どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
野球におけるクロスプレーって、特にホームにおけるクロスプレーは、判定を待つまでの緊張感って独特のものがありますよね。
それこそ、息を飲むというよりも、呼吸を忘れてしまうような瞬間ですよね。
しかし、そこではいろんな駆け引きが繰り広げられていたり、文字通り死守するような身体を張った戦いの場でもあります。
それでは、今回はそんな野球におけるクロスプレーについて見ていきたいと思います。
そもそもクロスプレーとは?
俊足が特技の中野拓夢が近頃ヘッスラに目覚めて連発中…。
今後更にアグレッシブに本塁に襲いかかりますので各他球団捕手の皆様十分にクロスプレーでの失点をご覚悟下さいませ🌀🚧⚠️#阪神タイガース#中野拓夢 pic.twitter.com/W82rAFmdnV— コウ🐯 (@IK80468479) June 6, 2022
英語では「close play」と表現します。
ぶろ太
その名の通り、接近、クロスして行われるプレーのことです。
主に、フォースプレーではないアウトかセーフかが微妙な状態でのタッチプレーのことをいいます。
では何故これが緊迫したプレーになるかと言うと
フォースプレーならばランナーがベースにタッチするのとベースにいる野手がボールをキャッチする瞬間
あるいはボールを持った野手がベースにタッチする瞬間
どちらが先かのみで判定が決定されますが
タッチプレーの場合はタッチをする場所やタッチを掻い潜ろうとするランナーとの駆け引き等いろんな要素が絡まってくるため
タイミングだけで単純には行かない場合があるのです。
よく実況なんかでも「タイミングはアウトなんですが…」といった表現がされることがあると思いますが、まさしくその通りです。
クロスプレーにおけるタックルや体当たり怪我の危険!?キャッチャーのブロックについて!
炭谷銀仁朗に警告…本塁クロスプレーでコリジョンルール適用 https://t.co/CsxrXMW3fe #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ pic.twitter.com/IGfYwhvBKS
— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) October 11, 2020
クロスプレーはエキサイティングなシーンでもあります。
それは、得点に絡むからというだけではなく、そこで繰り広げられるプレーが選手同士の身体的な接触の場でもあるからです。
ホームを狙うランナーと守ろうとする選手、主にキャッチャーがホームベースを巡ってぶつかりあうこともあります。
ですからキャッチャーは身体を張った生傷の絶えないポジションと呼ばれています。
時には、ランナーがキャッチャーめがけてスライディングや体当たりをしたり、あるいはキャッチャーがランナーの進路を塞ぐような微妙なプレーも多くありました。
ですから、ホーム上でのクロスプレーを巡って、乱闘になるようなこともあります。
ルール上は、ボールを持っていない選手がランナーの進路を邪魔することは禁じられていますし、また、ランナーも故意に守備の邪魔をしたりすることは禁じられています。
もちろん、ラフプレーとして処分されることもあります。
ですが、勝負の場ですから、微妙な駆け引きを伴ったプレーが繰り広げられるのが当たり前でした。
当然、ラフプレーまがいのこともあり、危険を伴うことも多々あり、大きな負傷に繋がってしまうこともあります。
ランナーにぶつかられたキャッチャーが負傷したり、あるいはホームを狙ったランナーが逆に大怪我をしたりといったプレーが発生します。
それが新しいルール作りに繋がりました。
メジャーでは2011年にサンフランシスコジャイアンツのバスター・ポージー捕手が左足首の靭帯を切る怪我をしました。
このことをきっかけに議論が高まり、ホーム付近でのプレーに関する新たなルールが2014年に加えられ、2015年から採用されました。
日本では阪神タイガースのマートン選手のタックルまがいのプレーがきっかけで2016年に同様のルールの導入が決まりました。
また、日本の高校野球では、ボールを保持していない捕手が立っていることができない区域を独自に定めて運用してます。
コリジョンルールについて!
コリジョンルールの3番に注目 pic.twitter.com/Jm3iWgLLMV
— K^_^K (@BglaymareX9seaz) June 15, 2016
前述のような経緯で決まったホーム付近でのクロスプレーに関するルールをコリジョンルールと言います。
簡単に言うと
「ボールを保持していない野手がランナーの走路にいてはならない。」「走者は野手に故意に走路を外れて、野手に接触してはならない。」という感じですから
今まであったものを明確化したもののような気もします。
ホームを守るキャッチャーの位置で言うと
今までは、ホームをなかば隠すような位置でボールを待っていたのが、ボールをとってからランナーにタッチをしにいくといったように変わりました。
結果として、接触する機会が減りますから、危険なプレーは減ることになります。
このコリジョンルールの運用については、リプレー検証の対象にもなるようなことも多く
アウトの判定がセーフに覆ることがあり、これでサヨナラゲームとなったこともありました。
確かにホームを巡ってのクロスプレーは野球の醍醐味のひとつかもしれませんから、このコリジョンルールが採用される際には賛否がありました。
しかし、緊張感のあるプレーというのと大きな危険の伴うプレーというのは一緒であってはならないような気がします。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回はクロスプレーについて記事を書かしていただきました。
野球選手やスポーツ選手にとって怪我は切っても切れない存在です。
日常生活に支障をきたすくらいの怪我はやはり避けれるものなら避けていく方がいいような気がします。
そのためにコリジョンルールというルールができたのは野球においてホームを巡る醍醐味は減りますが
選手の安全面を考えたら仕方ないかもしれませんね。
賛否両論ありますが野球の本来の醍醐味というのは本来そこではなくて
凄い球を投げるとか、遠くまで飛ばすとか、信じられないような球を取るとかそういったところにあると思います。
何よりもプロ野球は子供達も見ているわけですから、危険なプレーで怪我をしているところを見せたくはないですよね。
そういった意味でもコリジョンルールは有用だったのではないでしょうか。
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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