代打の神様といえば?切り札となる阪神歴代の神様 八木 桧山 原口らを紹介

どうもみなさん!こんにちは。カズズです。

 

みなさんは「代打の神様」って言葉を耳にされたことはありますか?

 

別に甲子園球場のベンチ裏に代打に出る選手がお参りをする神様が祀ってあるとかいう訳ではありません。

 

勝負をかけたここ一番という場面で代打として出てきて、結果を残し続ける選手のことをこう呼んでいます。

 

特に、阪神にはここしばらく、この代打の神様と呼ばれる選手が続いていて、「○代目代打の神様」とか呼ばれたりしています。

 

今回は、そんな代打の神様について紹介して行きたいと思います。

代打の難しさって?一振りにかける男達!

では、神様という呼び名がつくような代打の難しさってなんでしょうか?

 

代打というのは一打席にすべてをかけます。

 

一振りと言っても過言ではありません。

 

通常のレギュラー選手のように4打席とか5打席で結果を残せばいいというわけではありません。

 

その日、初めて対戦するピッチャーと対戦して結果を残さなければいけません。

 

その点が一番難しい点で、先発で出場している選手の場合は、打席が回ってくるタイミングがだいたいわかりますが、代打の場合はそうはいきません。

 

自分の出番をある程度予測して、そこに向けて集中力を高めていかなければいけませんからこのあたりも難しいところです。

 

代打の神様といえば?

選手なら誰もが、レギュラーとして先発メンバーに名を連らねるのが目標です。

 

しかし、この代打にも独特の面白さがあります。

 

ここ一番、絶対に結果を求められる場面で大歓声を受けて登場し、痺れるようなプレッシャーの中で、結果を残した時の達成感というものは想像しただけでも鳥肌が立ってきそうです。

 

3時間あまりの試合のなかで、ほんの数分、場合によっては数秒かもしれませんが、そこに全てが凝縮されているのです。

 

その真ん中にたっているのが代打の神様です。

代打の切り札!阪神の歴代代打の神様を紹介!

阪神タイガースでは、ここしばらく代打の神様と呼ばれる選手が続いて出てきています。

 

それではその選手を見ていきましょう。

八木裕

最初に代打の神様と呼ばれたのは、この八木選手かもしれません。

 

クールな印象ながら、ここ一番での勝負強さは印象に残っています。

 

1997年には代打率4割、そして1998年も開幕からしばらくの間はなんと代打率5割を誇る絶大な人気を誇っていました。

 

ファンからは

 

ぶろ太

神様仏様八木様

 

と呼ばれるほどの活躍。

 

その後も2004年の現役引退まで、代打の神様としてチームを支えてきました。

桧山進次郎

阪神タイガースの低迷期の中心選手としてチームを支えてきた後の2003年、2005年の優勝メンバーとして活躍。

 

その後2008年頃から代打としてチームを支えてきました。

 

多くの阪神の代打記録に名前を残す選手で絶大な人気を誇っていました。

 

2013年現役最後の打席となった、負ければこのシーズンの最終戦となるクライマックスシリーズの広島戦で、敗色濃厚な中

 

9回裏ツーアウトでの代打ホームランには多くのファンが涙を流しました。

 

ぶろ太

確かにあれは感動したわ!

関本賢太郎

内野ならどこでもこなせるユーティリティープレーヤでもありましたが、晩年は代打の神様として降臨。

 

その堅実な守備もあって、代打に出てそのまま守備についたりとその貢献度は高かったです。

 

チャンスでしぶとく、四死球を選んだりしぶい犠打を打ったりする姿が印象に残っています。

 

2014年には巨人戦で澤村投手から代打逆転ホームランを放ちましたが

 

代打満塁ホームランは2007年の桧山選手以来

 

代打逆転満塁ホームランは2002年の八木選手以来ということで

 

しっかりと代打の神様の系譜が受け継がれているのがよくわかりますね。

 

そして、この系譜は狩野恵輔選手に引き継がれ、関本選手は2015年にバットを置くことになりました。

 

引退試合となった最終戦で代打として8回に登場した後、9回の3塁の守備についたのも関本選手らしいですね。

狩野恵輔

関本選手のあとを受けて、代打の神様と呼ばれたのは狩野選手です。

 

捕手としてレギュラーをつかみそうになりながら、度重なる故障等もあって晩年は代打の神様として甲子園球場に降臨。

 

キャッチャーとしての読みや状況判断を活かしたバッティングで頼りにされていました。

 

代打として主に活躍してのは2015年、2016年と短かったですが、記憶に残る選手です。

現在の代打の神様

2018シーズンの阪神の代打といえば、原口文仁選手です。

捕手出身ということや故障で育成選手から這い上がってきた苦労人という点は先代の狩野選手と同じですが

 

2018年シーズンは代打の神様と呼ばれてもまったく不足のない活躍でした。

 

23本の代打安打を放ち、代打率は4割を超えました。23本の代打安打数は、桧山選手に並ぶシーズン代打にチーム記録です。

 

2021シーズンの覇者であるヤクルトスワローズでは、川端慎吾選手が代打の神様にふさわしい活躍をしました。川端選手の活躍がなければ、シーズン覇者は、なしえなかったと言っても過言ではない活躍をしました。

まとめ

みなさんいかがだったでしょうか?

 

今回は阪神を中心に代打の神様について見てきましたが

 

代打というとレギュラーをとれなかった選手みたいなイメージがあるかもしれませんが、とってもドラマチックな役割を演じていることがわかりますよね。

 

そして、代々の代打の神様を見ていくと、不思議と繋がっているような気がします。

 

これも神様たる所以でしょうか。

 

もちろん、レギュラーとして、中心選手としての出場をあきらめたわけではないでしょうが今後も代打の神様の活躍を願っています。

 

代打の神様でおもしろそうな著書があったので紹介しておきます。

 

興味がある方は一度読まれてみてはどうでしょうか?

今回は記事を読んでくれてありがとうございました。

 

ではまた~!

2 COMMENTS

中村尊

初代代打の神様は川藤や。代打打率がうんぬんやない。どれだけチームのムードを盛り上げたか、ファンを喜ばせたかや。85年の優勝は真弓、岡田、バース、掛布の活躍だけやない。代打川藤のおかげや。代打は打率が高ければええんやない。ここで打ったら逆点勝利てゆうところで打つのが代打の神様や。川藤こそまさにそんな神様やった。

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カズズ

川藤幸三氏はファンに愛された選手ですね。どれだけファンを喜ばせたか、はかりしれないですね。まさに代打の神様のレジェンド的存在ですね。八木氏や桧山氏、関本氏なんかは、代打の最終形は、間違いなく川藤氏を思い浮かべていたでしょうね。この度はコメントありがとうございました。

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