どうも~みなさんこんにちは!カズズです~。
いや~最近は寒くなってきましたね~。
しかしプロ野球はそんなストーブリーグに入ったそんな中でも、侍ジャパンはテレビ中継され熱いたたかいが繰り広げられてましたね!
みなさん観ましたか?
ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017
日本、韓国、中国、台湾の国での24歳以下、入団3年以内の選手がメインで開かれる国際大会です。
その初戦の韓国戦の延長戦でもタイブレーク制は使われました。
そんなタイブレークについて今回は記事にしていきたいと思います。
目次
タイブレークの意味とは?導入されている競技は?
タイブレーク(tie break)はさまざまなスポーツ競技で導入されています。
同数や引き分けるなどの意味で使われる(tie)
壊すや破るなどの意味で使われる(break)
これらのことから
決着のつかないような、同点の試合に決着をつけるために特別なルールを決めること
を言います。
同点時にルールを変えること
や
リーグ戦などで勝敗が同じ時の決定戦のこと
をタイブレークというときもあります。
テニスをはじめバレーボールやソフトボール、野球では社会人野球やワールドベースボールクラシック(WBC)と様々なスポーツで適用されてきています。
あの選抜高校野球大会でも来年度(2018)年春から導入されるくらいです。
春に導入されれば必然的に夏も適用されるでしょう。
選抜高校野球大会は非常に伝統があります。
春のセンバツは来年で90回を迎え、夏のセンバツも来年で100回を迎えます。
そんな伝統的な選抜高校野球ですら、新しい風、新しいルールのタイブレークの風が舞い込んでいます。
野球においてのタイブレーク制のルールとは?
ではそんな野球では新しい風のタイブレーク制とはいったいどんなルールなのでしょうか?
簡単に言ってしまいますと、タイブレーク制とは得点が入りやすいようにイニングが始まる最初からランナーをおいてスタートします。
時間制限がない競技にたいして、試合を円滑にかつ早く決着がつくように目的として、おもに延長戦で適用されます。
日本のプロ野球では、まだ導入されていませんが
WBCなどの、国際試合でタイブレーク制は導入されており、高校野球では2018年春のセンバツからタイブレーク制が導入されました。
そんなタイブレーク制ですが、国際野球、社会人野球、大学野球、高校野球などで適用条件が違ってきます。
WBCなどの国際大会
延長10回または11回から適用されノーアウト1塁・2塁からはじまります。(延長何回からタイブレークが適用されるかは国際試合の種類によって違います。)
社会人野球
延長12回から適用されワンナウト満塁からはじまります。(準決勝以降は5時間経てばイニングに関係なく適用されます。)
大学野球
延長10回から適用されワンナウト満塁からはじまります。(決勝は除く。)
高校野球
延長10回から適用されワンナウト満塁からはじまります。(なお2018年春のセンバツでは延長13回から適用されノーアウト1塁・2塁からはじまります。)
このようにタイブレークは国際野球、社会人野球、大学野球、高校野球などによって違いがあるので勘違いされてる方も結構多いと思いますが
けっしてノーアウト1・2塁とはかぎりません。
タイブレークが適用されると?
当たり前ですが点がはいりやすくなります。
仮に国際大会のルールで考えましょう。
延長に入りタイブレークが適用されノーアウト1塁・2塁からスタートされれば当然バントをしてランナーを進めたり、ヒッティングによって得点が入りやすいルールになっています。
ノーアウト1塁・2塁のタイブレークについて思うこと!
先程はタイブレークが適用されると、どういう戦略になるか説明しましたが、ノーアウト1塁・2塁のタイブレークについて私的に思うことがあります。
それは絶対的に後攻が有利ということです。
なぜかというと、先攻の攻撃をうかがいながら作戦が練れることです。
仮に先攻が0点だったとしましょう。後攻は1点取れば勝ちなのでバントを選択するなど、相手の出方をうかがいながら攻撃できるので、後攻が圧倒的に有利と思います。
タイブレーク制を導入する理由とは?
ではなぜ国際大会や高校野球はタイブレーク制を導入し始めているのでしょうか?
その最大の理由は試合時間の短縮です。
試合時間を短縮すると結果的に選手の疲労や負担が減りケガを防ぐことができるからです。
そもそもセンバツなどを例にしてみると体のできてない高校生にプロ野球より長い延長試合をしているのはおかしいと思う中前々からタイブレーク制は検討されてきました。
とくに近年夏の熱さは尋常ではなく毎年熱中症で救急搬送されています。
夏センバツなど下からも上からも灼熱の中試合をしているのですから、少しでも早く終わることによって選手の疲労が軽減されるように検討されてきた中で2018年の春のセンバツでタイブレーク制の採用が決定しました。
タイブレーク制が懸念される理由!
やはり選手を守る為にタイブレーク制を採用したわけですが、反対意見もあります。
それはやはり選手に悔いが残るのではという意見です。
エースピッチャーからしたらタイブレークなんて自分がだしたランナーではない。そんなランナーで試合が決したら非常に悔いが残るのでは?
まして先攻後攻で有利、不利の不公平があるなら…
今までの切磋琢磨してきたイニングは何だったのかと…
まとめ
皆さんいかがだったでしょうか?今回はタイブレークについて少しいつもと違う感じ(まじめ風)で書かしていただきました。笑
センバツによるタイブレーク制については賛否両論ありますが、伝統も大事ですが選手を守るうえでタイブレークは必要とも思います。
センバツでは今年(2018年)の春から導入予定です。
まだ試験的かとは思いますが、今後いい方向にタイブレークが向くように検討していってほしいと思います。
今回も記事を読んでくれてありがとうです。
ではまた~。
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