どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
みなさん、リリーフカーってご存知ですか?
ピッチャーが交代する時に、交代するピッチャーが乗って出てくるあの車です。
球場ごとにそれぞれ特色があって面白いですよね。
外野のフェンスの一部が開いて、各々嗜好を凝らしたこらしたリリーフカーに乗ってリリーフエースが登場するシーンは身震いを覚える時もあります。
私はリリーフカーに乗ってピッチャーが登場するシーンとしては、阪神の藤川投手の登場シーンが目に浮かびます。
そしてそこに流れているリンドバーグさんの「every little thing every precious thing」という藤川投手のテーマソングとともに思い出すことができます。
そんなリリーフカーですが、最近は見ることが少なくなったような気がしませんか?
ぶろ太
なので今回は、このリリーフカーについて見ていきたいと思います。
リリーフカーとは?何のためにあるの?
リリーフカー pic.twitter.com/cG0uExG7UC
— えすきーす (@Esquisse59) May 15, 2022
そもそもリリーフカーって何のためにあるのでしょうか?
昔よくあった結婚式の披露宴で新郎新婦がゴンドラに乗って登場するのと同じで演出のためなんでしょうか。
それともこれから緊迫する場面での登板を控えたピッチャ―の疲労軽減のためなんでしょうか。
もともとは、阪神甲子園球場で交代する選手を、あの阪神園芸さんの荷物運搬用のバイクの後ろに乗っけてダイヤモンド付近まで走っていたのが始まりだと言われています。
https://t.co/fFVuESsaP9#阪神甲子園球場 で行われるプロ野球の試合では、投手が交代するとき、救援投手は高価な車に乗って出てきます。いつから始まったのか調べてみると、リリーフカーの起源は「バイク」でした。(く)#阪神 #タイガース #甲子園 pic.twitter.com/luIxcWeFXK
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) 2017年4月20日
このことからもわかるように、実は、このリリーフカー、それぞれの球場によって事情はことなるとは思いますが、ブルペンの位置の関係もあって導入されているものが多いようです。
最近は減りましたが、以前はリリーフピッチャーが準備をするブルペンが外野のスタンド付近にある場合がありました。
ですので、ブルペンからピッチャーがマウンドに向かう際の時間短縮の意味が大きかったようです。
確かに、イニングの最初から登板する場合ならまだましかもしれませんが、特にイニングの途中からの登板とかなると、そこで試合が間延びしてしまうかもしれませんね。
かといって外野の奥から全力疾走で走ってきてそれからバッターに向かうというのも、ピッチャーにとっては負担が大きいような気もしますね。
普段からトレーニングを積んでいるプロ野球の選手なら走ること自体は問題ないかもしれませんが、全力疾走したあと、すぐに投げるというのは別物かもしれません。
リリーフカーを使っている球場は?
6回、リリーフカーに乗って登場するガンケル選手。 pic.twitter.com/wqemRE5d4y
— スポニチTIGERSフォト (@Sponichi_Tfoto) March 13, 2022
そんなリリーフカーですが、現在では使われる球場が減ってきています。
その理由は球場が新しくなったときに、ブルペンをベンチ近くに作ることが多くなったのが最大の要因のようです。
確かにブルペン自体もベンチから近い方が合理的ですし、そうなるとベンチやその近くを通ってマウンドに向かうことになります。
このような流れの中で、リリーフカーを使っている球場は少なくなりました。
現在リリーフカーを使っているのは、阪神甲子園球場、ZOZOマリンスタジム、横浜スタジアムの3つとなっています。
それぞれの球場で現在使われているのは
阪神甲子園球場はメルセデス・ベンツのスマート・フォーツー、2022年5月現在では環境にやさしいBEV、トヨタC+pod改造
ZOZOマリンスタジアムがアウディのA5カブリオレ、2022年5月現在ではメルセデスベンツS560ガブリオレダイヤモンドホワイト、オブシディアンブラック
そして横浜スタジアムが日産リーフといった感じです。
スポンサー等の関係もあるのかもしれませんね。
そして、それぞれ、助手席が一段高くなっていたり、ドアを取りはずしたりとった改造が施されています。
昔はボールの形をしたものとか、もっといろんなものがあったような気がしますが、最近はそのようなのはなくなりましたね。
本場メジャーリーグではリリーフカーは使われているの?
では、メジャーリーグではリリーフカーは使われているのでしょうか?
メジャーではブルペンは外野のスタンド近辺にあるのがほとんでですが、交代するピッチャーは小走りで登場するのが普通です。
かっては、ゴルフ場のカートなどを利用していたところもあったようですが、最近はなくなっていました。
ところが、それが復活してきているんです。
2018年にはアリゾナ・ダイヤモンドバックスの本拠地チェイス・フィールドやデトロイト・タイガースの本拠地コメリカ・パーク、ワシントン・ナショナルズの本拠地ナショナルズ・パークなどで導入されています。
主に、試合時間の短縮を目的としているようですね。
事故?帰宅?リリーフカーにまつわるエピソード
ところでこのリリーフカーについて、いくつかの楽しいエピソードがあります。
それは、リリーフカーに乗って颯爽と登場したものの、何かの間違いで、そのままピッチャーを乗せてブルペンへ帰って行ったり
登板予定とは違うピッチャーが乗っていたりというものです。
リリーフカー事故とかリーフカーによる帰宅と呼ばれていたりしますが、なんだかバツが悪いですよね。
最近では、2017年の阪神甲子園球場で阪神の桑原投手から高橋投手への交代がルール上認められないものであったために
一度はリリーフカーに乗って登場した高橋投手がそのままバックで戻るといったことがありました。
まとめ
以上、リリーフカーについて見てきましたが、みなさんいかがだったでしょうか?
球場のリニューアルや地上波での中継が減った影響もあるのかもしれませんが、少なくなってきているのは確かですね。
でも、やっぱりリリーフカーに乗って登場するシーンは、これからの真剣勝負を予感させるみたいでかっこよかったと思います。
そして、これからも、また、色々と話題になるようなリリーフカーが出てくると楽しいですね。
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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