今は技術の進歩が凄くて色々な分野で新たな考え方の製品が次々と出てきて、なかなか追いつくことができません。
野球やソフトボールの道具も同じで色々と進化をし続けていたりしますよね。バットなんかもそうで、素材や形状等ルールで許される範囲で変わっていっています。
そんな中、色々な事情で生産中止になったりしたものもあります。
今回は、そんな伝説のバット、ミズノのビヨンドマックスメガキング2について紹介していきたいと思います。
目次
ビヨンドマックスメガキング2とは?
ビヨンドマックスメガキング2とは有名なスポーツメーカー「MIZUNO」が販売しているこだわりの野球バットの名称です。
名前の由来はbeyond(超える) max(限界)ということから限界を超えると言う意味で名づけられました。
公式サイトのMIZUNOの軟式バットの中でも飛距離を伸ばせる野球バットとして有名です。
ビヨンドマックスメガキング2の詳細!発売はいつ?
次にビヨンドマックスメガキング2の詳細についてみていきましょう。
重さ:740g/760g/780g
長さ:84cm/85cm
バランス:トップバランス(バット先端に重心がある)
価格:44000円(税込)
カラー:ブラックグレー・ブラックゴールド・グレーブラック(店舗によって異なる)
発売日:2015年11月
野球のバットは一般的に平均3万円程度と言われておりますので、ビヨンドマックスメガキング2は価格が44000円することから高級な野球バットに分類されるでしょう。
特徴や効果やメリットは?
軽量版のビヨンドマックスメガキング2 買いました😊
84cm/720gのトップバランスなんで扱いやすい感じかなって思います。
今週末早速使う予定なんですげー楽しみ😊👍 pic.twitter.com/9aKD3HphWR— 暁Akatsuki (@akatsuki_0611) April 4, 2017
ビヨンドと言えば、飛ぶバットというイメージがあると思いますが、ボールをミートする部分に特殊な構造を採用してバット自体が変形することでボールの変形によるロスを抑えて、強い打球を打てる、遠くまで飛ばせるということで、大人気のものです。
ビヨンドマックスメガキング2は、その中でも、バンプ構造と呼ばれる、打球部に独特の凹凸、ディンプルを設けたもので、2015年の11月に販売が開始されました。
ビヨンドマックスメガキング2でバンプ構造が採用されたのは、ボールがバットに当たった瞬間のすべりを抑えるためなのですが、その背景には軟式ボールの仕様の変化の影響もあります。
軟式ボールの表面の凹凸が無くなったため、インパクトの瞬間にボールが滑り安くなったのです。
それを解消するために、バットに凹凸をつけてみようということで採用されたのが、ビヨンドマックス2のバンプ構造なのです。
実際に使ってみると、いわゆる喰いつきがよくなったという実感があるようです。
ボールとバットとの接触時間が長くなれば、押し込むことができ、よりボールに力を加えることができます。
特に雨の日などは、顕著にバンプ構造の恩恵を受けることが出来るようで、ビヨンドマックスメガキング2を使うメリットが大きくなるようです。
ビヨンドマックスメガキングとビヨンドマックスメガキング2の比較
ビヨンドマックスシリーズはMIZUNOから数多く販売されています。その中でもビヨンドマックスメガシリーズ2はビヨンドマックスメガシリーズの2世代目です。
気になるのはビヨンドマックスメガキング2の効果は従来モデルビヨンドマックスメガキングと比較してどれくらい違うのか。という部分ですよね。ビヨンドマックスメガキングとの4つの大きな違いをまとめました。
①凹凸を加えたバンプ構造を採用し、野球ボールが当たった時にすべらずに吸い付くような打球感が得られる
②バンプ構造により雨天時のバッティングの飛距離が約3%落ちにくい。
③ビヨンドマックスメガキングと比較してトップバランスに作られている
そして一番注目すべき4つ目の違いがバットの重さです。
ビヨンドマックスメガキングでは最高750gまでのラインナップに対しビヨンドマックスメガキング2はなんと最高780g!
ビヨンドマックスメガキングに比べて約2mの飛距離向上の秘密がバットも重さに隠されています。
ビヨンドマックスメガキング2の種類や長さ、重さは?
ビヨンドマックスメガキング2の軟式用は、当初、パワーヒッター向けということで、メガキングよりも重めの重量設定でした。
メガキングが83センチ660グラムからだったのに対して、メガキング2は、84センチ760グラムからとなっていたようです。
やはり喰いつきの良さを利用して、パワーのあるバッターが押し込むようなイメージなにかもしれません。
そして、このビヨンドマックスメガキング2にも少年用のものも用意されていて、500グラム台のものも販売されていました。
ビヨンドマックスメガキング2の野球用は生産中止?ソフトボール用は?
