ホームラン地蔵とは?どこにある海徳寺?場所は新馬場?逸話や王貞治との関係も


どうもみなさん!こんにちは。カズズです。

 

プロ野球の世界に限らず勝負の世界においては、験を担いだり、最後は神頼みみたいなことってよくありますよね。

 

プロ野球のチームでも、毎年、チームでの神社参拝などのニュースが必ず伝わってきますよね。

 

拝む、お願いする対象というのは、いろんなものがあるでしょうが、ちょっと珍しいものがあります。

 

それは「ホームラン地蔵」と呼ばれるものです。

 

しかし、このホームラン地蔵には、あるドラマが秘められていたのでした。

 

今回はそんなホームラン地蔵について見ていきましょう。

ホームラン地蔵とは?バットとボールを持っているの?

ホームラン地蔵というのは、東京の品川にある海徳寺というお寺の境内にある地蔵菩薩像のことを指しています。

 

このお地蔵様、右手に棒を持ち、左手に珠を持つお姿をしておられます。

 

元々地蔵菩薩像には、右手に錫杖、左手に如意珠というものを持っておられるのが多いのですが、このお地蔵様は逆になっています。

 

そして、このお地蔵様が持っておられるものにはある想いが込められていたのでした。

 

実は、このお地蔵様は、ある野球好きの少年のお墓でもあったのです。

 

14歳という年齢で心臓病のため、この世を去られたその少年が野球が大好きだったということで、このお地蔵様は右手にバット左手にボールを持ったお姿をされているのです。

ホームラン地蔵に関する逸話、世界のホームラン王・王貞治氏との関係?

このホームラン地蔵の元には多くのプロ野球関係者が訪れますが、とりわけ、世界のホームラン王・王貞治氏との関わりは有名でもあり、すべてのスタートともなっています。

 

プロ入り後、まだ活躍する前の王選手が、駒沢球場で打ったボールが運悪く少年に当たってしまい、その少年は入院することになってしまいました。

 

そして、その少年のお見舞いをするために病院を訪れた王選手の元に、それを聞きつけた、ある入院患者のお母さんが訪ねてこられました。

 

その少年は野球が大好きで、王選手の大ファンでもあったのですが、重い心臓病を患っていて、自身が野球をすることは叶わないという状況だったのです。

 

それ以降、王選手は、毎月少年の元を訪ね続けました。

 

少年を支えるつもりだった王選手ですが、自分がいつしか少年に支えられていたのでした。

 

王選手が少年の元を訪ねるようになって3年後、少年は息を引き取りました。

 

亡くなる前日にも少年の元を訪ねた王選手に少年が残した最後の言葉は「さよなら、さよなら」というものでした。

 

少年は亡くなりましたが、自分が野球ができることに感謝の念をいだき続けた王選手は、少年との約束を守り、入団4年目に初のホームランキングに輝くのでした。

 

その後も王選手はホームラン記録の更新といった節目・節目には関らずこのお地蔵様の元を訪れ、少年に報告をされていたそうです。

 

それ以降、多くのプロ野球関係者が、このお地蔵様の元を訪れることになったそうです。

ホームラン地蔵ってどこにあるの?海徳寺にある?場所は南品川?最寄駅は新馬場?

ホームラン地蔵は東京都品川区南品川にある海徳寺というお寺の中にあります。

 

海徳寺は、京浜急行新馬場駅南口から徒歩5分、北品川駅から徒歩11分というところにあります。目黒川沿いにあり、散策途中で立ち寄るにもちょうどいい場所にあります。

ホームラン地蔵がある海徳寺ってどんなお寺なの?

海徳寺は日蓮宗のお寺なのですが、境内がとてもきれいで、別名「花の寺」とも言われています。

 

春には境内の、桜や藤、山吹などの花が咲き、訪れる人の目を楽しませてくれています。

 

今の本堂は、江戸時代の中期に建立されたものです。

 

そして、境内には、長谷川昴さんという著名な彫刻家の方の作品でもあるお釈迦様の像があって、お釈迦様がお生まれになった時の、「天上天下唯我独尊」という言葉にちなんだお姿をされています。

 

また、明治39年に品川沖に停泊していた軍艦千歳に渡るための船が突風を受け、沈没した際には、83名の千歳乗組員の遺体がここ海徳寺に安置されました。

 

そのことにちなんで13回忌にあたる大正8年に建てられた「軍艦千歳殉教者之碑」が、大砲とともに境内にあります。

まとめ

みなさんいかがだったでしょうか?

 

今回はホームラン地蔵について見てきました。

 

ホームラン地蔵という名前からは想像もできないようなドラマがそこにはあったのですね。

 

王さんはその後、世界のホームラン王となり、引退後も球界を支え続けてこられていますが

 

その陰にはいつも亡くなったこの少年への想いや、普通の生活ができ、野球に打ち込めることへの感謝というものが常にあったのですね。

 

そして、常に自分がやらなければいけないことと真摯に向き合ってこられたのですね。

 

やはり、そういった天命や使命感、感謝といったものに支えされた選手は、どんな境遇の中でも強いような気がします。

 

王さんのあのストイックな感じというのには、こういった背景があったのですね。

 

ホームラン地蔵について見てきて、あらためて今の自分の置かれている状況に感謝しなければいけないと感じました。

 

今回は記事を読んでくれてありがとうございました。

 

ではまた~!


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