どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
野球やアメリカからやってきたスポーツですが、沢山の用具メーカーが日本にはあります。
もちろん、野球人の命とも言っていいグラブもそうです。ナショナルブランドと呼ばれるものからこだわりのグラブを作りつづけているところまで、沢山のグラブメーカーが日本にはあります。
そんなこだわりのグローブを作っているメーカーのうちで、今回紹介するのはアトムズというメーカーです。
それでは、日本国内だけでなく、世界でも評価されているアトムズについて見ていきたいと思います。
目次
アトムズ(ATOMS)のグローブとは?
アトムズは奈良県の桜井市というところに本社工場がある野球グラブのメーカーです。
奈良県と言うと意外なイメージを持たれるかもしれませんが、実は奈良県は野球グラブでは国内シェアの8割を誇っているのですが、多くは家族経営に近いものでした。
そんな奈良で世界展開を目指して2004年に創業されたのがアトムズで、現在ではアメリカをはじめとする世界で活躍する選手たちに使われるようになったというものです。
その理由は、グローブ1つ1つに対する熱い想いとそれを形にし、上質な製品を安定して供給してきた結果のようです。
ATOMSの社名には、Athlete(選手)Artisan(職人)Associates(仲間)の“A”、Top (最高の)の“T”、Originator(創始者・創設者)の“O”、Mission(使命・天命)の“M”、Satisfaction(満足・やりがい)の“S”の意味が込められているようです。
アトムズのグローブの当たり前
アトムズではグラブメーカーとして、次の5つを大切にされているようです。
そして、それを当たり前だと言っておられます。
素材
多くのプロ選手から高い評価を受けているジュテルレザーや厳選した和牛から作られる寺田製作所の革を使用し、グラブ紐には柔軟性に優れた創業70年を迎えるテネシータンニングカンパニーのものを、そしてグリスにまでこだわり、ポジションに応じて独自に配合した2種類のグリスを使い分けられているようです。
安全性
いつも手にするグラブの素材の安全性にもこだわり、縫製の糸にも人体への有害物質による影響がないものが使用されています。
設備
安定した品質の確保のため、国内では数社の大手メーカーしか保有していない自動裁断機を導入するなどの設備投資を行ってこられてようです。
品質管理
徹底した品質管理により、本当の意味での「JAPAN Quality」を実現されているようです。
再利用
グラブを構成する革に対する愛情から、使えなかった端材を利用したカラフルなトレーニング用グラブを作られたりもしています。
アトムズのグローブのラインナップや特徴(硬式、軟式やポジション、サイズ)は?
それでは、アトムズのグローブについて見ていきます。
基本となるのは、ドメスティックラインとグローバルラインで後は、小ぶりのユース用のものになります。
ドメスティックラインはフィンランド産の革をジュテルレザー社で加工したものを、グローバルラインやユース用は寺田レザーを使用しています。
ドメスティックラインや硬式用ですが、グローバルラインも基本的には硬式用となっていますが軟式でも使えるようです。ユース用はユース硬式用と説明がありました。
そして、アトムズのグローブは特に内野手用に関してはバリエーションが豊富なようで、細かいプレーヤーの好み、要求に応えてくれるようです。
では、カタログから紹介していきます。
ドメスティックライン
ドメスティックラインは、受注生産のものも含めて投手用、内野手用、外野手用、それにミットがあります。
詳しく見ていくと、投手用が3種類、内野手用7種類、外野手用3種類、ミットがキャッチャーミットとファーストミットとういう風になっています。
それぞれに特徴があるようで、例えば、AKG-24という内野手用のモデルには「内野用小さ目のサイズ。編み型ウエブを採用することで、さばきの柔軟性がUP。」
AKG-7という外野手用のモデルには「指がシャープな縦型。ポケットが狭く、ボールの遊びが少ないため、次の動作へのブレが少ないモデル。」というコメントがありました。
本体カラーはオレンジとなっています。
グローバルライン+
「好評のGlobal Lineを進化させたラインアップ。平裏に“Smooth Touch”を使用。
今期初登場のシリコンラベルを採用し、見た目にもシャープさを感じさせる。」というキャッチコピーがついているグローバルライン+は本体カラーがブラックとコルクのものがあるようです。
