スイッチピッチャーとは?メジャーや日本では実在した?ルールやグローブは?

どうもみなさん!こんにちは。カズズです。

 

今回は、野球のスイッチピッチャーについて記事にしたいと思います。

 

ぶろ太
スイッチピッチャーなんているんか?

 

って人も多いと思いますが、今では大谷選手の大リーグでの活躍もあり、「二刀流」というのは身近なものになってきました。

 

今まで、当たり前ではなかったことが当たり前になってきているのだと思います。

 

バッターの「スイッチヒッター」というのは当たり前になってきていますが

 

「スイッチピッチャー」というのはどうでしょう。

 

バッターの右、左により右バッターには右ピッチャーを、左バッターには左ピッチャーをというのはよく見る光景ですが、一人でこれをやってしまったら凄いことですね。

 

今回はそんな「スイッチピッチャー」について紹介していきたいと思います。

スイッチピッチャーとは?歴史は?

まずスイッチピッチャーというのは

 

野球において左右両方で投球することができるピッチャーのことを言います。

 

そんな規格外のピッチャーが実在したのでしょうか?

 

メジャーでは?

まず本場アメリカメジャーリーグで実在したのか調べてみると

 

記録に残るところでは、19世紀に4人のスイッチピッチャーがいたことになっています。

 

そして、19世紀以降では、「グレッグ・ハリス」と「パット・ベンディット」という二人のピッチャーの公式戦での登板が記録されています。

 

身近なところで、ベンディット投手は2008年ドラフトでヤンキースに指名され、その後、「マネーボール」でお馴染みのアスレッチクッスに移籍し、2015年にメジャー昇格を果たしました。

 

初登板のマウンドでは、8球与えられる練習を左右で4球ずつ行ったようです。

 

そして、実際の登板のなかでも左右での投球を見せています。

 

日本では?

では、日本球界ではどうだったんでしょうか。

 

日本の近代野球で唯一スイッチピッチャーとして登録されていたのが、1987年にドラフト外で南海ホークスに入団した近田豊年さんです。

 

小さい頃から左右両手でなんでもこなせた近田さんは、左で投げれば140キロを超す速球を投げていました。

 

それがふとしたきっかけで右でも投げれるということで、プロでスイッチピッチャーとして登録され史上初のスイッチピッチャーが誕生しました。

 

しかし、近田さんはその後の公式戦ではスイッチピッチャーとして登板することはありませんでした。

 

また現在メジャーで活躍するダルビッシュ有投手も実際に試合等で投げるわけではありませんが、両方で投げられることで知られています。

 

マンガやアニメで登場したスイッチピッチャー

こんななかなか実現しなかったスイッチピッチャーですが、マンガやアニメの世界ではどうだったんでしょうか。

 

一番有名なのは、あの野球漫画としては最もメジャーだったと言える「ドカベン」に登場する木下次郎選手だと思います。

 

実際の現在のルールでは認められてないのですが、彼は、身体の後ろで両手を組み、最後の最後まで左右どちらで投げるかわからないような投球を見せていました。

 

そして、そのフォームによってドカベンこと山田選手を苦しめました、最後は山田選手のセーフティーバントで敗れてしまいますが。

また、スイッチピッチャーというわけではありませんが、「巨人の星」の星飛雄馬投手は左の肩を壊して、そして「MAJOR」の茂野吾郎投手は右の肩を壊して、それぞれ、右投手、左投手として復活を遂げています。

 

スイッチピッチャーと言うわけではありませんが、どちらの手でも投げられた、そして凄かったという設定になっています。

 

スイッチピッチャーのグローブはどんなの?

では、スイッチピッチャーが使うグローブやルールはどうなっているんでしょうか。

 

まず、グローブですが、これは6本指のグローブを使う

 

親指を入れる部分が両方にある形になっています。

 

 

1人の選手が両方の手で使うという想定以外にも、左投げのプレーヤーも右投げのプレーヤーも使えるようにという意味合いもあるのかもしれませんね。

スイッチピッチャーのルールは?

スイッチピッチャーのルールなんですが

 

日本では、まず投げない方の手にグローブをはめることで事前にどちらの手で投げるかを明確にしなければならないことになっています。

 

そして、原則として一人の打者と対戦中に左右を変えることはできないことになっています。

 

また、メジャーではある対戦をきっかけに一つのルールができました。

 

前述のベンディット投手がマウンドにいて、バッターボックスにスイッチヒッターを迎えた時のことでした。

 

互いに、どちらで投げるのかどちらで打つのかはっきりしないうちに時間だけが過ぎていきました。

 

そこでスイッチピッチャーとスイッチヒッターが対戦する時には、まずピッチャーがどちらで投げるかを宣言し、次にバッターがどちらで打つかを決めるという特別なルールがあります。

スイッチピッチャーの思わぬ効用

実際に試合で投げることはないかもしれませんが、スイッチピッチャーの練習をすることで、思わぬ効用があります。

 

これはスイッチヒッターの場合も同じなのですが、片方だけでの練習では身体のバランスや筋肉の付き方が偏ってしまうと言われています。

 

それを防ぎ、故障を予防する意味でも、左右両方で投げる・打つというのはフィジカルなコンディションを整えるのにはいいとも言われています。

スイッチヒッターもある?

野球に詳しい方は、当然ご存知かと思いますが「スイッチヒッター」もあります。

 

最近のプロ野球も「スイッチヒッター」の選手が増えてきましたね。

 

カズズ
そんなスイッチヒッターについて詳しくまとめ紹介した記事がありますので、ぜひ参考にしてくださいね。
スイッチヒッターとは?メリットデメリットはある?ルールや練習法も紹介!

まとめ

みなさんいかがだったでしょうか?

 

今回は、野球のスイッチピッチャーについて記事を書かしていただきました。

 

スイッチピッチャーとういうのは今まではなかなか実現していませんが、プロ野球の世界で二刀流というのが実現しているように、今後は夢だけでは終わらないかもしれません。

 

そういったスターが出てくるのも、そう遠くないかもしれませんね。

 

今回は記事を読んでくれてありがとうございました。

 

ではまた~!

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