いいことづくめとも思えるビヨンドマックスメガキング2ですが、その後生産中止となります。
理由は、軟式ボールの仕様の変化によるもので、今度はボール自体に凹凸、ディンプルが復活したからだと言われています。
そのため、飛びすぎるのでは?ということから、生産中止となります。
ただ、生産中止と言っても、使えないというわけではなくて、大会規則などで規制されていなければ、一般的には公式戦でも使用が可能です。
そして、このビヨンドマックスメガキング2は、現在、野球用は生産中止となっているのですが、ソフトボール用はまだ生産販売されています。
この当たりの事情を見ても、やはりこのバットのポテンシャルを伺うことが出きますね。
ソフトボール用では、ミズノの公式サイトを見てみると、現在2種類がラインアップされています。
どちらも3号ゴムボール用で、84センチ680グラムのものと、85センチ710グラムのものです。
ビヨンドマックスメガキング2ソフトボール用の価格は?
それでは、軟式バットとしては生産中止となったビヨンドマックスメガキング2のソフトボール用について価格等を見ていきます。
ミズノ限定ソフトボール用バット3号ゴムボール ビヨンドマックスメガキング2 1CJBS305
こちらのバットは、価格の方は32,230円となっていました。
カスタマーレビューでは、平均で星4.4、星5つが72%という高い評価を得ていました。また、使われた方の感想とし「よく飛んで、振り抜きやすい。」といった声が寄せられていました。
ビヨンドマックスメガキング2利用者の口コミと評価は?
球春到来💡プロ野球もキャンプそして、オープン戦も始まりましたね☀️
今年こそトリプルスリー(3割3本3盗塁)を目指し頑張りたいと思います❗(笑)
先日今年の新たな相棒が届きました✨#草野球 #球春到来 #野球すきな人と繋がりたい #ミズノ #ビヨンドマックスギガキング02 #ビヨンドマックスメガキング2 pic.twitter.com/70gCpU8E34— エビダイ (@eBidAiDaI) February 17, 2020
悪い口コミは?
悪い口コミ!
- 打球感が鈍い
- 値段が高い
- 金属バットよりも寿命が早い
まずは悪い口コミからみていきましょう。
クッション性が高いビヨンドマックスメガキング2はずっしりと打球感が得られますので”カキーン”といったような金属バット特有の打球感が出ないことです。
少し高価に感じている方もいらっしゃいます。
また、芯の部分にエーテル系ポリウレタンを使用している為、金属バットよりも寿命が短い、強度に弱いと言うデメリットがあります。
公式サイトによると寿命は約3年だそうです。
良い口コミは?
良い口コミ!
- 手に打った感触が残る
- 従来モデルより打球の速さを感じる
- ボールとバットの接地時間が伸びて打球感が得られた
- クッションを挟んだ感覚
- トップバランスで力があまり必要ないので振りが軽い
一方で良い評価の口コミは
「軽いスイングで飛距離が出る点」と「しっかりと打った感触が味わえると言う点」の2点が非常に多かったです。
ビヨンドマックスメガキングから使っている人でも打球感に大きな違いを感じていることが分かりますね。
しっかりとボールを捉えてバッティングするので飛距離が伸びたのも感じやすいと言えます。
ビヨンドマックスメガキング2はこんな方におすすめ!
ビヨンドマックスメガキング2はトップバランスモデルを採用していることから(ソフトボールはミドルバランス)野球バットの中でも軽く振ることができます。
なので「普段使っている野球バットが重い・・・」と感じている中高年やシニア世代の方、女性にもおすすめの野球バットです。
また、ビヨンドマックスメガキング2は飛距離がでますので「今のバットでなかなか飛距離がでない・・・。」「今使っているバットより飛距離を伸ばしたい。」そう考えている草野球初心者の方や趣味で野球をしている方などにおすすめです。
初心者でも扱いやすいバットですのでより軽い力で遠くへ飛ばしたい方は検討してみても良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?ビヨンドマックスメガキング2について解説してきました。
ビヨンドマックスメガキング2のデメリットとして値段が少し高いですが口コミでも良い評価が多い大変価値のあるバットです。
軟式ボールの仕様の変更などに伴い誕生し、そして生産中止となった伝説のバットですが、ソフトボールではまだまだ健在です。
軽い振りと桁違いの飛距離と打球感を肌で感じたいと言う方は是非ご検討してみてはいかがでしょうか。
ではまた~!
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