満塁ホームラン歴代の記録とは?ランキングベスト3と投手の記録も紹介します!

どうもみなさん!こんにちは。カズズです。

 

ホームランは野球の華ということをいわれますが、その中でも特別なもの、満塁ホームランは、さしずめ華のなかでも満開に咲き誇っている華といってもいいのではないでしょうか。

 

一打逆転、あるいは相手にとどめを刺す、そんな値打ちのあるホームランですよね。

 

今回はそんな満塁ホームランについて見ていきましょう。

そもそも満塁ホームランとは?

満塁ホームランって、もちろんみなさんご存じだと思います。

 

1塁、2塁、3塁全ての塁をランナーが埋め尽くしている状況で、バッターランナーを含めて4人のランナー全てがホームインするような安打、すなわちホームランのことです。

 

カズズ
英語でグランドスラム (grand slam) とも呼ばれます。ゴルフやテニスでも、全てのメジャー大会で優勝すればグランドスラムと呼ばれますよね。

 

略してグラスラ~!

ぶろ太

 

ひとつのプレーで4点が入るわけです。

 

4人のランナーが悠然とベースを回りホームベースを踏む姿は、何か決定的なものを感じますよね。

 

2018年シーズンではパリーグで23本、セリーグで17本の満塁ホームランが生まれています。

 

やはりDH制を採用しているパリーグの方が多くなっていますよね。

 

まあピッチャーが打席に入ることがなく、DH用に強打者を用意できるわけですから、当然かもしれませんね。

満塁ホームランの歴代の記録とは?ランキングベスト3!

では、この満塁ホームランを巡る記録について見てみましょう。

 

第1位.16本 埼玉西武ライオンズ 中村剛也

一番多く満塁ホームランを打っている選手は、現在も西武ライオンズで活躍している中村剛也選手の16本です。

 

「おかわり君」の愛称で親しまれる中村選手は勿論、ホームランバッターなんですが、2015年シーズンにはなんと1シーズンで4本の満塁ホームランを打っています。

 

第2位.15本 読売ジャイアンツ 王貞治

そして2位が世界のホームラン王、王貞治選手です。

 

王選手は通算868本のホームランを打ったのですが、そのうち15本が満塁ホームランです。

 

第3位.14本 近鉄中村紀洋 オリックス藤井康雄

3位がオリックスで活躍した藤井康雄選手とメジャー調整もした近鉄などで活躍した中村紀洋選手の14本です。

 

そして、現役時代満塁男と呼ばれ巨人などで活躍した駒田徳広選手などの13本が続きます。

 

この駒田選手は通算195本のホームランを打っているのですが、そのうち13本が満塁ホームランで、なんと15本に1本が満塁ホームランとなりますから、さすが満塁男ですよね。

 

ちなみに1位の中村選手で22.3本に1本ですから、駒田選手の満塁男ぶりは印象的ですよね。

 

また年間では1950年に中日の西沢道夫選手の5本というのが記録になっています。

 

1試合では、1951年の大映の飯島滋弥選手と2006年の二岡智宏選手の2本が記録となっています。

 

ちょっと変わった記録で

 

最年長での満塁ホームランは、1994年に日本ハムファイターズで大島康徳選手が43歳6ヶ月

 

最年少は1956年に阪急ブレーブスの米田哲也選手が18歳6ヶ月で達成しています。

投手でも満塁ホームランを打つことはあるの?ピッチャーの記録も!

打者でも難しい満塁ホームランですが、ピッチャーが打ったことはあるんでしょうか。

 

実はけっこうあって、2021年シーズン終了までに17人が記録しています。

 

古谷倉之助(大洋)

大下弘(セネタース)

藤本英雄(巨人)

川崎徳次(巨人)

杉下茂(中日)

江田貢一(松竹)

高野裕良(大洋)

服部受弘(名古屋)

米田哲也(阪急)

義原武敏(巨人)

成田文男(ロッテ)

金田留広(東映)

星野仙一(中日)

山本和行(阪神)

津田恒美(広島)

ガルベス (巨人)

藤浪晋太郎(阪神)

 

その中には、先ほども登場した最年少満塁ホームランの記録を持つ米田哲也もピッチャーですし、有名なところでは亡くなった星野仙一さんなんかも記録しています。

 

そして、この中でも特筆すべきなのは、ジャイアンツに在籍した外国人のガルべスです。

 

ガルべスは1996年から2000年までジャイアンツに在籍していたのですが、元々テスト生で入団したのですが、ジャイアンツ史上初の外国人開幕投手にもなった選手です。

 

打撃の方も元々よくて、通算でも10本のホームランを放ったのですが、1999年にはなんと満塁ホームランを2本も放っています。

 

ピッチャーで1シーズンで2本の満塁ホームランはこのガルベスだけです。現在(2021年時点)

 

しかもうち、1本は場外という、おまけつきです。

 

現在(2018年時点)でピッチャーで2本の満塁ホームランを打ったのはガルべスの他に成田文男の2人だけです。

 

そして、このガルべス選手以来19年ぶりとなるピッチャーの満塁ホームランを放ったのが、阪神タイガースの藤浪晋太郎選手です。

 

2018年9月16日の横浜球場でのベイスターズ戦の3回に田中健投手からレフトスタンドへ満塁ホームランを放ちました。

 

では、何故、本来なら打撃力に劣るピッチャーが満塁ホームランを打てるのでしょうか。

 

最近のパリーグはDH制がありピッチャーが打席に入ることはないですが、セリーグや以前のパリーグでは当然、ピッチャーも打席に入っていました。

 

そして、プロ入り後はピッチャーに専念するために打撃の比重は下げているものの、プロ入り前は中心打者だったという選手がピッチャーには多いのです。

 

ですから、当然、ここ一番では「昔取ったきねづか」ではないですが、快打を飛ばすこともあります。

 

投げるピッチャーの側にしても、相手ピッチャーを打席に、しかも満塁のピンチで迎えるわけですから

 

抑えて当然打たれたらカッコ悪い、みたいな心理も働くのかもしれませんね。

まとめ

みなさんいかがだったでしょうか?

 

今回は満塁ホームランについて記事を書かしていただきました。

 

9回裏の攻撃で3点ビハインドの場面、マウンドには相手のエースがいて、そしてツーアウトランナー満塁フルカウント

 

この1球でゲームセットとなってしまうかもといった場面で、満塁ホームランなんかが飛び出したら、もうお祭り騒ぎでしょうね。

 

逆転サヨナラ満塁ホームランって、ホームランに形容詞がいくつつくのか分からないような大輪の華になりますね。

 

今回は記事を読んでくれてありがとうございました。

 

ではまた~!

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