どうもみなさん!こんにちは。カズズです。
野球は、打つ、投げる、捕る、走るといった色んな要素が組み合わさって、プレーが成立していきます。
そんな中でも、野球を始めた頃、少年野球で最も野球少年が熱中するのが、投げることと打つことで、誰もが最初はピッチャーで4番というのを夢見るのではないでしょうか。
今回は、その中でも、バッティングについて、少年野球の時に、覚えておくこと、またその方法等について見ていきます。
目次
少年野球バッティングフォーム~構え編
まずは、構えについて説明していきます。
実は、この構え方は、その後のスイングに大きく影響していきます。
プロ野球選手などを見ていると個性的な構えの選手も多くいますが、それは、試行錯誤を繰り返した結果、彼らが辿りついたもので、誰もが真似をすればいいというものではありません。
あくまでも、オーソドックスな基本的な構え方というのを身に付けることが必要です。
理想的な構え方をする目的な2つで、「力を抜く」「スムーズにスイングに移行できる」という点です。
それでは具体的なポイントをあげていきます。
・スタンスは、肩幅程度で、ピッチャーとキャッチャーを結んだ線に平行に。
・足のつま先、特に軸足は、開かない。
・軽く膝を曲げて、重心を落とす。
・重心は足の裏の母指球の辺りにくるように。
・お尻を少し引き、腰を前に出すことで、重心線が身体の真ん中を通るように。
・背筋を軽く伸ばす。
・グリップの位置は、右バッターならば右耳、左バッターならば左耳の辺りに。
・軽く脇を閉めて、絞りこむようなグリップをイメージ。
細かく書き出してみましたが、このような感じになると思います。
あくまでも、バランスよく立つことが出来て、力を抜いた状態ということになります。
少年野球バッティングフォーム~スイング編
では、具体的なバットスイング等について見ていきます。
理想とするスイングはインサイドアウトでバットが出てきて、しっかりと最後まで振り切り、大きなフォローがとれるスイングです。
テークバック~トップ
- テークバックの始動では、軸足に重心を移動させるが、軸足がキャッチャーよりに流れないようにする。
- グリップは、まっすぐにキャッチャーの方へ引いていくのではなく、最終的には、背中、頭の後ろの方に収まる。
- テークバックの際は、手先だけでバットを動かすのではなく、背中の大きな筋肉、肩甲骨を動かす意識で。
- トップの位置は耳よりも少し高いぐらいが基本、あまり上げ過ぎない。
トップ~インパクト、フォロースルー
・トップからの切り替えしは下半身が先行する。具体的には、ピッチャー側の足を踏み込みことダウンスイングが開始され、バットはグリップとともに、少し遅れて始動が開始されるイメージ。
この一瞬のズレが、「割れ」「タメ」と呼ばれるものの正体で、それによって、パワーが蓄積されるとともに、インサイドアウトのバット軌道が実現する。
・スイングが開始されると、軸足からピッチャー側の足に重心が移動し始めるが、身体が流れないように意識する。インパクト後にボールを押し込み、力強い打球を打つためには、軸足よりに若干重心が残っていることが必要。
・スイングの軌道は、ライナー性の打球を打つことをイメージする。
以前の少年野球では、ゴロを打つため、ポイントを前においてダウンスイングでボールを捉えることを教えてきたが、フライボール革命に代表されるように、レベルから若干アッパー気味なスイングが自然であり、ボールを遠くへ飛ばせる。
・インパクトは叩くだけでなく、そこから押し込むイメージを持つ。そのためには、下半身主導で、腰を回転させながら、スイングを行い、最後にキャッチャーよりの手で前へ押し込むようなスイングを心掛ける。
・上半身、特にピッチャー側の肩が、早い段階で開いてしまうことに注意。そのためには、ボールの内側をヒットし、反対方向へ強い打球を打つつもりで。
・インパクト後のフォロースルーを大きくとって、背中にバットが当たるぐらいのフルスイングを意識する。
少年野球の頃から、当てるだけのバッティングをしていては、遠くまで飛ばすことが出来る、強い打球を打つことが出来るスイングを身に付けることはできない。そのためには、トップよりもフォロースルーを大きくとるイメージで。
・スイングが終わった後も、体勢が崩れていない、最後までバランスよくスイング出来ていることが大切。
少年野球バッティングフォーム~タイミングの取り方編
昨日のバッティングフォームでちょっと重心後ろというかこの形になってたんで何故か聞いたら@orega_kosei_ からアドバイスされた骨盤を後ろに入れる意識したって事でした
親が思ってるより色々考えてやってるなぁ#少年野球 pic.twitter.com/cOboCklCJX
— TeTA#66〜轟砲一閃〜 (@twittet66r) April 7, 2021
ナイスバッティングのためには大切なタイミングの取り方を紹介していきます。
タイミングをしっかりと取るためには、ピッチャーのモーションに合わせて、ピッチャーよりの足をあげる、軸足よりに重心を移動させることからスイングを始める必要があります。
そこから、トップで間があって、ピッチャーの腕の振りに合わせて、ピッチャー側の足の踏み込みでスイングが始まります。
この時、完全に軸足に重心を載せてしまう1本足に近い打法と、すり足のように軽い重心移動を行うだけの場合とがありますが、タイミングの取り方には個人差がありますから、本人がやりやすい方でいいと思います。
あくまでも、トップでしっかりと間が取れるようにする必要があるので、始動は遅れることがないようにしたいです。
少年野球バッティングフォーム~理想的なフォームを身に付けるには!
バッティングにフォームがあるように、
思考にもフォームがある。少年がプロ野球選手のフォームを真似て技術を習得するように、
上手く思考している人のフォームを取り入れることは思考の技術を向上するのに有効だろう。 pic.twitter.com/ZhFko9nrb9— 牛島 健太 | 学校に行かないと決めた子どもたちのオンライン塾 (@UshijimaJP) May 1, 2021
さて、これまで、少年野球での理想的なバッティングフォームなどについて見てきましたが、それを身に付けるためには、どのようにすればいいのでしょうか。
2つのポイントがあります。それは、「理想的なスイングのイメージを持つこと」と「いつもチェックを行う」ことです。
最初の理想的なイメージについてですが、プロ野球の好きな選手で構いませんから、しっかりとそのスイングを頭に焼き付けて、イメージできるようになってください。
人間の身体はイメージがはっきりとしていればするほど、その動きが出来るようになっています。
よく「真似ることから始まる」と言われますが、その通りだと思います。
勿論、個性的なフォームの選手もいますが、全く理にかなっていないスイングで結果を残している選手はいませんから、しっかりとイメージする、真似ることはとても大切なことで、近道でもあります。
そして、スイングのチェックについてですが、自分ではいつもと同じようにしているつもりでも、だんだんと微妙な違いが生じてくるものです。
小さい子供で、自分でチェックすることが難しければ、周りがチェックしてあげることが必要です。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか。
今回は、少年野球バッティングフォームについて見てきました。
理想的なスイング、フォームは、自然でバランスのいいものです。
当然、色々なピッチャー、変化にも対応できますから、まずは、バッティングフォームについて考えてみることは大切なことだと思います。
そして、あくまでも、今ではなく将来の強打者、ホームランバッターを目出すようなフォーム、スイングを身に付けていけたらいいですね。
今回は記事を読んでくれてありがとうございました。
ではまた~!
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