どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
野球でピンチの時に一気に流れが変わるようなプレーがあります。
守備で言うと、ファインプレーもそうですが、ピックオフプレーもその1つです。
相手側にとっては、単なる1つのアウトという以外に、心理的なダメージを与えることもできます。
ピックオフプレーは、守っている選手全てで行うもので、いわばチーム全体でのファインプレーと言ってもいいような気がします。
今回は、そんなピックオフプレーについて紹介していきたいと思います。
目次
ピックオフプレーとは?サインプレー?ピックオフプレーはどんな時に用いられる?
【硬式野球/写真特集】
8回表先頭打者の出塁を許すも、すぐにピックオフプレーでアウトに。勝敗を左右する大きなプレーだった。#駒大 #コマスポ #硬式野球 #東都大学野球 #菅野赳門 pic.twitter.com/zOZPKxpITy— 駒大スポーツ (@komaspoofficial) October 9, 2018
ピックオフプレー(PICK OFF PLAY)とは、野手が意表をついた牽制でランナーをアウトにするプレーのことです。
PICK OFFとは、元々、「狙い撃ちにする」という意味があります。
普通の牽制と違った動き、フォーメーションの中でランナーの意表をつくわけで、守備におけるサインプレーの代表的なものです。
ピックオフプレーは、試合の中で何度も使うわけにはいきません。
ピックオフプレーを成功させるために必要な条件は?
ピックオフプレーにつられないようにするには?/元中日・井端弘和に聞く https://t.co/rlRqFDf9xI pic.twitter.com/dc9LlstoSo
— 中日ドラゴンズ 軟式 (@Dragons_mania) May 4, 2019
ピックオフプレーを成功させるには次のような条件が必要となります。
野手全体での意思統一と個々の選手のプレーに対する理解
ピックオフプレーはサインプレーになりますから、守っている野手全体でサインがしっかりと共有されていなければいけません。
そして、直接プレーに関係する選手が、そのプレーの意図やフォーメーション、そしてタイミングについて深く理解し動く、場合によっては一種の演技をする必要も出てきます。
状況に応じた相手チームの分析、心理面も含めたランナーの観察
またピックオフプレーを成功させるためには、その時々で相手チームがどのようなプレーを選択してくるのかといったことがわかっていないと成功させることはできません。
スコアやイニング、アウトカウント、また、バッターやランナーの特性によって選択するプレーが違ってくるからです。
また、多少リスキーではあっても少しでも早くスタートを切りたいといったランナーの心理もプレーの成否に大きな影響があります。
リスクはないの?
では、ピックオフプレーにはリスクは、伴わないのでしょうか。
ピックオフプレーの際には、通常のプレーとは違うフォーメーションに基づいて選手が動くことになります。
その結果、バックアップの選手がいない、間に合わないといった状況も出てきます。
当然、送球ミスや後逸などがあれば、ランナーに大きな進塁を許すことになります。
ピックオフプレーの代表例を紹介!
実際のピックオフプレーについて、いくつかの例を挙げてみます。
バント守備や前進守備でのピックオフプレー
送りバントが予想される際には、それを防ぐためのフォーメーションが組まれることになります。
ランナー1塁の時には、ピッチャーが投球に入るとファーストはホーム方向へダッシュします。
それに合わせて、ランナーはスタートを切ろうとし、リードが大きくなります。
その隙をついて、タイミングを合わせて戻ったファーストや代わりにベースカバーに入ったセカンドに牽制球を投げたり、あるいはキャッチャーに向けてウェストボールを投げてそれをキャッチャーが1塁のベースカバーに入ったセカンドに投げるといったプレーが考えられます。
同種のプレーがランナー1塁、2塁や満塁、あるいはスクイズが考えられる場面でもありえます。
少年野球など外野手の位置が前の場合は、外野手がベースカバーに入る場合もあります。
牽制時の後ろのランナーに対するピックオフプレー
また、バント守備等通常のフォーメーションを利用したピックオフプレーの他にも、後ろの塁のランナーの油断をつくピックオフプレーもあります。
ピッチャーが前に塁のランナーに対して、牽制をするふりをしながら、偽投をした後に、ランナーがいる後ろの塁に向かって素早く牽制球を投げるといったことがあります。
通常だと、守備側の意識は前のランナーにいきがちですから、後ろのランナーはノーマークになる場合もあり、そこに油断が生じることがあります。
その隙をついたプレーということになります。
ですから、通常、後ろの塁のケアをする野手が相手を油断させるような動きをする必要もあります。
また、後ろの塁に投げた場合、前の塁のランナーがスタートを切る場合もありますから、前のランナーのリードの状態などにも注意が必要です。
ぶろ太
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回は、ピックオフプレーについて見てきました。
成功すれば、一気に形勢を変えることができるプレーです。
そして、みんなで協力しないとできないプレーですから、チーム全員で作り上げていくものと言えます。
みんなで、話し合い、確認しながらするので、チームワークをよくするのにも役立つかもしれませんね。
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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