どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
今回は、サジェスト汚染について見ていきたいと思います。
みなさん、サジェスト汚染って知っていますか?
ぶろ太
汚染といっても公害じゃなくて、ネットに関わる問題で
野球などの実況チャンネル「なんでも実況J版」に集まる人達「なんJ民」が深く関わっています。
まあ汚染というぐらいですから、ちょっと困った話なのですが
好むと好まざるとに関わらずネット社会に生きている私達には避けては通れない問題です。
今回は、そんなサジェスト汚染について見ていきしょう。
サジェストって何?
ボーナスというシステムが嫌いなので(12ヶ月で割ってくれる方が嬉しい)、同じ意見をインターネットで見つけて気持ちよくなろうとしたら、大衆の公務員への怨恨の塊みたいなサジェストでてきて恐ろしくなっちゃった pic.twitter.com/78U4DfrSwq
— くぼ (@bronse0426) May 30, 2022
そもそもサジェストって何って?ことから始めます。
元々の単語としての意味は、「示唆する」とか「暗示する」といった意味になりますが、ここでいうサジェストとは「予測変換」のことを言います。
では、その予測変換ってどんなことを言うのでしょうか?
例えば、あるキーワード(単語)を検索しようとしてあるキーワード(単語)を入力します。
すると、その単語と併せてよく検索される単語が併せて表示されます。
「法律事務所」で検索すれば
サジェストは「法律事務所 クロス」「法律事務所 steadiness」「法律事務所 求人」
このように最初の単語から関連するキーワードを予測してくれているわけです。
このような検索機能をサジェストといいます。
ネットで検索する際には確かに便利な機能ですよね。
例えば、きのこを使った料理のレシピを検索しようとして、「きのこ」と入力すると「きのこ レシピ」といった候補を示してくれるわけですから、手間も省けて効率的ですよね。
サジェスト汚染とは?その被害とは?その例は?
では、どうしてどの便利な検索機能であるサジェストと汚染が結び付くのでしょうか。
先ほどの例のように、検索者の目的にそってものが表示されるだけならいいのですが、そうでなくてネガティブな印象を伴うものまで表示されてしまいます。
こんな感じ
サジェスト汚染がひどい pic.twitter.com/lpgZcqw32p
— スドー⛄ (@stdaux) January 18, 2017
他には、さきほどの「きのこ」の例で言うと、「きのこ 毒」といった感じで表示されたりもします。
まあ、この場合は、その情報を必要とされる方もいらっしゃるからいいのかもしれませんが「きのこ 汚染」とか
あるいは違う例で「○○株式会社」と検索して
「〇〇株式会社 ブラック」とか「〇〇株式会社 不正」とかって表示されたら、それだけで企業イメージに傷がついたりします。
分かりやすい例として挙げてみましたが、他にもウイルスや著作権侵害とかいった言葉と結び付けられていることもあります。
真実に基づかないものなら許されることではないですよね。
サジェスト汚染の被害者や加害者は?
一応気にはなってたから調べてみたらサジェスト汚染されまくっててやばい pic.twitter.com/YmfQfUsR67
— Nxopen (@nxopen) May 30, 2022
困りモノのサジェスト汚染ですが、いったどんな風にして起きるのでしょうか。
ある言葉と、キーワードを併せて検索される頻度が多くなったりするとサジェストと呼ばれる機能の結果、その言葉とキーワードがいっしょに表示されるようになります。
つまり、大量にネガティブなキーワードを併せてその言葉が検索されると、このサジェスト汚染といった現象になってしまします。
もちろん、実際に社会を賑わしているような問題からくることもあるかもしれません。
がしかし、ここで問題とされるのが、誰かが意図的に何かを貶めるためにこのような行為を行うことです。
そのきっかけとなるのは、例えば、ネット上のやり取りでちょっとした標的にされてしまうとかいったケースがよくあるようですし
自分にとって不利なあるいは不愉快なモノが対象になったりもするようです。
つまり、突然、何のイワレもなく被害者になることがあるということです。
そして、その加害者としてよく問題にされるのがネット上の「なんJ民」という人たちだと言われています。
この「なんJ民」は2チャンネルの掲示板「なんでも実況J版」に集まる人達のことを指す言葉です。
そこで盛り上がった人達がやってしまうことが多いようです。
なんJ民についてはコチラの記事で紹介しています。詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
→なんJ民の意味とは?過去の歴史とNANJCOINについて解説!
なんJ民と唐澤貴洋!
サジェスト汚染をめぐる攻防としてあげられるのが、なんJ民と唐澤貴洋弁護士との一連のやりとりです。
2013年3月に「ポケットモンスターXY」と入力するとまったく関連のない「唐澤貴洋」と出てくるようになりましたが、これは一部のなんj民がやった結果です。
唐澤貴洋さんは弁護士さんで、インターネットに詳しい弁護士としてネット上の誹謗中傷への対応等を行っていたのです。
何故そのようなことになったかというと、唐澤弁護士がなんでも実況J版で起きたある騒動の解決を担当したからなのです。
これをおもしろく思わなかったなんJ民がやったことのようです。
その後、唐澤弁護士となんJ民との間で、しばらく攻防が繰り広げられたのでした。
サジェスト汚染に関する対策ってあるの?
サジェスト汚染自体に対して、即効性のある有効な対策というのはないと言われています。
Google等の検索エンジンに訴えかけたりしてもなかなか対応してくれないというのが事実です。
全ての事例に対してすぐに調査をして検索エンジンの仕様を変更するというのは難しいのでしょうね。
しかし、最近はサジェスト汚染は一時期よりもおとなしくなったともいわれています。
一説にはGoogle側が何らかの対策をとったのではとも言われていますが、それでもいつおきるかはわかりません。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回はサジェスト汚染について見てきましたが、ほんのちょっとしたことからもこのようなことの標的にされることがあるのかと思うと恐ろしい限りですね。
テクノロジーの進歩というのは目覚ましいものがありますが
それを使うのはあくまでも人間ですから、最後は人間のモラルや品性の問題に帰結するのかもしれませんね。
今回も記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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