どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
みなさん、豊中ローズ球場って名前、お聞きになったことありますか?
もちろん、ご近所の方などは知っておられると思いますが、あまり耳慣れない名前だと思います。
ところが、この豊中ローズ球場、実は以外なところで活躍していたりするのです。
それでは、豊中ローズ球場について見ていきましょう。
目次
豊中ローズ球場とは?どんな球場?
「#高校野球発祥の地」をPR中の豊中市では #豊中ローズ球場 を改修するそうだ。
内野スタンド1200ほどの収容だが、ナイター設備もあって芝生が美しい。#阪急曽根駅 近くの #豊島公園 内にある。 pic.twitter.com/5VxgbSsrGq— 大阪やねん (@osakayanenn) 2018年10月3日
豊中ローズ球場というのは通称で正式には豊島公園(てしまこうえん)野球場といい、大阪府豊中市の施設です。
豊中ローズ球場は1967年に開場しましたが、その後老朽化が進んだため1996年に全面改修されています。
両翼95メートル、中堅115メートルの本格的な野球場で、内野はクレー舗装いわゆる黒土と呼ばれるもので外野には天然芝が張られている本格的な球場となっています。
6基の照明塔とスコアボードやフェンスも備えていて、内野のスタンド席1182人分と芝生席、併せて約2000人を収容することができますが、外野席はありません。
そして、バックネット裏のスタンドには甲子園球場を思わせるような屋根まであります。
グラウンドの使用料は2時間毎に平日・土曜日は12000円、日曜日・祝日は14400円となっています。
その他にスコアボードやバッティングゲージ、ナイター照明などを使用する場合は、また別にそれぞれ料金がいるようです。
ちなみに、何故豊中ローズ球場と呼ばれているかというと豊中市の市花がバラであることに由来しています。
1996年の改修を機に豊中ローズ球場と名付けられました。
なんだか、薔薇の香りがしてきそうですね。
豊中ローズ球場ってどこにあるの?
豊島公園の豊中ローズ球場を大規模改修/高校野球発祥の地にふさわしい球場へ/豊中市 https://t.co/h3oYBLMipP pic.twitter.com/ZAEdoQOsCM
— 建設ニュース (@constnews_info) 2018年10月3日
豊中市曽根南町1-4-2が所在地となり、阪急宝塚線の曽根駅が最寄駅で曽根駅より約700メートル南へ行ったところにあります。
公園内の他の施設と共用ですが、有料の駐車場が100台余りあります。
大阪市内からも、電車と車、両方ともアクセスは良好です。
あまり球場の利用とは関係ないかもしれませんが、伊丹空港もすぐ近くで、けっこう球場のそばを飛行機が行き来したりもします。
豊中ローズ球場は、どんな場面で活躍しているの?
そんな豊中ローズ球場ですが、一般市民が野球を楽しむ他に以外なところで活躍しています。
高校野球や大学野球などの公式戦も開催されるのですが、その他に同球場が阪神甲子園球場から14kmの位置にあることから
全国高等学校野球選手権大会や選抜高等学校野球大会が開催される際には、近隣に宿泊する出場校の練習の場としても活躍しているようです。
ということは、甲子園で活躍したいろんな選手が甲子園の他に、ここ豊中ローズ球場の土を踏んでいるということですね。
スタンド等本格的な設備を備えた球場ですから、練習にはもってこいなのかもしれませんね。
また、2015年に開催された野球のU-18ワールドカップでは、大阪市南港中央野球場や舞洲ベースボールスタジアムとともにグループリーグの試合の一部が開催されたりしました。
その他にもテレビ番組の企画でも使われたりしています。
豊中ローズ球場では、プロ野球の公式戦は開催されたことがあるの?
以上のように高校球児の汗が染みこんだ豊中ローズスタジアムですが、プロ野球についてはどうでしょうか。
残念ながら現在のところ1軍の公式戦は開催されていません。
しかし、2軍戦は開催されていて2013年6月22日のウェスタンリーグのオリックス・バッファローズ対阪神タイガースのゲームを皮切りにオリックスの主催ゲームが開催されています。
NPBでの実績は以上のようですが、独立リーグは2012年以降、年間数試合が開催されています。
NPBの1軍の公式戦が開催されたことがないのは、この豊中ローズ球場が球場としての設備やアクセスは良好でも、やはり観客席の数などの関係もあるのでしょうか。
豊中市は高校野球発祥の地だった?
\ #高校野球記念日 /この日、第1回全国中等学校優勝野球大会が大阪の豊中市にあった豊中球場で開幕しました。今年豊中のメモリアルパークが「高校野球発祥の地記念公園」とリニューアルしています。高校野球ファンはぜひ訪れてみてくださいね。https://t.co/lPjOrRzjWG pic.twitter.com/XF2GXUHz7i
— 阪急文化財団【公式】 (@Hankyu_Culture_) 2017年8月18日
以上、豊中ローズ球場についてみてきましたが、この豊中市自体が日本の野球史の中で、以外な地位を占めているのです。
今年2018年で100回の記念大会となった夏の甲子園
全国高等学校野球選手権大会ですが、その記念すべき第1回が、ここ豊中市の豊中グラウンドで開催されたのです。
その後、第2回大会までここ豊中で開催され、第3回から兵庫県西宮市で開催されました。
ちなみに今の甲子園球場で開催されるようになったのは第10回大会からです。
いわば高校野球発祥の地と言っていいと思います。
その豊中グラウンドですが、現在では、取り壊されてありません。
そして、その跡地には記念碑が建てられていて高校野球メモリアルパークとして整備されています。
まとめ
こんな歴史を知ると、この豊中ローズ球場、なんだかとってもありがたいものに感じてしまいますね。
今回は、豊中ローズ球場について記事を書かしていただきました。
みなさんも機会があれば一度豊中ローズ球場に足を運んではいかがでしょうか?
ひょっとしたら薔薇の香りがしてくるかもしれませんよ。
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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