野球の練習にはボールがつきものです。
投げたり、捕球したりもそうですが、バッティングだって、素振りばかりでは面白くありませんし、いいスイングを結果に結び付けるためには、やっぱりボールを打つ必要があります。
しかし、実際には、本物のボールを使うとなると色々な制約が出てきます。
そこで、色々な素材のボールが使われたりするわけですが、今回は発砲スチロールボールについて紹介していきます。
【野球】発砲スチロールボールとは?特徴は?
発砲スチロールボールとは、その名の通り発砲スチロールで出来たボールです。
発砲スチロール製ですから、何より軽いというのが特徴となります。
軽いため、打っても飛ばない、投げてもまっすぐ投げるのが難しいということで練習に取り入れられたりします。
スポンジやポリエチレンでできたボールなどとよく似た性質を持っているとも言えます。野球の練習球以外にも手芸用としても同じような製品が販売されています。
【野球】発砲スチロールボールの使い方や練習方法、効果やメリットは?
発砲スチロールボールで打つ練習、福留もやってたね。微妙に動くからボールを見る練習にもなるよね。(YouTube http://youtu.be/nmf42nwbyOo?a)
— シルバー好きっ子 (@fuxklock) October 20, 2010
では、この発砲スチロールボールは実際にはどのような練習で取り入れられているのでしょうか。
まずは、やはりバッティング練習です。
通常のバッティング練習のようにピッチャーが前から投げることも可能ですし、ティーバッティングや置きティーでも使うことができます。
ピッチャーが前から投げる場合、発砲スチロールボールの特性で、急激に減速したり、軌道が変化したりします。
特に、風が少しでもあると大きく曲がることになります。
つまり、しっかりとボールを見て、変化に対応していくことの大切さを感じることができます。
そして、芯をしっかりと打ち抜くようにボールにコンタクトしていかないと、ちゃんとした打球が飛びませんから、ボールの捉え方を身に付ける上でも役に立つものだと言えます。
また、ボールを投げる感覚を身に付けることもできます。
発砲スチロールボールを投げる場合、力任せで投げるのではなくて、腕を柔らかく使って、しっかりと指先でスピンをかけるつもりで投げないといいボールを投げることができません。
つまりキャッチボール等で使用すれば投げる練習にもなるということです。
また、発砲スチロールボールを使った練習のメリットとして、飛距離が出ないことから、広いスペースが要らない、場所を選ばないということがあります。
屋内や家の庭先でもバッティング練習やキャッチボールが可能となってきます。
そしてスポンジボールなどと比較すると、打った感覚が固いため実際のボールに、より近いとも言えます。
【野球】発砲スチロールボールの価格や口コミ、評判はどんな感じ?
では、実際に売られている発砲スチロールボールについて、価格や口コミ、評判なども併せて紹介していきます。なお、価格等は2020年12月8日現在のものになります。
SPF少年野球用品 家庭室内屋外 小中学高校野球練習球 発泡スチロールボール20個
こちらの製品はSPFから販売されているものです。
直径7センチの発砲スチロール製のボールが20個セットになっていて、価格の方は、2,582円となっていました。
「部屋の中で打っても大丈夫なので、子供の自主練に使っている。」「ピッチングフォームの確認に使っている。」「打った感覚が固いのでいい。」といった感想が寄せられていました。
発泡スチロール 球 (直径70mm×2個)
こちらは星雲商店というブランドから2個入りで発売されているものです。
こちらも直径は7センチとなっていて、価格は790円となっていました。
発砲スチロールボールの場合は、遠くまで飛んでいきませんから、使用環境によっては、2個ぐらいでも練習になるかもしれませんね。
カスタマーレビューでは約半数の方が星5つをつけておられて、「キャッチボールに最適」という声が寄せられていました。
タマザワ トスバッティング練習ボール TB-50
こちらは、野球の好きな方ならご存知の玉澤から発売されているものです。ポリエチレン製のボール50個と収納バッグがセットになって8,798円と送料という風になっていました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は発砲スチロールボールについて見てきました。
色々なものを組み合わせることで、練習のバリエーションや機会を増やすことができます。
そういった工夫が、パフォーマンスアップに繋がっていくのでしょうね。
みなさんも発泡スチロールボールで練習されてみては?
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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