オリックスの杉本選手や日本ハムの清宮選手等プロ野球選手にも使用者がいることで話題となっているシークエンスバットですが、その独特の形状からも、かなりの効果が期待できそうで、一度は使ってみたい、試してみたいという方も多いのではないでしょうか。
しかし、それなりのお値段のものですから、出来ればそれに近いものが安く、自作できればそれにことしたことはありません。
今回は、そんなシークエンスバットの自作について紹介していきます。
そもそもシークエンスバットとは?
シークエンスバットは、主に素振りや置きティーを使ってのティーバッティングで使用するバット、練習器具です。
特徴的なのは、その形状で60センチあまりの短いバットのグリップの少し上の当たりから垂直な部分が突き出ていて、そこからバット本体と平行にグリップが、もう1本出ています。
使い方は、バット本体の方を、右バッターならば左手、本体と平行のグリップの方を右手で持って、スイングします。
その結果、手首を返さない、そして正しい軸が意識出来、懐にスペースを作ることが出来るバッティングフォームが身に付くと評判になっています。
シークエンスバットは自作できる?
シークエンスバット使ってみたいけど、売り切れみたいだし、形だけ似たようなのこしらえた😆
寸法も重さも分からないので適当💦
雰囲気だけ味わってみます(笑)
重い💦 pic.twitter.com/lAqAkNskfe— ろんどべる@少年野球を学ぶ (@rondobell_bb) January 18, 2022
そんなシークエンスバットは、勿論、市販されていて、通販などでも手に入れることができます。価格はAmazonで32,800円となっています。
正規のシークエンスバットは、細部にまで色々と考えながら設計、製造されていて、安全性にも十分考慮されたものですが、似たものをDIYで自作することも出来ます。
使い方は多少違ってくるかもしれませんが、そんな自作のものでも意識を持って練習すれば、正規品に近い効果が期待でそうです。
シークエンスバットを自作する場合の材料は?Amazonなどでもある?
シークエンスバット作ってみた。使っていない片手バット+800円。#シークエンスバット pic.twitter.com/u5fRzkqLGh
— FJT U介 (@yujeter) April 1, 2022
シークエンスバットを自作する場合、3つの部材に分けて考えることが出来ます。1つは本体のバット部分、そして本体と平行するグリップ部分、それにこれを繋ぐ部分です。
本体部分については、短いバットを使うかイレクターパイプと呼ばれる鋼鉄のパイプにプラスチックの被覆をしたものなどを使う方法が考えられます。
そして、もう1本のグリップとこれらを繋ぐ部分にはイレクターパイプを使い、連結にはイレクターパイプ用のジョイントを使うのが便利です。
これらの材料は、Amazonでも手に入れることが出来ますし、イレクターパイプなどは、ホームセンターで購入すれば、好みの長さに切ってもらうことも出来ます。
イレクターパイプ
ジョイント
パイプカッター
短尺バット
- ZETT木製(合竹) トレーニングバット短尺 60センチ、500グラム 4,182円
- GP木製バット 60センチ480グラム 2,322円 65センチ500グラム 2,526円
あとは、レンチなどが必要になってくると思います。
シークエンスバット自作。#シークエンスバット pic.twitter.com/vQSClU6zIr
— ゆうはや (@yuhaya0428) March 8, 2022
とりあえずシークエンスバット自作してみた。短尺バットとホームセンターで+1000円もあれば作れる。この短尺バットだと長さが60cmしかないので実物より4cm短い。あとは重さや重心で効果が変わるとかじゃなきゃ一応使えるのだろうか? pic.twitter.com/ES7AajHUhV
— roki (@rokirokiZ) February 16, 2022
※ジョイント等の画像は、ほんの一例ですので、自己責任でお願いします。
シークエンスバットの自作方法を紹介
ホームセンターにある物でシークエンスバットもどきを作ったからこれで練習しよう笑 pic.twitter.com/cpNFy2GVY9
— 伊里匠 (@9xVZVhZ6Fueb4dX) May 16, 2022
それでは、最後に具体的な作り方を紹介していきます。
まず、本体のバット部分もイレクターパイプを使う場合は、必要な長さのものを用意します。
参考までの正規のシークエンスバットのサイズを紹介しておくと
約65センチ×16センチ、約880グラムから1020グラムとなっています。
グリップの部分は20センチ~30センチぐらいで、あとはパイプを切断した場合は怪我をしないように切断面にやすりをかけてバリを落とし、ジョイントを使って組み立てるだけになります。
本体に、短尺のバット使う場合は、径や形状をジョイントに合すために、ガムテープなど巻いて調整していきます。
これらの作業が終われば、自作のシークエンスバットは出来あがります。
勿論、強度の問題等もありますから、使用の際は安全性に注意が必要だと思いますが、スイングのイメージを作る、チェックをしていくには、これでも十分かもしれません。
まとめ
シークエンスバット使ってみたいけど、売り切れみたいだし、形だけ似たようなのこしらえた😆
寸法も重さも分からないので適当💦
雰囲気だけ味わってみます(笑)
重い💦 pic.twitter.com/lAqAkNskfe— ろんどべる@少年野球を学ぶ (@rondobell_bb) January 18, 2022
みなさんいかがだったでしょうか。
今回は、シークエンスバットの自作について見てきました。
色々な練習器具がありますが、工夫が凝らされた手作りの練習器具というのは、それぞれのニーズに合ったものを作ることも出来ますし、何よりそれだけ強い思いがこもっているようにも感じます。
そして、後々、振り返ると手作りの器具で練習に励んでいた日々がいい思い出にもなっているような気もしますから、是非、一度、チャレンジしてみてくださいね。
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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