どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
みなさんは、憧れのプロ野球選手のバッティングフォームなど真似たりしたことがありますか?
イチロー選手の振り子打法や、王貞治の一本足打法など、有名でインパクトのある打法はついつい真似した方は多いんではないでしょうか?
今回も打法の話しで「神主打法」という打法について記事にしていきたいと思います。
目次
神主打法とは?
2022/11/5 秋季キャンプ 高知市東部野球場
神主打法#宇田川優希 pic.twitter.com/2SMvcygeof
— ゆうた (@Bs_aonami) November 12, 2022
突然ですがみなさんは、お寺や神社などで、おはらいをしたことがありますか?
大体はみなさんお寺や神社などで、おはらいをされているとは思いますが
そんなおはらいをしている神主さんに関係してきます。
神主打法とは、野球のバッターのフォームのひとつで、そのフォームが神主さんがおはらいをしている様に見えることから「神主打法」と呼ばれるようになりました。
ぶろ太
神主打法は、スクエアスタンスでバットを体の横や体の正面でゆったり構える打法で、構えるときに体のよけいな力を抜いて構え、スイングの瞬間に全身の筋肉を動かすことによって、より大きな力を出せるという理論に基づいている打法です。
逆を言うと構えのときに脱力できるから余分な力(力みなど)が抜けて、インパクトの瞬間に力を爆発させることができると言うわけです。
スクエアスタンスで、バットを体の横、あるいは体の正面でゆったりと構える。その形が神職がお祓い(修祓)をする様子に似ていることから、「神主打法」と称されるようになった。全身をリラックスさせた状態で構え、スイングの瞬間に全身の筋肉を動かすことで、より大きな力を発揮するという理論に基づく打法である(同様の理論はゴルフやボクシングなど様々なジャンルのスポーツで導入されている)。長打が望める反面、バットコントロールが非常に難しいといわれており、フォームの構造上、投球を見極めるタイミングにも熟練が必要とされる。落合博満は「フォームの基礎を崩してしまうから野球少年達はマネをしないように」と述べている。
出典元:Wikipedia-神主打法
神主打法のメリットとは?
東日本国際大学
打川 和輝 (4年 金足農業高)金足農業では吉田輝星らと共に18年夏の甲子園を沸かせた選手の一人
この日は4番に座り落合博満ばりの神主打法を披露した
打席での威圧感は十分、最終学年あとは結果を残すだけだ pic.twitter.com/FvwDFYp7Ws— たに (@sakeniyowaitani) March 28, 2022
神主打法のメリットを説明していきたいと思います。
長打が望める
全身をリラックスさせることができるために、全身の力をうまく使えることができ、余分な力が抜けて、インパクトのときに力がよりボールに伝えることができるため
またスイングの瞬発力が高まるために、文章長打が望める長打がでやすいということになります。
内角のボールに強い
神主打法はピッチャーが投げる内角のボールに強いと言えます。
ここでピッチャーは何故内角に投げるのでしょうか?
文章好調なバッターほど内角に投げろ!
思いきって内角に投げないと強打者は打ち取れない!
とよく言われますが簡単に言うと「打ちにくいからです!」では内角のボールはどうして打ちにくいのか?を考えて見ると「身体に近いからです!」
ぶろ太
バットは少なくとも1m以上の長さで、ボールを打たないといけないため、内角に来るとファウルになりやすかったり、フェアゾーンに入れようと思うとつまったりします。
ようは「窮屈になる」ということです。
簡単に言うと神主打法は、その構えの特徴から、懐に余裕があり、窮屈なバッティングにならないということになります。
神主打法のデメリットは?
彼女と初めてバッティングセンター行って、彼女が「バッティングなんてやったことないよ〜」とか言いつつ打席に入っていきなり神主打法だったらどうします? pic.twitter.com/ArWm3s5KqK
— はいじん (@haijin88) February 4, 2022
続いて神主打法のデメリットを紹介していきたいと思います。
バットコントロールが難しい!
神主打法はバットコントロールがとても難しいと言えます。
神主打法は、その構え方からバットが体の前を通って行くので、そのためにヘッドが入りにくくなります。
それによってスイングがぶれやすくなり、非常にバットコントロールが難しい打法のひとつと言えるでしょう!
タイミングを取るのが難しい
神主打法はタイミングを取るのが難しい打法と言えます。
野球のバッティングにおいてタイミングを上手く取ることは、とても大事になってきます。
タイミングが全てと言っても過言ではないくらいです。
神主打法は、そのフォームの構造上タイミングを取りづらいフォームとなっています。
神主打法を使っていた落合博満でさえ、フォームの基礎を崩してしまうので、野球少年は真似しないこと、というくらいです。
神主打法のコツは?
今日は落合博満さんのお誕生日。おめでとうございます! 今年は鈴木忠平さん『嫌われた監督』(文藝春秋)、ねじめ正一さん『落合博満論』(集英社新書)、そして小社刊の自著『戦士の食卓』と、話題書が相次いだ落合イヤーでした。表紙の神主打法、バッティングセンターで何千人が真似したでしょうね pic.twitter.com/Wc9Jyt0FLJ
— 岩波書店 (@Iwanamishoten) December 9, 2021
どうしても神主打法で打ちたい!という方のために、神主打法で打てるようになる為のコツはあるのでしょうか?
簡単に言うとコツなんかありません!
神主打法はとても熟練が必要なバッティングフォームです。
すぐに自分のものにできるフォームではありません。
あの落合氏ですら、調子や基礎を崩すのでオススメしないと言うほどです。
ただどうしても神主打法で打ちたい!っていう人は
練習して慣れるしかありません!
日々の練習やトレーニング、素振りなどで自分のバッティングフォームを固め、振れる身体を作ることが大事になってきます。
落合博満と神主打法!
今でも神主打法カッコええね。https://t.co/hh9GtiP8e1#落合博満 pic.twitter.com/5bq1xbpPSK
— 念ずれば花ひらく♪ (@04tora19_123825) September 7, 2022
落合博満はプロ野球でロッテ、中日、巨人、日ハムと4球団を渡り歩いて、首位打者5回、本塁打王5回、打点王5回と2年連続三冠王を含む、3度三冠王を獲得しました。
3度の三冠王を獲得したのは落合博満ただひとりで、そのバッティング技術の高さは、かなりのものです。
そんな落合博満の代名詞と言えば神主打法で
落合博満=神主打法
が成立するほど、落合博満は神主打法と共に現役を歩みました。
その神主打法の元祖は岩本義行で、初代トリプルスリーを獲得するなど、1981年に野球殿堂入りを果たすなどの功績の持ちぬしです。
そんな神主打法ですが、落合博満自身はどのようにして神主打法を自分のものにして行ったのでしょうか?
それは、落合博満がロッテオリオンズ時代の先輩土肥健二でした。
土肥健二もまた神主打法の使い手で、土肥健二の腕の使い方がうまく、特に肩から下の腕の振りは、目を見張るものがあり、落合博満は、それを参考にし、代名詞と呼ばれるくらいに神主打法を自分のものにし世間に知らしめました。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回は神主打法について記事を書かしていただきました。
神主打法は、そのフォームが神主さんがおはらいをしている様に見えることから名付けられました。
そんな神主打法ですが、現役では中日の平田良介選手が使い手ですね!
これからの若い世代にも落合博満氏以上に、神主打法の代名詞と呼ばれるくらいの選手が現れるのでしょうか?
今回は記事を読んでくれてありがとうございました!
ではまた~!
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