を踏んだだけでベンチに戻ってサヨナラ勝ちの歓喜の輪に加わったような場合は、単打の記録となる。
出典元:引用-ぱるてのん
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回は、野球のエンタイトルツーベースについて記事を書かしていただきました。
エンタイトルツーベースは、近年は、プロ野球でも球場が広くなったり、フェンスが高くなったりして、ワンバウンドでフェンスに入ることは中々見られなくなりました。
子供の頃のエンタイトルツーベースのイメージは
ワンバウンドでホームラン
というイメージが強かったですが、今はドームの天井に突きささるイメージの方が強くなりました。
次は、誰がドーム球場の天井にボールを突きさすのか?楽しみですね!
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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