どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
ステマという言葉は、今やかなり浸透しつつありますが、今度は、ダイマというのもあるんです。
ステマというのはステルスマーケティングの略で、そうだと気づかれないように宣伝をすることで、有名人を使ったステマが社会問題になったりもしました。
カスタマーレビューなんかもそのひとつとして利用されることがあるようで、私たちの身の回りに溢れていると言っていいかもしれません。
このダイマという言葉は、元々の意味や使われ方もあるのですが、今、盛んに使われているのは、そのステマと逆の意味のようです。
ダイマと、言われてもピンとこない方も多いと思いますから
今回はそんなダイマについて見ていきたいと思います。
そもそもダイマとは?
アイドルの好物って意外と知られていない問題と時事ネタを絡めてダイマを作りたかった pic.twitter.com/gz7bGswexs
— タンニンP (@Black_water_usP) June 8, 2022
ダイマとはネット上で最近使われだした言葉、スラングなんですが、2chやTwitter、Instagramなんかのなかで使われることが多いようです。
いわゆるインフルエンサーと呼ばれる人も使っているようです。
ステマと違って堂々と宣言して行う宣伝行為のようなもので、使われ方としては
例えば「今から、ダイマするから!」といった風に宣言してからいろんなものを紹介したり
「#ダイマ」という風にハッシュタグまでつけてインスタなんかに載せることがあるようですね。
宣伝行為といっても商業目的的なものではなく、応援する!みたいな意味合いが強いもののようです。
どんなものをダイマするかと言うと、自分が好きな、推奨している、今の言葉でいうと押してる商品や場合によっては、アイドルなんかを「ダイマする!」と言ってアピールするみたいです。
「押しのダイマ」とか言ったりするようです。
この場合は、例えば、押してるアイドルの宣伝をするとかいった意味ですね。
ちょっとした感性から生まれた言葉、使われ方だと思いますが、ほんと面白いですよね。
こんな、ネット上のやりとりって、ちょっと目を離したら置いてきぼりになりそうですが。
ダイマという言葉は元々あったの?
このダイマという言葉、今ではネット上のスラングとして使われていますが、元々あった言葉で、ちょっと違った意味で使われていました。
元々、ダイレクトマーケティングという言葉で、1960年代ごろから提唱されてきた宣伝広告等を含めた企業戦略なんです。
それまでの宣伝・広告というと、ただ単に製品やサービスの良さを一方的に伝えるだけのものでした。
自社の製品やサービスについて、新聞や雑誌、テレビなのメディアを通じて、一方的に無差別に大量の情報提供を行う、いわば垂れ流しているという状態でした。
しかし、これでは、無駄な部分が多いということでダイレクトマーケティングという概念・手法が提唱されるようになったのです。
顧客に対して情報の提供を行うだけでなく、その顧客の反応を得ることにも重きを置いています。
よく間違われるものに、顧客に直接送りつけるダイレクトメールや通信販売と同じと思われがちですが
確かにこれらの行為もダイレクトマーケティングの一部だと言えないこともないですが
ただ単にそういった情報の提供や販売行為をするだけとは違って、顧客との関係性を作っていくことが大きな目的となっています。
顧客からの反応を得て、それを製品やサービスの向上、あるいは宣伝や広告といったものにも有効に使っていこうというものです。
確かに、興味がないものの宣伝が届いても、目を通したり、耳には入らないですもんね。
ダイマとステマってほんとに違うの?
昨日ダイマされて買ったポスカを使って描いた~~~~
例のshortsのPです pic.twitter.com/Eik82L2fRe— ふわり☁️ (@qk_912009) June 5, 2022
ダイマとステマの違いというのは書きましたが、では、今ネット上なんかで行われているダイマが
ほんとうにステマと一線を画しているものばかりなのでしょうか。
そうではなくて、ダイマの中にステマが潜んでいることもありえます。
どういうことかと言うと、例えば、「ダイマします!」とか言って、製品の写真をインスタなんかに挙げたとします。
でも、この時に例えば、宣伝費的なものをもらっていたとしたらどうでしょうか。
それは、確かに、宣伝だと宣言して商品を紹介していますが、ある意味ステマと同じことになってしまいます。
情報を受け取る側としたら、ほんとにその商品が好きだから紹介していると思ってしまうかもしれません。
でも、実際は、ダイマと言いながら、宣伝行為の一部を担っているということになりますよね。
ダイマと名乗りながらのステマみたいなものかもしれません。
テレビのCMなんかでタレントなんかが行う宣伝行為と違う点は、宣伝じゃないよ!
と思わせながら、実は宣伝だという点ですね、少しややこしい話になりましたが。
ステマについてはコチラの記事で紹介しています。詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。
⇒ステマの意味とは?なぜ危険で悪いのか?防ぐには?事例や芸能人も紹介!
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回はダイマという言葉について見てきました。
これに限らず、若者がネットなんかで使い始めた言葉って、批判的な受け取られ方をすることもありますよね、日本語の乱れだ!みたいな。
でも、言葉って、どんどん変わっていくものだと思いますし、その時々の状況や心情なんかを的確に表すものなら、それが根付いていくんだと思います。
今までの言葉では表しきれないものも含めて、これからもどんどん新しい言葉が生まれていくんでしょうね。
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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