打撃投手とは?年収は球速はどれくらい?現役復帰はできるの?どんな人がなる?

どうもみなさん!こんにちは。カズズです。

 

打撃投手と言えば、みなさん、どんなイメージをお持ちですが。

 

ただただ、バッター相手にボールを投げているだけみたいなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、この打撃投手、バッターの調子を上げたり、維持したりするのにとっても大切な役目を担っているのです。

 

その時の、バッターの状態に応じて、プロとしての仕事をしているのです。

 

このあたりが、単なる打撃練習用のピッチングマシンとは違うところだと思います。

 

では、そんな打撃投手について見ていきましょう。

そもそも打撃投手とは?

打撃投手とは、その名の通り、バッティング練習の時に投げるピッチャーのことです。

 

野球にたずさわっている人は、バッティングピッチャー(B・P)を略してバッピと呼んだりしますね。

 

アマチュアなんかだと、コーチや選手が交代で務めたりもするかもしれませんが、プロでは、それを専門にしている打撃投手が多くいます。

 

バッターによっては、この人に投げてほしいとかがあるみたいですね。

 

ただ、アメリカのメジャーリーグなんかでは、あまり例がないみたいで、コーチやマイナーの選手が投げることが多いようです。

 

日本のように本職のピッチャーがいろんなボールをバッターの要求通りに投げるといったことはあまりないみたいですね。

 

背番号は3桁をつけていることが多いようです。

 

それではなぜバッティング練習するのにピッチングマシンじゃなくて打撃投手が?

 

という疑問がある方もいるとは思います。

 

その目的はやはり生きた球が投げれるということです。

 

生きた球というのは、伸びやキレと言ったらいいのでしょうか。

 

力のある球、しっかり投げ込んだボール回転のある球といったらわかりやすいでしょうか。

 

人の投げるボールは、同じ球速のボールでもこれらが加わることで全くと言っていいほどボールの質が違います。

 

打撃投手が投げることで、そういった面のバッティング練習をやしなうという目的があるのです。

打撃投手にはどんな人がなることが多いの?球速は?

打撃投手は現役を引退した選手がなることが多いようです。

 

やはりバッター相手に、ちゃんと投げないといけないですから、ピッチャー出身が多いようですね。

 

なので球速も130キロ~140キロは普通に投げれるでしょう。

 

昔は、打撃投手として球団がドラフト下位やドラフト外で選手をとっていた頃もあったようですが、今はそういった例はなくなりましたね。

 

また、野球選手の寿命自体はだいたい活躍した選手でも40歳前後までということが多いですが

 

打撃投手の場合は、場合によっては50歳を超えても投げ続けることもあるようです。

 

中には還暦をすぎても投げていたケースもあるようです。

打撃投手の給料とかの条件って?

打撃投手は球団に雇われている職員のような待遇になるため、選手の時と違って、給料制が多いようです。

 

だいたい年間で500万から800万ぐらいとも言われています。

 

ただ、打撃投手として練習の時に投げているだけでいいかというとそうではなくて、スコアラーや用具係等も仕事の中身に入っているケースがあるようで

 

その条件によっても給料は違ってくるようです。

 

また、球団職員として打撃投手だと、拘束条件とかがあるので、オフシーズンなどには個人契約するケースもあるようです。

打撃投手に求められる条件は?

打撃投手の仕事は、投げることですが、ただ投げればいいというわけではありません。

 

バッターの調子を整えたり、バッティングを修正したり、苦手を克服するために投げるのが本当の目的になります。

 

ですから、バッターのリズムに応じて、球種やコース等も含めてバッターの求めるボールを投げなければいけませんから、それ相応の技術が必要です。

 

また、打撃投手に必要なのはピッチャーとしての技術はもちろんですが、体力が必要です。

 

シーズン中は毎日のように、試合前に100球を超えるタマ数を投げるわけですから、体力が必要となってきます。

 

試合前というと、ちょうど暑い頃だったりすることもありますから、体力の消耗は激しいはずです。

 

しかも選手のように、球団が身体のケアをしてくれるわけではないですから、なおさら自己管理が重要になってきます。

 

また、各球団には7~8人ぐらいの打撃投手がいる場合が多いようですが、選手によっては好みがあるようで、個別に指名がかかることもあるようです。

 

金本知憲選手がFAで広島から阪神に移籍した時には、打撃投手として多田昌弘投手が金本選手の要望で、一緒にタイガースへ移っています。

 

また、イチロー選手の恋人として有名な奥村幸治さんは、プロ野球選手としての夢は叶わなかったのですが

 

打撃投手としてオリックスブルーウェーブに入団し、イチローの専属打撃投手として有名になり、その後もタイガースや埼玉西武ライオンズで打撃投手を務めました。

打撃投手から現役復帰した例とかってあるの?

打撃投手といっても毎日のようにバッター相手に投げるわけですから、チーム事情等によっては選手に復帰した例もあるようです。

 

かつて、阪神タイガースに1976年のドラフト1位で指名されて、入団した益山性旭投手は、1984年に引退し、打撃投手を務めていましたが

 

当時、左投手が不足していたというチーム事情から1985年に復帰、1軍で中継ぎとして8試合の登板を果たしています。

 

その他にも有沢賢持、中山裕章、西清孝、栗山聡などがいますね。

 

最近でいうと2018年11月12日に巨人の打撃投手である長谷川潤(27)が現役復帰を目指しているのが判明しましたね。

まとめ

みなさんいかがだったでしょうか?

 

今回は打撃投手について見てきました。

 

バッターの状態は打撃投手が1番よく知っているとも言われます。

 

また、1流のバッターになるほど、お好みの打撃投手があるようです。

 

こう見てみると、打撃投手も表に出ることはないですが、やっぱりプロで立派な職人芸だとも言えると思います。

 

誰でもできそうだけど、誰でもいいわけではない存在ですね。

 

これからは打撃投手にも注目ですね。

 

最後に打撃投手についておすすめの本があるので紹介します。

「打撃投手とは何か」ということを知ることができ、プロ野球好きなら間違いなく気に入るかと思います。

 

興味がある方は、おすすめなのでぜひご愛読ください。

 

今回は記事を読んでくれてありがとうございました。

 

ではまた~!

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