ラインナップは、投手用1種類、内野手用3種類、外野手用1種類、そしてミットがキャッチャー用とファースト用がありました。
ATR-006という内野手用のモデルには「ポケットは横に広く、当て捕りも掴み取りもできるタイプ。」というなんともそそられるフレーズがありました。
グローバルライン
グローバルラインには「北海道産和牛。TERADA LFにて「道具」にこだわった仕上げをしていただいたもの。
素材本来のオイルが、他にはないフィーリングを感じさせてくれます。」というグラブ愛に火がつくようなコピーがあり、本体カラーは、オレンジ、レッドオレンジ、ブラックとなっています。
このモデルも投手用1種類、内野手用3種類、外野手用2種類とキャッチャーミット、ファーストミットがあるのですが、オールラウンド用というが1種類ラインナップされています。
草野球を楽しむ人や、これから本格的に野球を始める場合にはいいですよね。
ユースグローブ
ユースと名前はついていますが、こちらも寺田レザーを使用した本格的なもので、「ユース対応硬式。小さ目・小ぶりが好みのプレーヤーに適したラインナップ。」となっています。
小ぶりなものということで、グラブはポジション別にはなっていませんが、それでも5種類がラインナップされていて、ちゃんとキャッチャーミットとファーストミットもあります。
本体カラーはオレンジとオレンジレッドとなっています。
アトムズグローブ軟式用も紹介!
また、アトムズのグローブには2020年1月10日現在、公式サイトやカタログでは確認できないのですが、限定で軟式用も発売されているという情報がありました。
軟式球の仕様が変更されたことに対応したモデルとなっています。革の質感も軟式用に少し、しっとりとしたものとなっているようです。
アトムズグローブのラインナップについて先ほど紹介しましたが、サイズや形状が細かく分けられているとともに、1つ1つ職人が細かいオーダーに対応してくれるようになっていますから、自分仕様にカスタムできるようですよ。
グラブ愛に溢れる野球人にとっては、こんなに嬉しいことはないですよね。
また、特別仕様のものなども出ることがあるようで、伝説の革といわれる浦上レザーを使ったものなどもありました。
手に伝わる感触が格別なようですよ。
アトムズのグローブの価格や口コミや評判はどんな感じ?
では、そんなアトムズグローブの価格等について見ていきます。
比較参考をしていただきやすいように、公式カタログに掲載されているものを載せておきます。
まずはフラッグシップモデルといっていいドメスティックラインですが、グラブが50,000円(税別)、ミットは52,000円(税別)となっています。
そして、グローバルライン+はグラブ44,000円ミット46,000円
グローバルラインがグラブ35,000円ミット37,000円
ユースモデルがグラブ30,000円ミット32,000円
また、トレーニンググラブは15,000円となっています。
また、限定の軟式モデルについては、カタログ等には載っていないのですが、価格はグラブ27,000円(税込)ミット28,080円(税込)で販売されているものを見つけることができました。
気になる評判ですが、Amazonのカスタマーレビューで5つ星となっていました。
そして、「しっかりとした作りでがっちりとボールを捕ることができる。」という声がありましたし、他にもネット上で革の質感なども含めて高評価されていました。
中にはお客さんの強い要望で取り扱いを始めたというショップさんもありました。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回はアトムズのグローブについて見て来ました。手の形は人それぞれ違うようにグローブもプレーヤーの数だけ理想があるような気がします。
そして、その理想とはただ単にグラブの色やデザイン・形状といったものだけではなく、グラブの命ともいうべき革やそれを作り上げていく人たちの心意気・取り組む姿勢が形にしてくれるものだと思います。
もちろん、他のメーカーも色々なタイプをラインナップしていてオーダーにもこたえてくれますが、このアトムズのグラブ、マイグラブとして傍に置いておくには、ぴったりなものなのではないでしょうか。
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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